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高等裁判所

事件が大阪高等裁判所に係属した。
担当部が決まり、裁判長のお名前を調べると、I裁判官だった。

様々なお噂は以前から耳にしている。
最近のご活躍としては、困難な和解をまとめるのに剛腕ぶりを発揮され、格調高い和解前文を書かれたとお聞きする。

お会いするのを楽しみに出かけた。
事件は、単純な貸金返還請求事件であるが、当事者の一方が死亡しており、証拠が乏しく、相手方は金銭消費貸借契約の存在を主張していながら、契約書の原本も提出していない。
一審は、金銭消費貸借契約書は探せば出てくるはずです、というものも含め、生存している当事者の言い分を全面的に信用するという内容だった。

このような事件であるから、I裁判長というのは正直言って嬉しかった。
私にも依頼人(相続人)にも真相はわからない。
I裁判長の洞察力をもって真相を解明していただけるのなら、納得ができるものとなるだろう。

初対面の感想は・・・・・すごいなあ、の一言に尽きた。
双方に対して、書証を探せ、家捜ししてでも探せ、知人宅を回ってでも探せ、ないということがあるか、それが弁護士の仕事だろう、とのご指示である。
・・・以前の勤務先のボスからもこれほど叱られたことはありません、はい。

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