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カーボンナノチューブ

知財権の研究会。今月はNEC基礎・環境研究所石田一郎先生のご講演。
同研究所の飯島先生によるカーボンナノチューブの発見のエピソードから特許戦略まで幅広く興味深い内容。

模型や電子顕微鏡写真を駆使したカーボンの構造と性質の説明に聞き入ってしまう。
資料中の周期律表を見ると高校時代に「水兵リーベぼくの船・・・・」と唱えたことを思い出す。
電子顕微鏡、圧力と温度のグラフ等の資料を見ているとそういえばずいぶん以前にこういう環境に自分もいたっけ、と思う。

(原則として)特許出願前に学会に発表すると特許を受けることができなくなるのだが、研究者としてはノーベル賞を目指してしのぎを削っており、特許出願のために学会発表が遅れるのはつらい、と言っておられた。

法律家は当然のこととして学会で公表されたものは特許を受けることはできない、と言うが、理系出身者としてはこれを聞くたびにそれはおかしい、と違和感を感じていた。
学界では、世界中で誰が一番先に論文を発表したかが重要であり、研究の成果は速やかに学会に報告するのが常識である。
研究者を無視した特許法の規定、なんとかならないものなのだろうか。

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