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諫早湾

公害調整委員会、諫早湾干拓と漁業被害との因果関係認めず

干拓事業開始後に、赤潮が頻発化、長期化して漁業被害が出ているが、赤潮発生メカニズムに未解明な部分があるので因果関係がない、という理屈になるらしい。

一体、何をどこまで立証すれば、因果関係を認めるのだろう。
大規模な自然破壊になればなるほど因果関係の証明が困難になる。
一般人が疑いを差し挟まない程度の立証?
一般人なら、因果関係があるのじゃないか、と考えるだろう。一般人が疑いもなく因果関係がある、100%ある、と言えないと干拓事業を中止しないというのか。

アスベスト、狂牛病。
そういえば、北の拉致のときだって証拠があるのか、確実な証拠がなければ拉致はない、などと言っていた政党がおられたっけ。
ちなみに今回の選挙でその党の候補者は、党は絶滅危惧種なので貴重だなどと言っていたけど。

いやいや、こんな馬鹿馬鹿しいことに話をそらしてはいけない。
一般人が疑いを差し挟まない程度に、この事業は大規模災害のような自然破壊だと知るころにはすべて手遅れじゃないのか、と言いたかったのです。
この国をどんな国にしたいのかということですよね。赤潮で汚染され、漁業のできない海を子孫に残す国。

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Comments

きちんと記事を読んだりしたわけではありませんが、概要は車の中のラジオニュースで聴きました。
以前、関西空港の2期工事を差止める仮処分事件を担当したときのことを思い出しました。やはりデータでの立証(仮処分なので疎明ですが)が困難であり、何回が審尋期日を重ねましたが却下になる可能性が高いということで、政策的な判断から申立は取下げとなりました。
調査を行うとなれば費用がかかります。調停なんだから因果関係についてももっと柔軟に考え、適当な利害調整ができなかったものか、その点が残念です。

Posted by: まつい | 2005.09.01 at 09:52 AM

考えれば考えるほど怒りがこみあげてきます。
そういえば、イラクの大量破壊兵器のときには我らが首相は、ないという証拠がない、などと、本家がギブアップした後もがんばっておられましたっけ。
がんばれ変人以上、と首相でさえなければ応援したくなるキャラですね。
中曽根さんのときに「不沈空母」だったこの国はもしかしたら現在は漂流中か。

Posted by: ゆう | 2005.09.01 at 05:44 PM

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こんな不正義が許されて良いのか? 干拓と被害因果関係認めず 諌早湾事業で公調委 国営諫早湾干拓事業(長崎県)と有明海の漁業被害との因果関係を審理していた国の公害等調整委員会は30日、ノリ不作など漁業被害の発生は認めたが、科学的なデータ不足などを理由に干拓事業との因果関係は認定できないとし、漁業者らが求めた原因解明の申請を棄却する裁定を下した。  ただ、公調委の加藤和夫委員長が「国などがさらなる調査・研究を進め豊かな有明海の再生を念願する」と裁定では異例の談話を出し、堤防の中・長期開門調査など... [Read More]

Tracked on 2005.08.31 at 05:47 PM

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