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筆界特定制度

「筆界特定制度」に関する研修講演会第一回。講師大阪法務局民事行政部長星野英敏氏。
筆界という文字の変換ができない。「ひっかい」?「ふでかい」?

丁寧な解説でわかったような気分になる。

「筆界」とは、土地が登記されたときにその境を構成するものとされた2以上の点及びこれらを結ぶ直線をいう。
つまり、筆界特定とは、新しく線をひくのではなく、当初存在し、その後見失われた点と線を再び見つけ出す作業である。・・・・理屈上は。

「境界確定訴訟」はなくなり、「筆界確定訴訟」になったらしい。

境界確定訴訟とは、公法上の土地の境界線を裁判所が定める訴訟(実質は非訟事件とされている)で、裁判所は、職権に基づいて境界線を定める。
公法上の境界を定めるだけなので、所有権の範囲とは関係がない。

ちょっと不安になってきた。
境界確定なら、境界がわからないときには裁判所が境界を定めるのだけれど、筆界というのは、かつて存在していたものであり、その確定とは見失ってしまったそれを発見する作業である・・・ということは、わからないときには新たに決める、ということが許されないのではないだろうか。

本当にわからなかったらどうなるのだろう。というより、本当にわからない所が訴訟になっているのでは・・。

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