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東京地裁判決

東京地裁が武富士に賠償命令。http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20050330AT1G3001630032005.html
報道された程度しか内容はわからないが、東京地裁の判断は極めて妥当なものと思う。

他方、東京地裁のような極めて常識的な意見はメディアから消えてしまっているのではないかと危惧させるニュース。
週間朝日が武富士から5000万円を受け取っていたとのこと。http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20050330i216.htm

最近既存メディアはメディアの使命という言葉を頻繁に使っているようであるが、既存のメディアはサラ金と今までどのようにおつきあいをなさり、どのような報道をして来られたのか。
堂々とテレビにコマーシャルが流れ、雑誌に広告が載る。
お客様のためにだのご利用は計画的にだのと言った広告を見るたびに気分が悪くなる。
借りた金は返すという多くの日本人の倫理観に支えられて彼らは高利を取り立て肥え太る。
なお、彼らは今やサラ金と呼ばれるのを嫌がり、なにやら高尚そうに聞こえる呼び方を要求しているらしい。
これも売春を援助交際などとメディアが報道する国にふさわしいのかもしれない。


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刑裁教官

昨日の夕刊と今朝の朝刊の裁判記事に研修所の前期と後期のクラスの刑事裁判教官のお名前を見つけた。ひとつはそごう元会長の事件、ひとつはアレフ関連の事件。いずれも東京地裁。
もし自分が裁判官だったら、どちらの事件の担当になってもあまり嬉しくないだろうなと思う。
刑事裁判官にかかる重圧とストレスはどの程度のものなのだろうかと心配してしまう。

・・それにしても、92歳の人と相対してその犯罪を指弾するなんて考えただけでも気力が萎えてしまいそう。
http://www.sankei.co.jp/news/050329/sha079.htm

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交通事故相談

日弁連の交通事故相談。10時30分から3時30分の予定だったが、予約があったのは午前2件、午後1件だけ。
交通事故のトラブルが少ないのは喜ばしいことだ。
3件のうち2件は、保険会社との金額の交渉の相談。幸いいずれもたいしたお怪我はないため、ご本人が交渉なさるとのこと。
このような場合、妥当な金額はどのくらいか、と言われても、ちょっと考え込んでしまう。
確かに裁判基準は公表されている。しかし、これは裁判をしたときの目安にはなるが、裁判外の交渉でこの金額で保険会社が同意するかというとむつかしいだろう。
弁護士が交渉に当たるときには、決裂すれば裁判を起こすという選択肢があるが、ご本人での交渉は決裂した場合の次ぎの一手がない。
交渉で、どこで手を打つかは、ご本人の判断によるところが大きい。

以前、エジプトに行ったとき、ガイドさんが、買い物の秘訣は、商談が成立したとき、自分が得をしたと思うことだと教えてくれた。
人と人との関係は、このくらいの大らかさがちょうどよいのかもしれない。


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大学の先生

机の上を整理していて、1月号の扶助協会だよりが埋もれていることを発見。学習院大学の紙谷先生のエッセイが掲載されている。この方には扶助協会の理事の肩書きも付されている。
タイトルは「初夢」で2020年の司法支援センター業務について書かれているらしい。
らしい、というのは、内容は自分の住民票と印鑑証明が知らない間に誰かが自分の名で取っていないかの調査を依頼するというものであり、私程度の知識では、司法支援センターより市役所の窓口の方がよほど適切と思われる内容であるため、本当に司法支援センターのことを言っているのか、役所と一体化した別の何かを言っているのか疑問が残るからだ。しかも無料相談というのをさりげなくアピールしている。
この国の大学の先生には、常識と共にコスト意識も欠如しているのではないかとふと不安になった。

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春なのに

懸案の仕事も目処がたち始めたので、今日は控訴理由書の素案作成と商標契約の執筆準備に手をつけようかなあとのんびりしていたら、郵便が到着するころになって俄にあわただしくなる。
管財事件で裁判所に届出のない財産が判明。電話をすると何か言い訳をしているが、関係者に電話で問い合わせると話が食い違う。調査の必要あり。
そうしているうちに近弁連税務委員会の先生から、次回の税理士会との共同研究会で報告担当者を引き受けてほしいと連絡。今まで他の先生方の報告を聞かせていただいてばかりなので、たまには、と引き受けると、こんな設例あり?という問題。
二者択一で好きな方を選択してよいということなので、大学で専攻した国際私法関係の方を選ばせていただく。
某国石油王の子が日本に住所を有していて、石油王が死亡し財産を承継することになったが・・・・・?何だこれは。
某国独裁者の子が歌舞伎町が好きで日本に住所を有していて・・・・・・・・・・・(くわばらくわばら)。

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傍聴席

午後の刑事法廷。幼い子供達が年配の男性と一緒に傍聴席にいる。おじいさんが春休みの孫達を社会見学に連れて来たのかしら。
重い病気で働けなくなり、離婚して一人暮らしで、不安と寂しさから酒、覚せい剤と手を出した中年男性の事案。一度は裏切られた被告人の親族が、それでももう一度だけは被告人にできる限りの援助をすると証言。
傍聴席の子供達に人生の重さがどれだけ伝わるだろう。身じろぎもせずに行儀よく座っている。
裁判が終わると子供達も法廷の外に出てろうかで卒園式の歌を歌っていた。

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患者様

お医者さんが覚せい剤の所持で逮捕されたとのニュース。http://www.nikkansports.com/ns/general/f-so-tp0-050204-0012.html

偉いお医者さんの講演では、いつも医師の不祥事に話が及ぶと、それは医師としての問題ではなく、倫理の問題である、と仰る。
カルテの改竄でも診療報酬の水増し請求でもお医者様たちは同様のご見解のようだ。

個人の倫理の問題であっても、医師の不祥事が後を絶たないなら、医師会として倫理研修をするなり、医学部で道徳の授業をするなり、何らかの対応をすべきではないのか。

弁護士会では、倫理研修を義務づけているし、不祥事が起きたときには、どうして防げなかったのか、再発を防ぐためにはどうしたらいいのかが様々なレベルで議論されている。

患者を患者様と呼んだところで、何が変わるわけでもないし、こちらも患者様と呼ばれて特にうれしいわけではない。
患者様などと呼んでもらわなくても、まともな治療が受けられ、社会人としてのごく普通の良識ある行動をとってもらえれば、それで十分お医者様には感謝するし尊敬もするのだ。

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公正な競争

不正競争を防止するのは、公正な競争を保護するためである。
公正な競争は、事業者の利益だけではなく、消費者の利益でもある。

大手かつらメーカーの従業員が、顧客がメンテナンス料が高額なのを不満に思っているのを知って、退職後安価なメンテナンスを売り物にした事業を始め、新聞折り込み、ちらしなどで広告をする。
大手かつらメーカーの客の何人かは元従業員たちが働く店の顧客となる。

大手かつらメーカーは、顧客名簿を持ち出された、退職後2年は競業しないとした誓約書に違反するとして不正競争防止法に基づいて元従業員らを訴えた。http://courtdomino2.courts.go.jp/chizai.nsf/c617a99bb925a29449256795007fb7d1/3fc6872a4de7bfb749256fb1002c28c5?OpenDocument

東京地裁は、顧客名簿の持ち出しは認定できない、元従業員らがしているメンテナンス業務は誓約書で2年間はしないと約束した競業には該当しないとした。

元従業員らの店の顧客の7割はそのメーカーの客であり、元従業員らは、そのメーカーのかつらのメンテナンスを得意としているはずである。
ちらしにも、他社かつらのメンテナンスとなっているが、おそらく、あるタイプを特定しているから、ちらしを受け取ったかつら使用者には、どのメーカーのどのタイプを得意としているのかが伝わっていると思われる。
つまり、特定のメーカーの特定のタイプのかつらのメンテナンスを格安でする店、というちらしであったと思われる。

メーカーにすれば、購入後何年にもわたって支払われるメンテナンス料は収入源である。
その部分だけ安く引き受けるという店が現れ、しかもそれが元従業員らによってなされれば、おもしろくないことは想像に難くない。

顧客は、価格競争でメンテナンス料が下がればありがたい。
従業員には、職業選択の自由がある。

公正な競争とは何か、を考えさせる事件。


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水野先生税法ご講演

水野先生税法講演。お話上手でしかもお得意の分野、ということで魅力的な講演になりました。
最近の裁判例では納税者に有利な流れがあることを説明し、税務署が負けた事例をいくつか紹介し、だめ押しに3600億円という税金を税務署から取り戻した事例を紹介。
3600億円の訴訟に勝つと弁護士報酬がいくらになるのか、即座に講演を聴いていた先生方が計算を始められた。もしかしたら魅力的な分野かも。
が、やはり理性は税法はむつかしく、税の専門家である税務署と争って勝つのは大変であると告げる。
そのうち報酬を計算していた先生方は、多額の報酬を受け取ると多額の税金を支払わなければならないことに思い至られ、その上税務署から報復的な嫌がらせを受けるのではないかとの心配を始められた。
水野先生は、国から不当な課税をされた人を救わないのは人権問題だ、刑事弁護と同じだ、と熱弁をふるわれるのだが。

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文明国

町の小さな診療所と専門病院は違う。専門病院でできる治療が診療所でできないといって診療所の医師に過失があるわけではない。これは当然だと思う。
専門病院で発見できる病気が診療所で発見できなかったとしても診療所の医師の過失とはならないことがある。これもわかる。
しかし、だから、重病患者を診た診療所の医師がたいした病気ではないと考え、自分で検査することはおろか病院に検査に行くこともすすめなかったのは当然だ、と言うのはどうか。
これがまかり通れば、自分がどの程度の病気かは患者自身が判断してそれに応じた医療機関で診察を受けなければならなくなる。重病なのに診療所に通院して手遅れになるリスクは患者が負担しろということである。
診療所で検査をすると過剰診療と言われるおそれがあるから検査しなかったのは当然である、という論理を医師の口から聞いたときには、頭がくらくらした。
これが正しければ、必要な検査か過剰診療かの区別が自分ではつかない、だから何もせずに運を天に任せているのが「医者」の看板をあげているということである。
今まで自分が文明国に住んでいると思っていたのは単なる思いこみだったとわかった。

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腹話術

お正月明けの会派座談会の内容がゲラ刷りで届く。明日の午後までに修正箇所を連絡せよとのことなので、自分の発言とされている箇所だけチェックする。
うーん。言っていないとは言わない。けど、腹話術の人形になった気分。
(私の)発言内容を読んで、これ本当なの?って聞かないでくださいね。

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出版事情

『医療訴訟ケースファイルVol.1』(判タ社)を購入。探しに行かなきゃと思いながら忘れていた本。CDRom付きで5600円(本体価格)。何が入っているのかちょっとわくわくしたCDRomは開けて見ると判決文の一部(しかもPDF)。おまけ感覚か(ちなみにスウェーデン不競法ではおまけは一切禁止らしい(3月14日分参照)・・・・しつこい)。

5600円という価格は裁判官が購入することを予定してのことか。
ちなみに『破産管財手続の運用と書式』はCDRom付きで5500円(本体価格)。CDRomは一太郎、ワードファイルで内容は便利な書式集(ちょっと宣伝)。ただし、増刷時期なので、もし購入予定の方がおられれば、もう少し待ってバージョンアップしてからの方がよろしいかと。

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被疑者弁護

当番弁護から引き受けた被疑者と面談し、当初のよくわからない説明から、納得のできる話へと変遷。まるで母親に内緒話をする子供みたい。ようやく理解できる話になったので嬉しくて担当副検事に電話して、起訴猶予の検討をお願いしたいので面談してほしいと言ったところ、信用してないから検討は無理とにべもない。捜査機関としては疑うのも無理はない状況だけど、満期まであとわずか。疑いを立証できるのか。
検察修習のときに、被疑者は三度自白すると教えてくれた検事がおられた。
私が騙されているのか、検察の猜疑心が強すぎるのか、公判で明らかにされるだろう。楽しみ。

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江口順一教授ご講演

知財研江口順一教授講演。不正競争防止法比較制度論。大学で江口教授は経済法というタイトルで不正競争防止法、独占禁止法、景表法等の講義をしておられた。今回不競法の経済基本法という位置づけや独占禁止法との関係についての講義を聞いて初めて先生がどのような意図で経済法の講義をしておられたのかがわかった(遅すぎ)。
一流の学者の講演は、聞いてすぐに役にたつという類のものではないけれど知的刺激に満ちている。

講演内容で不思議だったのは、スウェーデンには無用な商品の販売を規制する法律があるということ。
無用な商品って何だろう?スウェーデンの教科書には、「手回し洗濯機」が例としてあげられているとのこと。
日本で「無用な商品」なんて曖昧な表現で広告規制をしたら、表現の自由に抵触するんじゃないだろうか?広告は消費者の知る権利でもあるのだけど?

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金で買えるもの

日本放送株の取得をめぐり、「何でも金で買えるというのは間違いだ」という趣旨のコメントが何度もテレビで流されている。何でも金で買えるというのが間違いであることに異論のある人はないだろうし、なんだか倫理的な響きさえして、言っている人の品格を高めるような言葉だと思う。
しかし、ここで問題になっているのは株式ではないのか。
何でも金で買うことはできないが、金で買えるものも多い。そして、上場されている株は、金で買えるものの典型例である。これを金で買うのがおかしいと言っているのだろうか。エスタブリッシュメントしか株を買ってはいけないというのであろうか。
一般論に隠れた曖昧な言い方をせず(ついでに自分の倫理性が高いことをほのめかし、暗に相手の品性を貶めようなどとしたりせず)、何を金で買うのがおかしいのか、具体的に示してもらいたいと思う。
「上場されている株式を金で買えると思うのは間違いだ」と言ってもらい、それに対する是非を公論の対象としたいものである。
そのときには、会社は誰のものか、という少し前に流行った会社法の議論が具体性を帯びて再び、そして今度は国民的な規模で論じられることになると思う。そうして、「日本型」資本主義というもののが存在するのか否か、存在するのであればその内容は何か、などが明らかになるならば、それはそれでおもしろいと思うのだが。

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四次元ポケット

女性センターも何度か担当しているとだんだんと雰囲気がのみこめてきた。法律の説明するより、相手の話を相づちを打ちながら聞いている方が適切なこともある。相談に来られる方も、既にどこかに相談に行き説明を受けていることが多い。つまり、どうしようもないことはわかっておられるのだ。なんとかしようと無理に考えると、そんなことができるか、と叱られることになる。人生は、特に人間関係は思い通りにならないことが多く、法律はドラえもんのポケットではないのだ。
・・・・・・昨日に引き続きタイトルがメルヘンチック。

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モモ

午後から女性センターの担当、その後知財権の本作りの打ち合わせなので午前中にできるだけ事務を処理するべく奮闘中・・・なのだけれども、片づけても片づけても終わらない仕事たちにいいかげんうんざりしてくる。

モモ。時間泥棒から時間を取り戻した女の子のお話。
効率的に仕事をしようとするとどんどん忙しくなるような気がする。発想の転換が必要か。

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刑裁実務修習

友新会研究委員会に新しく家事実務研究会ができる予定。代表は家裁の調停官もしておられる片山登志子先生。本年度中の立ち上げであれば今日の幹事会に書類を提出しなければならないと言われ作成して提出。
検察庁に閲覧に行くついでに弁選提出。年間4件の国選登録なのになぜか常に刑事事件があるような気がするのは、追起訴に時間がかかるので終結までに数か月かかるためか。
刑事裁判実務修習の配属先の部総括は、事件には個性があるからそれを掴むように、と指導された。
似たように見える事件も、意識して見つめるとそれぞれの人生が背後にあるのが見えてくる。
部総括は、刑事事件をおもしろいと思うかどうかは人間に興味があるかどうかだとも仰っていた。
これは感性の問題だと思う。

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国選費用

午前堺支部。業過の裁判。被告人に事故周辺の写真を撮ってきてもらったり、周囲の状況、路面の状態、単車の運転等について詳しく説明してもらう。目標は、事故当時の状況を被告人の視線で撮影した映像を見るように、言葉と写真で再現すること。
私の頭の中には映像があるのだけれど、それをどこまで表現することができたかについては質問の組み立ての不手際、喋る速度等反省点あり。
捜査が不十分だと感じたこと、起訴状がいい加減だと思ったことからこのようなことをしてみようと思いついたのだけれど、やってみると事故原因がよくわかっておもしろかったし、それなりに満足感もある。
国選の費用の安さを思うと、準備にこれだけ時間と手間暇をかけていたら事務所経営が成り立たない。現在の費用程度で、裁判員事件を引き受ける国選弁護人なんて本当にいるのだろうか。
米国では、国選の費用が安いから十分な弁護が受けられなかったと被告人が国に対して賠償を求めて勝訴し、それ以後費用が上がったとか。

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一晩寝たら

月曜日。佐々淳行の著書に「一晩寝たらたいしたことじゃないとわかる」とのパウエル元長官の言葉がよく引用されている。けど、一晩寝ても溜まっている仕事は減っていないし、時間が足りないのも相変わらず。二日続きの本の出版打ち上げとシンポジウムのレセプションで過剰気味だったアルコールが抜けて気分がよくなっている程度しか事態は改善されていない。そのうち暇な日々が戻ると信じて地道に一つずつ仕事を片づけるしかなさそう。事務員さんはけなげにがんばってくれているし。

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金曜日の更新

今週は月曜に引き続き金曜も更新のし忘れ。どうしてこんなにスケジュールが詰まってしまったのかわからない。
留守電にI警察の留置管理係から接見の要求が出ているとの伝言が入っているし。時間をやりくりして午前中にでかけたが、本人の話を聞いても、何がどうなっているのかよくわからない。こういうのは無理をせずに時間をかけるとなんとかなると教えてくれた元同僚の言葉を思い出す。
午後の委員会では報告事項があったので出席したが、自分の報告が終わったらそっと抜け出して事務所に戻る。
新人の事務員さんが入ると、仕事を教えるのにかなりの時間と手間がかかる。
5時30分から新破産法管財実務の意見交換会。

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増殖する仕事たち

ばたばた忙しくしているのに、仕事が増えているのか減っているのかよくわからない。そろそろ暇になってもよさそうなのに、次々にこまこまとした仕事が積み重なってゆく。
10時打ち合わせ。新人弁護士の研修を兼ねての事件。12時近くまでかかる。
1時10分打ち合わせ。管財事件で申し立て代理人からの引き継ぎ。一般管財にするのであれば、可能な限り片づけておく必要があるのだが、適当に放置されている。仕方なく、リース会社等に電話をして残った物をなんとか片づけられないか検討する。
3時打ち合わせ。終わって新人の事務員さんに書類がどうなっているか確認しようとして、午後の内に処理しなければならない書類の束が手つかずのまま彼女の机の上に放置されているのを発見。処理の仕方を説明をしようとしていると依頼人から電話。この人はこちらの説明を全く聞いていないのではないかということをしょっちゅうしてくる。お願いだから私の説明を聞いて、ご近所の人の指示に従わないで。
電話が終わってからできる限り書類を片づける。6時から知財研で新しく作る本の打ち合わせ。

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池田警察

当番弁護。池田警察。電話をして所在を確認し、ついでに警察署の場所を尋ねると懇切丁寧に教えてくれた。
被疑者が容疑を否認していたため、話が長くなる。一般の接見時間に行っているので、他の人の迷惑になっていないか気になっていたが、終わってみると順番を待っている人は誰もいなかった。市内の警察署ではたいてい接見希望者が順番待ちしているのに比べるとここはのどやか。

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面接交渉

家裁で面接交渉の審問。幼い子供たちにとって父親がいた方がよいことは言うまでもない。しかし、その父親が子供にとって安心できる存在でないとすると、子供と父親との関係をどうするのかが悩ましい問題となってくる。
審判官はこの事件に随分時間を割いてくださり、調査官もまた他府県になるにもかかわらず、自宅、学校と熱心に調査に行ってくださっている。
母親は子供達が不安にならないのであれば会わせることにはやぶさかではないと考えているのだが。
どうしてこれだけ多くの人の気持ちが父親に通じないのだろうか。父親だって子供が可愛いのだ。その言葉に嘘はないと思う。ただ、自分のことでせいいっぱいで、自分の言動が子供達にどのような影響を与えるのかに思い至らないのかもしれない。やせ我慢という言葉はこの国の男から消えてしまったのだろうか。父親というものは幼い子供達の前では不安も不満も自分の中に呑み込んで、大きな安心できる存在でいてほしいというのは女の幻想なのだろうか。

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