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医療過誤

5年ほど前の研修速報に医療過誤事件の講演録が載っているのを見つけた。医療過誤専門の先生のご講演。行間からこの類型の訴訟は何がむつかしいのかが浮かび上がってくる。
通常の訴訟の場合、何があったのか、そしてどうしたいのか、ということは依頼人に聞くのが一番よくわかる。しかし、医療過誤の場合、治療を受けた人が亡くなっていることも多く、仮に生存していたとしても、何があったのか理解どころか認識もしていないことがほとんどなのだ。自分が医者にかかったときのことを考えてもそれはそうだろうと思う。
そんな状況でも何があったのか知りたいという人がいるとき、訴訟以外の場でそれがかなわないなら、訴訟をするしかないじゃない、と思う。
その結果、判決が認定する「事実」が依頼人の気に入るものであってもなくても。

医療過誤訴訟の依頼人の弁護士に対する不満のアンケートの結果が載っている。
取り組みが甘い、能力が低い、鑑定医が見つけられない、医療がわかっていないetc.
信頼関係を築くために必要なことは何かというアンケートの結果も載っている。
頼りすぎない、感情に走らない、依頼人も勉強をするetc.

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