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お仕事スタイル(裁判官)

佐々先生の事務所から講演当日、著書にサインをしないとの通告があったとのこと。残念。

和解含みの弁論準備手続。裁判所の勧め、相手方代理人の努力もあって、相当こじれそうだとの当初の予想に反して、和解の話がすすみそう。
なんとなく拍子抜け。
同じ係にもう一つ事件が係属しており、こちらは管財人として訴訟。
裁判所が、私を見て、管財人と呼びかけ、原告代理人と言い直された。物覚えのよい人だなあ。
期日の入れ方は、タイト。3日までに訴訟外でまとめる予定と言うと5日を指定する、2週間以内に回答がくると言えば、きっちり2週間後を指定する。

先日の家裁の裁判官といい、明るく精力的に事件をどんどん進行させるのが裁判官の仕事なのだろう・・・か?

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佐々淳行講演会決定

来年3月2日(木)佐々淳行先生友新会講演委員会で講演決定。

佐々氏の著書は何冊も読んでいる。軽妙な語り口、国民に対する一途な思いは読んでいて元気がでる。
後藤田先生がお亡くなりになり、さぞご落胆のことだろうと心配していたところに、友新会講演委員会の申し出を了承するとの朗報。
交渉にあたった印藤委員長、ありがとうございました。

先日の堺屋太一先生の匹敵する大物の講演になる。
とても楽しみ。サインをおねだりするための単行本を準備しておこう。
もちろん一番のお気に入りの「東大落城」で。
もう一冊あげるなら、「決断するペシミスト」か。

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撤退、撤退、撤退!

自衛隊撤退検討の一面記事に肌寒さも忘れてその場で読んだ。
とても嬉しい。立派に活躍された皆様、一日も早くご無事で帰還してくださいませ。
非戦闘地域で安全で問題がないと言い張るのであれば、どうぞ首相がお行きください。お止めしませんから。

明るい気分で社会面を見ると、岸和田で職務質問をした警察官が自動車で連れ去られ拳銃を奪われかけて発砲の記事。警察官20代。
職務熱心で勇敢な警察官に怪我がなくて本当によかった。

グーグルアースは最近のお気に入り。
でサマワの自衛隊基地が見えるか試してみる。
サマワまではたどり着くのだけれど、どれがそれかしら。
映像がとても不鮮明。全体にぼやけた輪郭しかわからない。
ニューヨークなどは道路上の自動車まで鮮明に見えるのに。

本業の方は・・と。相変わらず銀行は感じが悪い。この人達の行動原理は理解できない。
長年の取引先に数百万円の融資を断ったかと思うと、今まで取り引きのない倒産間際の会社に数千万円を無担保で貸し付けたり。
慈善事業がしたいというのならそれでもいいけれど、税金を公的資金などど言い換えて受け取ってそんなことにつぎ込まないでね。

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雑用日和

出勤すると机の上にFAXが多数置いてある。友新会の秋の臨時総会の申し込み、扶助協会から追完書類の提出リスト、研究会の参加申込書等。
メールを開くとなにやらたくさん入っている。友新会講演委員会関係その他。

スケジュール表を見ながら研究会等の参加申し込みに回答を書いて返信。
メールに回答をして送信するとまたメールが届いている。
講演委員会太陽の塔企画の案内書の作成を約束していたので作成して送信。
追完書類作成のために事務員は電話をあちこちにかけている。
その間も裁判所その他から事務連絡、問い合わせの電話が入る。

こんなことでは午前中仕事にならない。
しかし11時45分から23条小委員会。やむなく出かけるが、本業以外の雑用におわれていてはそのうち事務員に叱られそう。
小委員会から事務所に戻るのが1時30分。
メールを受信すると太陽の塔企画に対する問い合わせが入っているので、回答をする。
4時30分過ぎにはNHKに向けて広報のために出発予定。残り3時間。
本業に当てる時間が短すぎる気がするのだが。

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調停(家裁)

午後家裁家事調停。婚姻費用を払ってほしいと言っているのだけれど、なかなか払ってもらえない。夫側は離婚訴訟をすると言っている。
訴訟をするのは止めないけれど、幼児を育てる母親には日々生活費がかかる。一日も早く支払ってほしい。
相手方が生活費を支払えない理由を毎回いろいろ説明する。一つ反論すると、次回はまた違う理由をあげてくる。
調停委員は、初回に調停は打ち切りましょう、と言ったくらいだから、早く終わりたがっており、果てはこちらの言うことに鼻先で聞き流すような返事をする。
だいたい家裁の調停では、指定された時間に行き、30分近く待たされて15分くらい話をしてまた40分くらい待たされる。
時間がなくて積み残している資料を読み物として持参していて正解。

今回も調停委員は、打ち切りを打診しに裁判官の所に行き、しばらくして裁判官を連れて戻って来た。
もうだめですか、と言われるので、解決策を提案しているが相手が乗り気ではない、と説明すると、その案はいい、離婚訴訟をしても結局同じようなことをすることになると思うし、生活費を全く支払わないでいいという審判は出ない、その案が成功するとして、解決金をいくらにする、と明るく話すすめられた。
あまりの明るさと進展の早さにあっけにとられた。
解決策は、案の段階で実行可能かどうかはこれから調査の必要がある、と説明する。
相手方は裁判所がそう言うなら、と仕方なさそうに検討に同意する。
調停委員は、せっかく終わりそうだった調停が土壇場で継続が決まり、しぶい顔。

成るか成らぬかの心配事は弁護士がするもので、裁判官というのは明るく前向きに素晴らしいペースで話しを進めるのがお仕事らしい。

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グーグルアース

不動産関係の事件。依頼人の説明図がよくわからない。
現場に見に行けばよいのだけれど、駅から遠く不便な場所にある。
住宅地図で確認し、登記簿謄本を取り寄せ・・・という作業をしているのだけれど、ちょっとでいいから現場を見てみたい。

というわけで、日経PCで紹介していたグーグルアースをダウンロード。
・・・・・もう少し鮮明だといいなあ。だいたいのことはわかるのだけれど、目標の家付近で樹木か何かがもわもわしている。
当然ながら真上からの写真なので、屋根しかわからない。さらに家の陰まで写っているのがちょっと邪魔かしら。

そもそも実際に現場を見ても、分筆の状態だとか、不動産の所有名義はわからないのだから、航空写真にもどかしい思いをするのが間違っている。
こういうものを無料で見せてくださるグーグルに感謝すべきだろう。

仕事と関係なく、パリやコロラドの風景を眺めている分には感動的。

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裁判員模擬裁判(大阪)

会広報の関西ラジオワイドの原稿がようやくできた。担当ディレクターからもOKが出た。
というわけで、9月28日(水)午後5時40分ころから放送する予定です。
お仕事中だと思いますが、お暇があれば聞いてみてください。

放送なんてしたことがないのでどきどきしています。
と言うと、ディレクターから、アナウンサーがいますから、と流されてしまった・・・。
そうだよね。本職がいるのだから、私は一応そこにいる、というのがわかる程度でいいんだよね。あーとかうーとか。

初めて刑事弁護人として弁論したときと同じくらいどきどきしている。
内容は、10月1日法の日のイベント、3庁合同開催裁判員制度模擬裁判です。

10月1日午後1時から、大阪弁護士会館で開かれます。開場12時30分。良いお席を確保するためにはお早めにどうぞ。
裁判員は、当日の参加者の中から希望者を6名募ります。希望者が多いときは抽選になります。
裁判官、検察官、弁護士役はそれぞれ現職が担当します。
被告人役は裁判官、情状証人役は57期の女性弁護士、被害者の家族役は検察庁職員が担当予定です。
事案は傷害致死事件。
演技力は量刑に影響するのでしょうか。
被告人は反省を示せるのか。被告人の妻の涙に胸をゆさぶられるのか。はたまた被害者の娘さんの怒りに圧倒されるのか。
裁判員は量刑という難問にどう立ち向かってゆくのでしょうか。それとも裁判官おまかせとなるのでしょうか・・・。

というわけで、是非裁判員役に立候補してください。(注 法曹は資格なしです。)

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戦争と法

読売新聞朝刊の政治イラスト。「ちーちーぱっぱ」という愛らしいタイトルと裏腹に絵柄は不気味で怖い。「小泉シスターズ」は日本版「喜び組」か。

先日ドラマ「義経」で義経が船の漕ぎ手を攻撃したことが問題にされていたのを見て、「恵庭事件」(札幌地裁昭和42年3月29日判決、判時476号25頁)を思い出した。
自衛隊の射撃訓練で乳牛に被害のでた酪農家が、自衛隊が事前連絡をするとの約束を破って射撃訓練を開始したことに抗議して連絡用の電話線を数カ所切断し、自衛隊法121条違反に問われて起訴された事件。
判決は、「電話線」は、「武器、弾薬、航空機その他防衛の用に供する物」にあたらないとして無罪。
これに対し、電話線が「その他防衛の用に供する物」に該当しないとの解釈は近代戦を理解しないものであるとの批判がなされた。

義経が批判されたのは、おそらく、戦闘員しか攻撃してはならない、船の漕ぎ手は戦闘員ではない、だから漕ぎ手を攻撃させたのは戦時法に違反する、との理屈だろう。
そうすると、義経は、漕ぎ手が戦闘員でないというのは戦争を理解しないものであると反論をすることになると思われる。

しかし、それまでの戦争で、漕ぎ手は攻撃しないことになっているのであれば、やはり、突然解釈を変更して漕ぎ手を攻撃をしたことは戦犯と言われても仕方がないだろう。
これは軍の名誉にかかわることであり、法に従って処分されるのは当然である。
これに対しては、勝ったのだからいいだろうという反論が予想される。奇策、奇襲はなぜか日本人が好むところであり、義経好きも多い。

連合軍は敗戦国の戦犯を裁いたが、日本人は自分たちの手で戦争犯罪者を裁いていない。
他人まかせではなく、私たち自身が法に照らして判断しなければならないことだと思う。国家の名誉にかかわることなのだから。

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交渉術その1

友人から紹介された交渉術の本には、何を聞いても怒らないこと、と書いてあった。大切なことだ。いちいち怒っていては話が前に進まない。
早速練習しようっと。

女と一緒になって妻を追い出してその女と暮らし、そちらに様々な名目で金を渡しておきなながら病気で収入がないので妻と幼い子に一切生活費を渡せない、と主張し、さらに看病してくれているのは女だからと離婚を迫る破廉恥男。財産状態について嘘をつき、不動産をあちこちに隠し持っている・・・・・怒らない、怒らない。これはお仕事だもの。

自民党の議員さんが棚からぼた餅、歳費や議員宿舎、さらにJRのグリーン車に大喜び発言。
税金でこいつを養っているなどと考えるのはよくない。こういう方がおられるから、議員さんたちの赤裸々な暮らしぶりが我々にも伝わるのだと前向きに考える。

自民党議員さんがカバンガラガラで遅刻?セクハラで民主党をおやめになった?お気の毒に。東大卒なのにねえ。きっと政界からセクハラを追放するのに情熱を燃やしていただけるだけることだろう。合気道もおできになることだしお目付役か何かになって。前向き。

民主党元議員さんは覚せい剤?民主党がどういう方々をかき集めてこられたかがわかっていいなあ。これも前向きにっと。
練習の素材に事欠かない我が国の政界。それもこれも国民がお望みになったことだと思えば・・・。

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信頼

免責審尋問。事務所で落ち合って裁判所に行く約束をしているのに、時間になっても依頼人が来ない。裁判所に状況を説明すると、期日の打ち合わせをするから代理人だけでも来るようにとのこと。
今まで依頼人にすっぽかされたことがないので、ちょっとあせるが、普段から実直で信用できる人なので、突発的な事故か病気ではないかと心配になる。

集会が終わるのを廊下で待っている間に事務所から連絡があり、もうすぐ事務所に到着すると連絡があったというので、裁判所に来るようにと伝言してもらう。
汗だくで真っ赤な顔をして到着した依頼人は、連休明けで道路が混んでバスが遅れたとのことだった。
裁判官はちょっと待っていてくださり、無事審尋終了。

信頼に足る依頼人を持っていることは弁護士としてとても幸福なことだと思う。


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市役所法律相談

以前はそれほど感じなかったのだが、最近、市役所等の法律相談に相談者はどの程度満足されているのか気になる。
1時から4時までの3時間で7名、1人25分の制約の中で事案を理解し、法律を調べ、現実的な対処法を説明するのだけれど、質問者の満足度があまり高くないような気がしてならない。
また、25分の中で、弁護士に依頼すれば、費用はいくらかかるのかという見積もりを要求されることも多い。
現在、弁護士費用に統一価格はない。参考として出されている日弁連の算定表を繰りながらおよその数字をお答えする。

25分で解決する問題なんてあるのだろうか。特定の問題について法律上のアドバイスを知りたいという方には便利な制度だが、こじれている問題の解決などそもそも無理な話である。
訴訟にするのか、調停にするのか、その前に話し合いが望ましいのかといった解決の方法のアドバイスまではできるが、それ以上の何かをそこで出せと言われても。
人と人との関係は、そんなに手軽に作ったり、直したりできるものではないと思う。

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勝ったのは

在外邦人の選挙権に関する大法廷判決。
噛まない犬と思われていた最高裁判所が違憲判決。12対2。

小泉首相の一人勝ちで、この国はどこに向かうのだろうかと思っていた矢先に、最高裁判所が、憲法が定めた我が国の形を、それも民主主義の根幹にかかわる選挙権によって示した、というのはうがちすぎた見方だろうか。
国民審査で6名全員が国民から信任された直後というのも小気味よい。

9月11日。この日の勝者は、「国民」であってほしい。

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友新会講演委員会

友新会講演委員会。太陽の塔企画の参加者が予想より少ない。季節もよいし、緑に囲まれた場所で気持ちのよい午後になると思ったのだけどなあ。
大阪万博や太陽の塔への関心自体が薄いのかしら。

マイナス要因は、やや交通が不便な場所にあり、見学時間に比べて移動時間が長くなること、そのため30分の見学のために平日の午後がまるまるつぶれること。
計画当初は、団体しか入場できないということだったので価値が高いと思ったのだけれど、その後公園が個人客の入場を始める予定をたてたため、団体で行く意味が薄れたのも残念。
太陽の塔の内部は一見の価値はあると思いますので、友新会の皆様、今からでも参加の申し出をお願いいたします。
見学後の懇親会は、千里阪急ホテルの中華料理を予定しています。おいしいとの評判を聞いています。

友新会不正競争防止法研究会。
自己の取引先に競争会社を不正競争で訴えようと思うと告げた行為が虚偽事実の告知になるかという事案及び規模の小さな人材派遣会社の商号の類似・非類似の争いの事案。
商号が類似しているかどうかをぱっと見て答えろ、と言われてもむつかしい。
この分野の専門の先生は、この分野をよく扱っている弁護士が見れば非類似と考えるだろうが、そうでない人が見れば類似と考えるのではないかとのコメント。

修習生のとき、大阪地裁21民事部で「おーいお茶」と「おいしいお茶」のパッケージを見せられ、ふうん、と感心したことがあった。
最初の「い」を小さく脇に書いて、「し」を長く伸ばすと・・・・・・。

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メモ

学生の頃、大学に講演に来た弁護士が、メモをとるな、と言われた。クライアントが重要な話をしているときにメモをとっていたら、大事な話をする気になるか、とも言われた。
そういうものか、と思い、勤務弁護士時代はもっぱらボスがクライアントと話しをし、私が隣で目立たないようメモをとり、クライアントの話の邪魔にならないようにしていた。

独立すると、一人でクライアントの話を聞かなければならず、なるべくメモをとっているように見えないようにメモを作成していた。
しかし、先日友人から勧められてアメリカ大リーグの有名な代理人の著書を読むと、何と交渉相手の話をメモにとることを推奨している。
目からうろこ。
交渉相手の言うことをきちんと聞いていることが相手に伝わるので相手にも喜ばれる・・・・・・・・・・?

これは日米の国民性の違いか、どちらかが間違っているのか、単に仕事のスタイルの違いなのか。
いずれにせよ、他人との関わり方において、これが正しい、こうしなければならない、ということはないのだということがよくわかった。

そういえば、修習生のころ、民事の裁判官が、どうしてメモをとらない弁護士が多いのだろうか、ちょっとメモしておけば、次回期日や、次回までの宿題を忘れることがないのに、と言っておられたっけ。

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堺屋太一氏講演会

某会派堺屋太一氏講演会。他会派からの聴講も可とあったので参加。テーマは「将来の日本と司法」。
タイトルにかかわらず、内容は、氏の得意分野である織田信長、徳川時代、20世紀の日本の社会、団塊の世代そして近未来予測。
1時間の講演と約15分の質疑応答。

20世紀の日本が、地縁血縁から団塊の世代によって職縁社会に変化し、選挙の票も地縁血縁職縁労働組合でまとめられてきた、というお話。
納得しやすい話だけれど、私が小学校以来習ってきた民主主義社会の選挙とちょっと、というかずいぶん違う。どちらかといえば、教科書に書いてあることより部族社会のイラクに似ている・・・・・。
現実とかけ離れたことを教える学校がいけないのか、学校で習ったことを信じた私がいけないのか。

講演は大盛況。
友新会講演委員会で企画中の佐々淳行先生の講演の準備の参考になった。

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夏草や

台風が通り過ぎ、選挙が終わってもまだ暑い日が続きそう。それでなくても暑いのにこれ以上の真夏日にはうんざり。
と言っても、民主主義国家でちゃんとした選挙で国民の代表者が選ばれたのだから、文句を言う筋合いはない。せめて公正な選挙が行われる国に生まれたことを幸せに思うことにしよう。
郵政民営化は時間の問題。必ず実施されることだろう。

司法試験合格者の数を急激に増加させることについても、裁判員制度が導入されたときにも思ったのだけれど、国民は自ら選択したことの結果を負わされる。
郵政民営化の次は何が来るのだろうか。そのときこの国はどうなるのだろうか。
司法試験の合格者の急激な増加、裁判員制度の導入などとは較べものにならない激震に見舞われるような気がする。
かつて、総理大臣によって改造され、その後不沈空母にたとえられたこの国は、来るべき衝撃による被害をどの程度に食い止めることができるのか。
いや、その前に温暖化か地震によって沈没するのか。


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国民審査

読売新聞の朝刊に、最高裁判所裁判官6名が顔写真付きで紹介されていた。9月11日の選挙にあわせて国民審査が行われることを受けての企画だ。
各裁判官の経歴と質問に対する回答が並んでいておもしろい。以前から、国民審査のたびに、情報もなしにどうやってぺけをつけろというのか、と思っていたから、こういう企画は大歓迎だ。
論文等でお名前はよく見かけても、お写真を見るのは初めて。

裁判官に対する質問には、裁判員制度、死刑制度、最近嬉しかったこと、趣味は何かの他、時勢を反映してか、靖国に参拝したことがあるか、というものまである。
死刑制度に対する回答などは相談して書いたのかと思うほど似ているが、質問によってはそれぞれのお人柄をしのばせる回答もあって楽しい。

いずれもご立派な回答で、ぺけをつけようと思わせるようなものはひとつもなかった。
個人的な好みで言えば、堀籠裁判官のご回答に二重丸・・・と思ったけど丸をつけるという選択肢はなかったっけ。

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岸和田法律相談センター

国選受任日。であると共に10時30分から岸和田で交通相談の担当日。
9時過ぎに会館で受任手続をし、その足で淀屋橋へ行けば両立する、と考え会館へ行ったが、行列が出来ているのを見て、受任手続は断念し、駅へ向かう。
このシステムどうにかならないのか。
ネットで受任手続、という合理的な案はいつも出ているのだが、パソコン使えない人どうする、という例の難問にひっかかって止まってしまうらしい。

岸和田交通相談。
これから先も待っていれば保険会社から連絡してきますか、とか、相手方の弁護士から連絡がほしいと手紙が届いたのですがどうしたらいいですか、という質問がある。
用事があれば保険会社に電話をすればよいし、相手の弁護士から連絡がほしいとの手紙が来れば連絡してみたら、と思うのだけれど、なぜかそうなさらずに、会の相談に来られる。
その方がよっぽとめんどくさいと思うのだけれど。

他の分野であれば、相手がどう言っているのか、こちらはどうしたいのか、ということがもう少しはっきりしているのだけどなあ。

帰りに岸和田駅で小泉首相街頭演説に出会う。
町はすっかりだんじりモード。

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家庭裁判所

家事事件の管轄が地裁から家裁へ。これに伴い、家裁に法廷が設置された。ということは聞いていたが、実際に見るのは今日が初めて。
新しくてきれい。法廷らしい法廷という妙な感想を抱く。

家裁に管轄が移って、何がそんなによいのかよくわからない。
地方では、地裁と家裁は同じ場所にあり、裁判官も兼任していることが多い。
大阪では、家裁はちょっと離れた場所にあり、東梅田から電車。事務所から30分くらいだけれどちょっと不便。
管轄を移したメリットは親権でもめたときに、家裁の調査官の調査が入るということだけかしら。

そういえば、たまに、養育費を払うくらいなら自分が引き取る、という父親がおられる。
・・・子どもってそういう問題かなあ。

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選良・選択・マニフェスト

梅田や東梅田の駅改札近くで、丸機の腕章をつけたお兄さんが台の上に立っている。
選挙前のテロの警戒かしら。こういう風景は東京だけにしてほしいなあ。大阪には似合わない・・と思っていたらやっぱりおばさんがお兄さんに道を尋ね、お兄さんも仕方なく台から降りておばさんの手元の紙切れを見ながら道を教えている。

昨夜も今朝もテレビは選挙関連。郵政の民営化に賛成なら、自民党にいれなくちゃいけない?民主党に入れたら高速道路無料化に賛成したことになるの?
どうもよくわからない。セットメニューでしか注文できないのが食欲をなくさせる。
かといって、行かない、白票、というのも無責任な気がする。仕方ないからいつものように人柄のよさそうな候補者に投票しようか。

早く無事に終わってほしい。今更地下鉄爆破などしても、この国の選挙結果にはまったく影響はないだろうということを国際テロの皆さんも理解してくれているといいな。
長くこの国で生きているが、未だにこの国の選挙が、どういう仕組みに支えられているのかよくわからない。個人の意見ではなく労働団体だとか、業界の支援だとかの力関係で決まっているのではないかと疑っているのだけれど。「選挙に金がかかる」って具体的にどういうことを指しているのだろうか。

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悠々

ばたばたとした先週をどうにか切り抜けたと思ったのに、まだすっきりしない。
それほど大きくはないが、ちょっとした問題が朝からいくつか生じている。

事件がたてこんでいるわけでもないから、一つずつ落ち着いて解決しよう。
うまくいかないときには、うまくいかないときのペースがあるさ。

事務所の名前を決めたのは、そうしたときを乗り越えるため。

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欠陥住宅関西ネット事案検討会

欠陥住宅関西ネットの勉強会に初参加。ちょっと雰囲気の違う人達がいると思っていたら、参加者の半数以上は建築士の先生方。

参加者が、相手方からこういう補修方法の提案があるがこれで大丈夫かと言った内容の事例紹介をするのに対し、建築士の先生方からコメントをいただく。

大きな建築物を取り壊した後に住宅5戸が建築されたが以前の建物の基礎の一部を残していたという事案、有名な先生に斬新な素材の住宅を設計してもらったところ素材の弱さが表れた事案等、聞いていて興味深い。
これに対し、大規模な地盤の事案になると現場の状況に想像が及ばず、さっぱりわからない。

予想していたよりおもしろく、次回も出席したいと思わせる会でした。

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筆界特定制度

「筆界特定制度」に関する研修講演会第一回。講師大阪法務局民事行政部長星野英敏氏。
筆界という文字の変換ができない。「ひっかい」?「ふでかい」?

丁寧な解説でわかったような気分になる。

「筆界」とは、土地が登記されたときにその境を構成するものとされた2以上の点及びこれらを結ぶ直線をいう。
つまり、筆界特定とは、新しく線をひくのではなく、当初存在し、その後見失われた点と線を再び見つけ出す作業である。・・・・理屈上は。

「境界確定訴訟」はなくなり、「筆界確定訴訟」になったらしい。

境界確定訴訟とは、公法上の土地の境界線を裁判所が定める訴訟(実質は非訟事件とされている)で、裁判所は、職権に基づいて境界線を定める。
公法上の境界を定めるだけなので、所有権の範囲とは関係がない。

ちょっと不安になってきた。
境界確定なら、境界がわからないときには裁判所が境界を定めるのだけれど、筆界というのは、かつて存在していたものであり、その確定とは見失ってしまったそれを発見する作業である・・・ということは、わからないときには新たに決める、ということが許されないのではないだろうか。

本当にわからなかったらどうなるのだろう。というより、本当にわからない所が訴訟になっているのでは・・。

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