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判決

破綻した金融機関の理事(複数)に対する杜撰な融資の責任追及訴訟。地裁で判決があり、勝ったことは勝ったのだけれど、あまり感慨がわかない。密接な人間関係の中でうすうすは気づいていた背任行為に他の理事が手を貸したのではないかと疑っていたのだけれど、裁判所はそういう背景はばっさり切り捨てて回収見込みだけで判断。お利口さんの文章だとは思うけど、事案の本質がどこかに置き忘れられているようで、なんだかなあ、と感じは否めない。

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お仕事日和

ここ数日、長い免責審尋に出会ったり午後のほとんどを家裁の待合室で過ごしたり、夕方から連日研究会、委員会が入っていたりで依頼人への連絡等がたまっている。こういう仕事がたまってくると底なし沼に踏み込んでしまったのではないかといったどんよりした気分になる。
今日は久しぶりに一日予定が入っていない。朝からたまっていた仕事を少しずつ片づけ始める。手紙やFAXをどんどん送ると気分がいい。

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裁判の公開

お昼に薬局に行くとテレビが置いてあり、バラエティ番組で裁判のコメントをしていた。法廷の構造を図で示し、傍聴しても被告人の顔が見えないのが不満だとのコメントをしていた。
裁判の公開は、裁判の公正さを担保するのが目的ということになっている。つまり誰も知らないうちに国民がいいかげんな、あるいは政治的な裁判で有罪とされないようにするための制度である。また、裁判では、被告人の防御権は十分に保障されなければ公正な審理はできない。無罪の主張と立証をしようとする度に傍聴席から怒号や泣き声が起きるようでは、気の弱い人は怯えて何も言えず、無罪の人を有罪にするおそれもある。そうでなくても、言い分を十分に言えずに有罪になった人は裁判に納得しないだろう。

しかし、お上に対する信頼の厚い我が国では、警察が捕まえた被告人は犯人であり、裁判所は国民の味方であり、被告人は国民の敵である。
それはそれでのどやかで健全なよい国家、国民性ではないかと思うのだけど。

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免責審尋

破産事件の免責審尋。集団審尋なので、10分くらいで終わるだろうと思っていたら長かった。裁判官が質問して、集まっている人に順に答えさせている。この中で何割程度の人が免責されるでしょうか?との質問。普通は答えられないだろうな。他人がどんな内容の申し立てをしているか知っている人はいないもの。集団審尋は比較的問題のない事件だけを集めて行われるという前提を知っていれば推測はつくかもしれないけど。免責審尋を丁寧にしてほしいという要望を裁判所に出す先生方がおられることを受けてのパフォーマンスだろうか。
家裁から戻ると相手方から準備書面が届いている。センスの悪い書面。一審のときからあれだけ丁寧に教えてあげているのに。

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建築紛争相談

弁護士会建築紛争相談担当。初めて建築紛争相談に登録したので、年末年始に建築に関する本を読んで勉強していた。しかし、実際に相談日が近づくにつれて、知らないことを聞かれたらどうしようかと不安がつのり、建築紛争相談の本をさらに一冊購入し週末に読んで、相談室へも参考文献を持ち込む。
実際に現れた相談者は、なぜか霊感商法相談、交通事故相談、出資金返還相談・・・・?建築紛争事件は1件だけ。新築のマンションを購入して引き渡し前の内覧会に行ったら和室の天井に衝撃的な物を発見したという事案。ご自分で業者と交渉されるとのこと。健闘をお祈りする。

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弁護士会集中研修

午前10時から午後3時まで医事紛争集中研修。講師は寺島先生(証拠保全)と平栗先生(訴状と準備書面)。
寺島先生の説明を聞いて、先端医療は先端技術を駆使してなされ、その記録も当然そのようなものとなるので、保全する側もそのような装備を準備する必要があると理解。一般に弁護士事務所は設備が遅れている。先端の医療機関の設備と比べると雲泥の差がある。弁護士事務所と同じくらいかもっとレトロな裁判所を説得しつつ、高度な医療に種々の電子機器を担いで立ち向かう。華奢で華やかな寺島先生はとってもパワフル(ピンクのブーツ!)。
平栗先生は重要な最高裁判例を丁寧に解説。項目ごとに分類されていて貴重な資料。

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交通事故

ここ1週間くらいオートバイで走行中の視野のデータを探していたが、本人と打ち合わせをしてようやくこのデータが見当たらない理由に納得。フルフェイスのヘルメットを被って運転するので、もともと視野が狭く、後方はミラーで確認をするものとのこと。自分がバイクを運転しないと、こんなことも感覚的にわからない。それでも、情報を探す過程でバイクのブレーキのかけ方だとかカーブの仕方などちょっとした知識が増えたのは収穫。
本人は生真面目で慎重な性格。慎重さ、几帳面さが裏目に出たのかという事故。どんなに気をつけていても事故が起きるとわかったので、もう運転は嫌だとのこと。被害者は自宅でリハビリ中。彼と共に一日も早い職場復帰をお祈りする。

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第9刑事部

大阪地裁刑事9部。初めて行く部。検察官が証拠を提出すると裁判官が何か言っておられる。書証の重要部分を朗読される裁判官は初めて見た。こういうやり方もあるのか思う。検察官、裁判官ともに感じのよい部。

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府立中之島図書館

立派な外観だし、そこそこの規模がありそうだと本を探しに立ち寄る。かばんをロッカーに入れて2階に上がるが、本が見当たらない。案内で尋ねると、ビジネス書と大阪府に関する書籍しか置いていない、この建物は文化財で改修のために本は移動させたとのこと。
古い立派な建物を大事に使うのは賛成だし、そのための多少の不便もかまわない。しかしそれは図書館としての機能があることを前提としている。ビジネス書ってこんな場所で利用者が多いのかしら。いっそ図書館以外の何か府民にとって利用価値のあるものに転用してはいかが。これでは単なる文化財であるところの箱。図書館も公会堂も外観は良いのに中がつまらない。それは古いからではないと思う。

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短期消滅時効

民法に短期消滅時効が規定されている。小売商人の販売した商品の代価の時効は2年、料理店の飲食料の時効は1年。
それでは、マクドナルドのテイクアウトはどちらに入るのだろうか、駅のお弁当売りは、店内でも飲食できてテイクアウトもしている丼屋はどちらだろう?寿司屋の出前、ピザのデリバリーは?
考えてもあまり実益のないこととは思うけど。

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片山鳥取県知事

鳥取県片山知事大阪弁護士会・日弁連共催講演会。お金の話と夢の話を一緒にすることができるところに行政マンらしさを感じる。シャープでクリアで暖かい。こういう知事を持つ県民は幸せだと思う。翻って大阪市。だから市民税の不払いなどと品のないことを言うつもりはないけれど、知事の講演後の意見交換会のメンバーに大阪市財政局が入っているのを見てよくおいでになったものと思う。企画段階ではあんなことは世間に知られていなかったのね。知事は講演で背広について皮肉一言。さらに最近の合併の風潮についても警告。せめて知事の警告を理解する程度の知能程度の議員、首長のいる自治体の住民でありたい(知事は自治体の議員・首長の知能程度について皮肉にとどめずまじめに論じておられた。なぜ現在多くの自治体が借金まみれなのか。)。

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一覧表作成作業

個人情報保護規定関係の作業が続いている。
気乗りのしない作業のためか、なかなか進まない。
事務局が作成したDB一覧表の改訂とその理由。
今日中に仕上げるつもりだったのに。
同じ23条関係でも拒否対応チームは回答拒否した銀行に送付する文章作成中。
こちらの方がよほどおもしろそう。
夕方から17・19民懇談会予定。

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受付業務

相談課受付担当。受付なので簡単に事案を把握して振り分ければよいに、気を付けないと実質的な法律相談をしている。回収見込みのほとんどない事案での紹介依頼には弁護士費用が無駄になるおそれがあるがそれでもよいかと尋ね、任意整理希望の人には収入を聞いて任意整理より個人再生の方が達成見込みが高いと告げ・・・・。
一人にあまり時間をとると順番待ちの方をお待たせすることになるから、ほどほどに、と自戒する。
以前相談した弁護士はこう言ったと主張される方がしばしばおられる。あなたの意に添う見通しを述べる弁護士がいるなら、その弁護士に依頼されてはいかがですか、と言うのだけれど。

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オートバイ

オートバイの交通事故。制動距離が知りたくて、急ブレーキをかければどうなっていたのかを本人に尋ねると雨の日に急ブレーキをかけると転倒していたとのこと。裁判所の帰りに書店に寄ってバイクのブレーキや制動距離に関する資料の掲載されている書籍を探すが適当なものが見当たらない。
当初バイクは自動車より簡単に止まれるのではないかと考えていたが、本質的に違う乗り物のような気がしてきた。

起訴状の記載からは何が過失とされているのかよくわからなかったが、裁判所は自分にはこれで過失の内容がわかると言うので、どう理解したのか教えてほしいと言うと答えなかった。支部の検察と裁判所はかばい合う存在なのか。美しい友情にちょっと感動。次回は刑事判決起案の手引きの該当箇所のコピーを両名に差し上げよう。

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協議会

午前10時から検察庁2階会議室で司法事務協議会。
午前刑事関係、午後民事関係。今年はもめる事案のない穏やかな協議会でした。
昼休みを利用して数名の先生と24階の食堂で、個人情報保護規則への意見書案について木内先生からいただいた詳細な分析をもとに検討をする。
本日の協議事項の中で興味をひいたのはカラー印刷や写真の取り込みを駆使した準備書面の是非。
カラー印刷で書面を作成することを売り物に顧客を誘う事務所があるとの情報には笑ってしまった。
多色刷りマンガ入りでないと理解できない?我が国の国民は活字から情報を得る能力を失いつつあるのか (嘆いていないでそういう書面の作成を検討するのが「市民サービス」か)。

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架空請求等お役立ちサイト

友人が作成した、架空請求、悪質業者等に関するホームページです。
http://www.geocities.jp/nobita7373/

北海道関係のものが多いですが、他の地域の方もこれを参考に、お住まいの地域に関連するサイトを検索されればよいかと思います。
同じ財務局でも、関東財務局や近畿財務局ではなく北海道財務局というとロマンチックに聞こえるのはなぜ。

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事務員さん

新しい事務員さんを探しに弁護士会の総務課へ。会には法律事務所への就職希望者を登録するシステムがある。
前回は、9月ころに登録票を見に行ったので、希望者があまりいなかったが、今回は、時期的なものか登録が多い。
何人かに電話をかけて面談の予約を入れる。
事務所に合った方が見つかればいいなあ。

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個人情報保護PT

9時前に事務所に出勤し、すぐに弁護士会の事務局へ。総務課の保有する資料が個人情報データベース等に該当するか否か再確認作業。事務局の援助を受けて2時間弱で作業を終え、事務所に戻って結果をふまえて23条小委員会への意見書作成。
意見書というよりは説明書に近い。書いている途中で法解釈がわからなくなり、一人で悩んでいるよりはと情報保護PTに出席するため再び弁護士会へ。
少し議論してもらってPTの結論を出してもらい、再度小委員会への意見書への反映を試みる。
・・・・・私、本来の仕事があるんだけどなあ。

事務員さん募集中。誰か良い人がいたら紹介してください。

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遺産事件

遺産をめぐる事件で調停が成立した。被相続人の死亡から1年11か月。調停申立から1年3か月。
相続人間には面識がなかった。依頼人が相手の存在を知ったのさえそんなに古い話ではない。
それぞれの人生に背景があり、亡くなった人への、生きている人への思いがある。
しかし、憎しみが正面からぶつかり合うのだけは避けたかった。
この事件はどこに落ち着くのだろうか、と心配した時期もあったけれど、ようやく終結した。これで、当事者は相互に解放されるはずである。
戸籍上親族であることはどうしようもないとしても。

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