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嫡出子

結婚して数年の女性の離婚相談を聞いていると、どうして結婚したのかな、と思うことがある。
疑問を口にすると、子供ができたから、という答えが多い。

そんなものかな、と思うとともに、どこか割り切れない思いも残る。
食べていけないというのであればともかく、たいていは仕事もあり、知的水準も高い女性たちである。
子供に嫡出子の身分を取得させるために母たちは自分の将来を犠牲にするのか。

彼女たちは子供が生まれる前から、生まれてくる子供への愛情と責任感を抱いている。
夫たちは、子供がいる妻が離婚という思い切った行動にでないとたかをくくっている。
子供達が少し大きくなるまで母達は夫からの暴言、ときに暴力を堪え忍ぶ。

嫡出の身分はそれほど重要なことなのだろうか、自分だったらどうするだろうか、と考えてみた。
出産は現在でも危険なことあり、死の可能性すらある。
自分一人のことなら、少々の危険に直面してもそんなに簡単には将来を売り渡したりはしないだろう。
しかし、出産で自分が死んだらどうなるのか。
子供は生まれたときから孤児となる。

婚姻届けは、自分に万一のことがあったときにも、父親に子供の扶養義務を負わせる力を持つ。
無事に出産を生き延び、さらにこの保険が不要になったと思ったとき、彼女たちは離婚を考えるのか。

結局のところ想像でしかない。
しかし、母になる、というのは大変なことなのだろうなと思った。


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