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調停

調停には調停委員がいる。
法律家もいるが、そうでない人も多い。

『離婚調停の奥義』というタイトルの本を購入した。
調停委員向けらしいが、調停成立に向けてのノウハウが書かれている。
調停委員が調停で問題を解決しようとするなら、このくらい解決向けた強い意志が必要であると思う。

家裁では調停委員の奇妙な言動によく出会う。
依頼人には調停委員は法律家ではない、奇妙な言動をしても気にしないように、と予め注意をしておく。
これを忘れると、怒り出したり、どこかへ抗議文を出す、とまで言う人もいるから大切なことである。

婚姻費用の分担の調停が成立したとたんに、妻に向かって、夫は帰って来ないわよ、どうして離婚しないの、離婚したらどうなの、と言った調停委員がいた。

夫の不倫を問題にしている調停で、2人の子のうち一人は妻の連れ子であることにこだわった調停委員もいた(夫と子供達の仲は良好だった)。

にっこり笑って、私たちの仕事は聞くことです、意見を言うことではありませんと言って、なるほどよく聞いてはくれたが、時間ばかりかかり、自分からは何一つ事態を進展させず、かえって双方の不信を増幅させたのではないかと思われる調停委員もいた。

国民の司法参加により、良識を司法に反映できるとのことである。
当事者にとってはただただ迷惑なのである。

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