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家事調停

家裁の調停。調停委員は婚姻生活の経過について両者の言い分が随分違っている、むつかしい事件かもしれない、と真面目に仰る。
円満な夫婦でも、婚姻生活について語ればずいぶん違ったことを言うだろう。ましてもめている夫婦である。そんなに深刻に受け止めなくても、と思い、相手から提出された書面を一読した。案の定、単発のエピソードが具体的な事情説明もなくいくつか書いてあるだけである。どうしてこうなったの、と背景事情を尋ねてゆけば、両者の話がさほど食い違うことはなくなるだろう。法律相談での経験から言えば、切れ切れであまり具体的でない話をする人は都合の悪いことを省いて話していることが多い。
裁判所は、弁護士と裁判所とでは扱っている事件の数の桁が違う、弁護士の事件経験などないも同然と言われるが、本人から話しを聞き出す能力や切れ切れの話から事件の全体像を推測する能力は、多数の事件が目の前を通過するだけでは身に付かないのかしら。

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