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堺支部(刑事)

午前、堺支部で刑事公判。
10分ほど早く着いたので、前の事件の傍聴をすることにした。
傍聴席が1列しかなく、壁際に押しつけられている感じでとても狭い。

検事と被告人のやりとりから、児童に対する強制わいせつ事件らしいとわかる。
傍聴席の被害者の親族らしい人達が時折悔し涙をぬぐっておられる。
気の毒でこちらも怒りがこみあげてくる。

若い颯爽とした検察官と、若い女性の裁判官の組み合わせ。
法廷での雰囲気からすると、追及の厳しい検察官とその上にさら
にしつこい質問をする裁判官の組み合わせらしい。
自分の事件の被告人質問の組み立てを再考する。

簡易公判手続きをすることについて同意を求められる。
簡易公判手続を好む裁判官は時折いるが、検察官の要旨の告知を省略して一体どんなメリットがあるのだろうか。
裁判官だってどんな証拠があるか説明を聞いた方がわかりやすいだろうに、と思う。

法廷が狭く、被告人との距離が近いため、被告人の方を向いて質問をすると裁判官が死角になり、様子を窺うことができない。
検察官の質問の後、彼女が質問をする。
要旨の告知も受けずに彼女がこの場で記録に出てくる人間関係について質問ができるということは、弁護人、検察官と被告人とのやりとりの間、記録を読んでいたのではないかと疑ってしまう。

検察官が提出した書面を読んで、思いつきで質問をするのが裁判官の公判における仕事なら、私は裁判官が法廷で記録を読むための時間かせぎのためだけにいるのだろうか。

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