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証人尋問

証人尋問については、いつくもの論文や研究報告がある。
尋問技術を向上させるためには、それらを読み、事前に十分に準備し、場数をこなすことしかない。
研究と努力を重ねた弁護士とそうでない弁護士とでは、尋問のうまさが違う。
私の元ボスは尋問を得意としていたし、側で聞いていて確かにうまかった。弁護士としての経験の差が歴然とした。

また、一般に反対尋問の成功率は低い。
誰かに、公開の場所で、私はうそをついていました、などと言わせることは、よほど固い証拠を突きつけでもしない限りできることではない。

裁判所は、尋問について、無駄な質問が多い、意味がない、聞いても心証は変わらない、などという感想を時に述べられる。
傍で聞いている分にはそうかもしれない。ゲームでも、他人のを横からのぞいているといろいろ言いたくなるものだから。
それはそれでいいのだれど、私が理解できないのは、裁判官が(全てのかどうかは知らないが)、自分が聞いたら、人は真実を述べる、と信じ込んでいることだ。
お人好しにもほどがある、というよりは、そういう方は自分と何かとを混同しておられるのだと思う。
まるで現アメリカ大統領みたいに。


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