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裁判の公開

お昼に薬局に行くとテレビが置いてあり、バラエティ番組で裁判のコメントをしていた。法廷の構造を図で示し、傍聴しても被告人の顔が見えないのが不満だとのコメントをしていた。
裁判の公開は、裁判の公正さを担保するのが目的ということになっている。つまり誰も知らないうちに国民がいいかげんな、あるいは政治的な裁判で有罪とされないようにするための制度である。また、裁判では、被告人の防御権は十分に保障されなければ公正な審理はできない。無罪の主張と立証をしようとする度に傍聴席から怒号や泣き声が起きるようでは、気の弱い人は怯えて何も言えず、無罪の人を有罪にするおそれもある。そうでなくても、言い分を十分に言えずに有罪になった人は裁判に納得しないだろう。

しかし、お上に対する信頼の厚い我が国では、警察が捕まえた被告人は犯人であり、裁判所は国民の味方であり、被告人は国民の敵である。
それはそれでのどやかで健全なよい国家、国民性ではないかと思うのだけど。

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