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家事審理協議会

家事審理協議会のY先生から電話。用件はわかっている。1昨年まで議事録を作成し会報に報告書を提出していた。昨年度は担当者が交代したが、きっとその人の都合がつかなかったのだろう。
お願いがあるのだけれど、と丁寧に前置きがあるのもY先生らしい。
キチョウホウコクをお願いしたいのだけれど、と言われるので、はいはい議事録ですね、会報提出用ですよね、というと、キチョウホウコクなんだけれど、と言われる。

キチョウホウコク?まさか基調報告?先ほど聞き流したテーマを確認する。確か遺産分割における財産評価とか言っておられたような。
税理士か公認会計士の得意とする分野で弁護士が不得意とする分野だ。
そんな事件したことないですよ、と言うと、協議会の誰もしたことがないと言っている、とのこと。
理屈はわかりますし、問題意識もわかります。正確に評価するためには公認会計士に依頼して鑑定してもらう必要があるけれど、鑑定費用がかかるということですよね、と言うと、だから鑑定せずにみんなが納得する方法を報告してほしい、とのこと。
こんなテーマ、考えた人が報告すればよいと思うのだけれど、協議会ではいつも中堅が報告するから若手にさせようと欠席裁判にしたらしい。
・・・・・無責任!

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梅雨時

君いくつだっけ、働いて生活するってみんなしてるんだよ、特別なこと君に求めてるんじゃないよ。
裁判官が被告人に説教してる。

だけど、働くっていうのは結構大変なことなんだよ。
聞いているうちに自分の仕事に疲れた気分になってきた。裁判官も大変なんだろうなと思う。特にこんなすっきりしない事件、どう裁かれるのだろうか。そういえば、新任の検察官は被告人より1つか2つ若いのかな。彼も仕事でここにいるのだな・・・。妙な感慨にとらわれる。
裁判が始まる前、急に暗くなった外は俄雨。

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家裁

家裁の裁判官。警察のストーリーを鵜呑みにしていたので、客観的証拠と合致しない点をあげておかしいと指摘すると、今度は証人尋問をして細かい事実認定がしたい、そのために観護措置期間を延長したいという。
そんなことまでしないと保護処分の決定ができないというのであれば、早期に証人尋問期日を入れればよかったのだし、現にそのための打ち合わせもしていた。
少年事件は細かい事実認定をする場ではない。それを前提に検察もおおざっぱな調書を送致している。もっともそれをいいことに警察は好き勝手しているようなのだけれど。
そもそも、と思う。
付添人がいて、警察のストーリーがおかしいことをある程度指摘できる事件にむきになって事実認定をするくらいであれば、付添人がついていない事件について、時間を割いて取り組んだ方がよくはないか。

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6月下旬

依頼人はどなたも、一日でも早く事件を解決したいとの思いを抱えておられるだろう。こちらとしては、緊急でもない限り、順番を待っていただきたい、というよりは、そうしていただくしかないのだけれど、夫の暴力に悩む妻、借金苦で泣いておられる奥さん等々のことを考えると、できる限り早くなんとかしたい。
ということで、結局土曜、日曜も出勤。
それでも、仕事は減るどころか、月曜の朝になると、サラ金から私の依頼人が約束より多く返済したので返金先を教えてほしいだとか、10年くらいの取り引きがあるはずなのに3年分しか開示して来ないサラ金に改めて開示請求をしたり、届いた手紙に返事を書いたり、こまこました用事が増えて行く。
好きで仕事をしているわけなのだけれど・・・。昼ころから体がだるい、入力のミスタッチが増える。
この季節、なぜか同業者は皆忙しそう。

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相互主義

劉連仁事件東京高裁判決。
戦争中に中国から強制連行され、北海道で強制労働させられていた劉氏が終戦直前に作業場から逃走し、その後13年間山中で逃走生活を余儀なくされたことに対する損害賠償請求事件。
一審東京地裁では、裁判所は国の責任を認めて賠償を命じている。
これに対し、高裁では、国賠法上の国の責任を認めた上、劉氏が保護されたときには(昭和33年)、中国には政策として国家無答責の法理があり、相互主義の保証があったとは言えないとして原審を破棄している。
高裁も少し気がさしたのか、そう述べた後、論理的には不要なはずの除斥期間についても言及している。

隣国が蛮国であることの根拠は、民主化を求める自国の学生を戦車でひき殺したというような昔の出来事を持ち出さなくても、最近の出来事だけでも十分すぎるほどである。
しかし、隣国が蛮国であるからといって、相互主義の名の下に、我が国のレベルを蛮国のそれに引き下げるというのも寂しい話だと思う。
国民が自国を、国旗を、国歌を誇りに思うのは、強制されるからではない。郵政を民営化するからでも、石油の確保のために米国の戦争に加担するからでも、首相が神社に参拝するからでもない。

相互主義の名の下に隣国と同レベルに引きずり降ろされた国を誇りに思えと言われてもむつかしい。

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貸金業者さんたち

多重債務者の事件を受任すると、借入先に受任通知を発送する。過払い金がありそうな所には、取引履歴の開示を依頼する。

大手のクレジットやサラ金さんは、破産といえば手続を待ってくれるし、履歴の開示を依頼すればファックスをくれる。
けど、受任通知が届いたらすぐに簡易裁判所に訴訟を起こす業者さん、しつこく数十万円の請求書を送ってきて返済を迫っていたくせに、取り引き履歴の開示を依頼したとたん「債権債務なし」、と手紙を寄越す業者さん、と対応もいろいろ。
サラ金さんの生態観察もおもしろいかも。

携帯番号だけのヤミ金さんは、電話すると、しばらくなんだかんだ言って、結局引き下がってくれた。
東京弁。こういう人はたいてい東京なのかしら。

ちょっと尊敬の念を引き起こすのは、小さな金融さん。
地元密着、相手の顔を見て貸し、生活の困難さの愚痴を聞き、返済の指導までする。
相手は高利貸しですよ、と言っても債務者が、ここには世話になったので迷惑をかけたくない、などと言う。
金融の原点。

クレジット会社は大手のサラ金さんやヤミ金さんより始末に悪いことがままある。
街金に近いかなあ。
米国でカード情報の大量流出のニュースを見ながら、いろんなことがあるものだなあ、と。

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破損

サマワ活動中の陸上自衛隊の車両が爆風で破損したとのニュース。http://www.reuters.co.jp/financeNewsArticle.jhtml?type=marketsNews&storyID=8869022§ion=news

悲しくて仕方がない。どうしてこんな危険な地が安全だなどと国民を騙して派遣ができるのだろう。派遣した後は危険が迫っても知らん顔を決め込むつもりなのだろうか。
政治家や官僚たちは、自衛隊員の生命身体を自分たちの政策実現のための道具だとでも思っているのだろうか。
既に6人もの日本人があの国で亡くなられている。戦争さえなければ遠い砂漠の国で還らぬ人とならなかったものを。
派遣されている自衛隊の皆様には、どうぞご無事で、一日も早いご帰国を、と祈らずにはいられない。

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うさぎさんその後

うさぎさん事件の報告を終えても、まだまだこまこました用事が後を絶たない。仕事時間を確保したくて、ここのところ普段より早起きをして出勤しているが、朝から電話が頻繁に入り、さらにこまこました用事が増えてゆく。結局予定していた仕事がはかどらない。

午前事務所で打ち合わせ、12時から弁護士会館で打ち合わせ、午後は受付担当。6時から、改正刑訴法の解説講義があったので申し込んでいたが、どう考えても時間不足で出席は断念。

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模擬裁判員裁判

模擬裁判員裁判のニュース。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/thatu/20050621/mng_____thatu___000.shtml

時間内に結論が出なかったが、時間をかければ結論がでたと思うとの感想。
裁判なのだから、いつか結論を出さないといけないのは当然である。そして裁判の遅れは、身柄を拘束されている被告人の人権にかかわる。無罪なら補償がでるからいい、というものではない。

裁判員制度は、裁判の迅速化のためにあったのではなかったのか。専門家である裁判官より、素人の方が早く、正しい裁判ができるというのが導入の理由ではなかったのか。

学生時代、アメリカ憲法の時間に米国人教授の講演があった。陪審員は、民主主義の学校だと言っておられた。
大変よいことだ、とそのときは思った。日本でも国民の民主主義教育のために陪審員制度を導入したらいいと思った。

今は、裁判は、誰のためのものか、と思う。

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著名うさぎ

6月の阪大IP研の報告担当。最高裁のデータベースで適当な判決を探すと、ピーターラビット事件(東京地裁・高裁)があった。大麻の育ち方の説明を聞いてジャックと豆の木を連想するメルヘン好きの私にぴったりの素材。
http://courtdomino2.courts.go.jp/chizai.nsf/Listview01/F00082C0B91E116249256CE0001970DE/?OpenDocument

あまりにも著名なうさぎであり、かつ、その姿を思い描いただけで心がなごむ。というわけで、その名や姿を商品につけると効果絶大(のはず)。
著作権を有する外国会社と日本の会社がライセンス契約をし、そのライセンス契約を背景に日本の会社が日本で商標登録をした。
判決は、ライセンス契約が終了した後、日本の会社がうさぎの名を商品に付して販売することは不正競争に該当するが、うさぎの名の商標権は日本の会社のもの、という判決。
これがライセンス契約の合理的な解釈だと裁判所はおっしゃるのだけれど、使えない商標に何の意味があるのだろうか。
こんな結論を「契約当事者の意思」として押しつけられても両者ともに困惑しているのでは。

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臨床心理士

シンポジウム。タイトルは「少年司法と臨床心理士」。臨床心理士って何だろう。学校カウンセラーなどということだが、私の学生時代には、「学校カウンセラー」などいなかった。
少年事件に詳しい弁護士が、少年事件における臨床心理士との連携について説明する。
趣旨は何となくわかる。法律の専門家でしかない弁護士が、保護を目的とした少年審判に対応しきれるのかということだと思う。
大学教授である臨床心理士から、費用負担が一番の問題ではないかとの指摘が真っ先になされる。
至極当然である。私も話の途中から気になっていた。弁護士はボランティアに近い仕事でもするが、他の専門職はそんなことをしてくれない。法廷通訳の費用は事件によっては弁護士費用よりも高くなる。

つまるところ、臨床心理士を付添人に選任してその費用は税金で負担しろということのようだが、既に裁判所の調査官、法務省の技官が存在する上にそんなことが認められるのだろうか。
しかも、パネラーの臨床心理士は、ケアが仕事で、処分意見を言うのは仕事ではない、弁護士と一緒に仕事をすれば、少年を甘やかしているという非難を自分たちまで受ける心配があると言っていた。

以前、子が事件を起こしたために、関係した他の子の父兄だったか近所からだったか冷たいあしらいを受けているのをなんとかしてほしいという相談があったのを思い出した。
こういう人間関係は法律の関与するところではない。
臨床心理士がこの種の相談を引き受けてくださるのであれば、今度そのような相談があったら臨床心理士のカウンセリングを受けるよう回答するのだが。

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セキュリティソフト

昨日セキュリティシステムの更新通知があったので更新したら、今朝から正常に機能する。これが自動車だったら、不具合をメーカーに連絡したところ、夜中にこっそり修理にきて、何もなかったふりをされるようなものだと思うのだけど・・・・。

今朝の読売新聞に、45歳男性が母親から結婚はまだ早いと反対されて母を殺害したという事件の判決記事が載っていた。小さな記事なので、この程度の情報しかわからない。けど、不思議な事件。これが事実なら、母が反対すると結婚もしない、非常に親孝行な息子のように見えるのだけれど?

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新・不正競争防止法研究会

友新会不正競争防止法研究会。会則変更により、今年度から、正式な研究会という位置づけになった。新しくなった(?)研究会の初代の世話人は立候補により同期の嶋津弁護士。学生時代のゼミ以来の友人。同じ事務所の弁護士が多数参加している会であり、自分が世話役を引き受けるのが相当だと思う、との立候補の弁。淡々としているが意欲十分。
そんな彼の様子を見て、今年度も全回出席めざしてがんばろう、と思う。

私事ですが、というより、日記なのですべて私事なのですが、堺支部において裁判官やや暴走気味かと危惧された折り、担当書記官には大変ご配慮いただき、また、遅くまでおつきあいいただきありがとうございました。
法務教官、技官、調査官、謄写官の皆様にも種々ご尽力いただきましたことを感謝申し上げます。

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セキュリティソフト

昨日の午前中、パソコンのセキュリティソフトの更新の通知があったので、更新した。そしてパソコンを再起動させた。いつもどおりである。
しかし、その後、このパソコンだけ外と繋がらなくなってしまった・・・・・。更新をしていない事務所の他のパソコンは繋がる。
ということは更新が原因?
いろいろためしてみたあげくにセキュリティソフトを手動にして起動すると外と繋がる。
しかし、これではセキュリティソフトを入れた意味がない。
サポートセンターに電話をしてもずっと話し中。
とりあえず日記の更新だけでもして、それからどうしたらいいか考えなきゃ。

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判例検索ソフト

判例検索ソフトのデモンストレーション。現在使用しているのと違うタイプで、使いにくいので好きではない。以前とは違うからみてほしいと言われたのだが、おまけは増えたようだけれど使い勝手は向上していないように見える。営業マンによれば、ロースクールをのほとんどはこれを入れているとのこと。
そのとき、こういうソフトが出回っているためか、と納得した。検索ソフトで結論の都合のよいものを選んだ下級審判決の要旨だけプリントアウトして並べ、引用した事案の内容も検討せずに準備書面を出す若手弁護士がいる。
先日ロースクールの先生と話をしていたら、今までは弁護士は法律の専門家だったが、最近の弁護士は単なる裁判所への書類の取り次ぎと思った方がよい、と言っておられた。取り次ぎというより素人の本人訴訟のようだけれど。

ここまで考えて、もしかしたら、と思った。これは高等戦術ではないか。
何しろ力の差は歴然といわれといる交通事故訴訟の保険会社の代理人である。保険会社の代理人は毎日たくさんの交通事故事件を扱っているので、たまにしか交通事故を扱わない被害者代理人とは知識、ノウハウに歴然とした差がある。
とすると、わざと学説・判例を知らないふりをして、自分に都合のよい判決を並べ、裁判所と相手方弁護士とを幻惑して勝訴に導くという高等戦術である。
そうでなければ、判例・学説の共通認識の上で弁論準備をしていた当方と裁判所との会話を隣に座っている相手方代理人は意味がわからずに聞いていたことになる。いくらなんでもそんなことはないだろう。
それにしても見かねてこの件に関して最高裁判決があることを示唆したら、通常引用されているものではない、それより古く、かつ自分に有利なことが書いてあるものを「判例」と称して提出してきたのだから念がいっている。

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台湾漁船

韓国に続いて台湾。
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20050609k0000e040067000c.html

もしかしたら、先日我が国の政府が隣国の強盗達に気をつかってあげた結果なのかな。
こういうことがあると、隣の国にどういう人達が住んでるのかよくわかっていいなあ。

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地裁刑事8-2

大麻取締法違反事件。被告人の話を理解するのが困難。背景が見えてこない。
警察の調書は押し問答ばかり。尋問者の思いこみが強すぎるようだ。検察側証人は召喚状を受けても欠席。どうしようもないなあ。
裁判で1時間以上かけて被告人の話を聞く。弁護士、検察官、裁判官が順に質問する。それぞれが自分の仮説に基づいて質問する。
検察官が手持ちの資料の中から必要と考えるものだけ弁護士に開示し、その内弁護士が同意した分だけが裁判官の手元に届く。だから裁判官の手持ち資料が一番少ない。弁護士は事前に被告人その他の人から話を聞くことができるが、裁判官はそれはできない。検察官は事前に証人から話を聞くことができる。
このルールの下で、裁判官がいくつか被告人に質問をする。その内容から裁判官の想定する仮説を推測する。
相当なセンスの良さだ。法廷にゆらめきながら事件の背景が浮かび上がる。この裁判官、能力が高い。かつ嫌みがない。初めて見るタイプ。

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定期健康診断

大阪弁護士会の定期健康診断。いつもより1時間早起きして出かける。
バリウムにはちゃんと味がついていて、量もそれほどたいしたことはない。でもやっぱり気持ち悪い。
採血。・・覚せい剤使用のために自分で自分に注射する人がいるなんて信じられない。器用というか、何というか。嫌じゃないのかなあ。・・・その前に、こういう連想してしまう自分の職業がちょっと嫌。

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家事調停委員

午前中離婚事件の打ち合わせ。若い女性の依頼人は他府県から7時間かけて相談に来た。話を聞くと外面がよく、家庭では暴力と謝罪を繰り返す典型的なDV夫なのだが、数年前、住所地の家裁で離婚調停をすると、調停委員は暴力などどこの家庭でもある、夫が謝っているのでこれ以上調停の必要はない、と妻の抗議を無視して、「おひらきです」と宣言したという。ところが今年事情があり、大阪で再度離婚調停をすると、調停委員の態度が全く違い、事態を理解してくれたので訴訟も大阪でしたい、とのこと。
妻に対する暴力を容認する風習のある地域なのか。

起案にとりかかろうと思ったが、今朝届いた郵便物やらメールやらをチェックし、優先順位の高いものが他にあるのがわかる。週末に起案を予定していた時間は、突然依頼を受けた大学案内パンフレットの原稿書きに使ってしまい、仕事がはかどっていない。締め切りが過ぎているのではないかと思われる原稿(とにかく急げと書いてありました)依頼(でさえなく当然承諾するものという前提)をメール一本で寄越す大学の先生(特に個人的なつながりはない)の神経には参った。

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公益活動

法曹同志会会報で公益活動義務化特集。
全国アンケート調査結果の分析及び理論的分析からなる力作である。
結論は、4種(国選、当番弁護、扶助活動、法律相談)の活動を義務化して、少なくとも年1回、一つの活動に参加を強制すべきであるが、年5万円の負担金支払いで義務を免除するというもの。
過去の不適切弁護により国選登録から排除されている人はどうなるのだろうなどと余計なことを考えてしまった。
負担金を実際に課してしてる会もすでに存在するが、負担金を課しても公益活動への登録率は変化がなかったらしい。
負担金は罰金の意味合いではなく、免罪符の意味合いを持つらしい。
たとえ罰金であったとしても、公益活動にかける時間で5万円以上の利益を得ることができるなら5万円を払うというのが「法と経済学」の観点からも正しい結論となるはずである。
ところで、その5万円というのは、どこに入って、何に使われるのだろう。
当番弁護は全会員が負担金を支払って、そこから当番に出た弁護士に日当が支払われている。マスコミの中には、当番弁護はヒット商品などという人がいるが、そもそも依頼した側は無料なので商売になっていないような気がする。
公益活動義務化の話がでるたび、何かがおかしいなあ、と思う。割り切れずにあれこれ思い悩むのがこの職業のよいところなのだろうけど。

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韓国漁船

韓国の違法操業漁船が海上保安官を拉致して逃走。韓国が引き渡しを拒否して、保安庁が撤収することで「円満解決」。
http://www.sankei.co.jp/news/evening/03iti001.htm

円満解決?我が国の政府は何を考えているのだ。危険と隣り合わせで日本の海を守っている海上保安官に失礼だと思わないのか。
・・・・それにしても、強盗たちの隣に住んでいる気分。あつかましい隣国人は、海上保安官に負傷させられたと言っているとか。

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税法講義

水野武夫先生「税法入門」講義。3回シリーズ。以前にも水野先生の税法の連続講義はあったけれど、今回は金子宏先生の『租税法』をテキストに指定。本気さがうかがわれる選択。講義は金子先生のテキストの体系の説明から始まる。
登録3年目くらいの弁護士を念頭においた講義とのことだが、期の上の先生方も多数参加しておられる。
税金関係は、必要があれば金子先生の著書やその他の解説書で調べる程度であり、体系的に学習したことがない。そのため、法律相談で税金のことを聞かれると、責任をもった回答ができないとおことわりし、税理士に相談するようおすすめしている。法律は体系的理解があってはじめて使いこなせるということがこういうときよくわかる。
水野先生の講義を聞いて少しは使えるようになればよいのだが、果たしてどこまでついてゆけるか。

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