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裁判官評価

某先生の事務所から、事前に配布されている裁判官人事評価資料の提出期限が今月末だと注意を促す電話をいただいた。
すっかり失念していた、と言うよりは、配布された資料を読んだときに、失念したふりをしようと思っていた。

裁判官の人事評価資料とは、裁判官の事件処理についての能力を評価するもののようである。
記載例として、早く訴訟を終わることにとらわれて事案の実体を見ようとせず、内容のおかしな書証を鵜呑みにして判断をした裁判が控訴審で棄却され、上告が認められなかったという事案が挙げられている。

こんな典型的な例を持っていれば資料の作成は楽だろうな、と思う。

以前に同じようなアンケートがあり、そのときは、家裁の少年審判をしたベテラン裁判官について書かせていただいた。
少年は審判を受けるのは2度目であったが、少年の親は以前の審判について強い不信感を抱いていた。
今度の審判官は大丈夫だからね、と事前に告げていたが半信半疑だったらしい。

当日、審判官は少年と対話をした。少年が事件を起こした理由、事件以後に考えたこと、少年が読んだ本等について対話をした。
少年は一つ一つの問いに対し自分の頭で考えながら答えていた。
傍らで見ていて、その関係は安心できるものであったし、信頼できるものであった。

審判が終わった後、少年の親は、前回と全く違う、審判廷の空気からして違った、と感激していた。

こんなことを記載したが、その後弁護士会が集めたアンケートを裁判所に提出しようとすると受け取りを拒否されたやに聞いている。確かではない。

さて、今回は何を書こうか。
手持ちの事件数はたいしたことはなく、それほど多くの裁判官に接しているわけでもない。
終結していない事件については書きたくない。事件の途中で少々ピントがぼけていると思っても、終結後にまとめて勉強するタイプで、判決はきちんと書くかもしれない。それはそれでそういう評価をしたい。

期限である今月末までに適当な案件が見つかれば、と記載を先延ばしにしている。

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