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地裁刑事8-2

大麻取締法違反事件。被告人の話を理解するのが困難。背景が見えてこない。
警察の調書は押し問答ばかり。尋問者の思いこみが強すぎるようだ。検察側証人は召喚状を受けても欠席。どうしようもないなあ。
裁判で1時間以上かけて被告人の話を聞く。弁護士、検察官、裁判官が順に質問する。それぞれが自分の仮説に基づいて質問する。
検察官が手持ちの資料の中から必要と考えるものだけ弁護士に開示し、その内弁護士が同意した分だけが裁判官の手元に届く。だから裁判官の手持ち資料が一番少ない。弁護士は事前に被告人その他の人から話を聞くことができるが、裁判官はそれはできない。検察官は事前に証人から話を聞くことができる。
このルールの下で、裁判官がいくつか被告人に質問をする。その内容から裁判官の想定する仮説を推測する。
相当なセンスの良さだ。法廷にゆらめきながら事件の背景が浮かび上がる。この裁判官、能力が高い。かつ嫌みがない。初めて見るタイプ。

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