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沖田さとしさん講演会

俳優の沖田さとしさん講演会は大成功。他人にどう伝えるのかという技術論なのだけれど、これが楽しい。普段言葉に頼りすぎ、その他のことをおろそかにしていたのではないかとちょっと反省。
椅子に腰を掛け、ちょっとはすに構える。アルパチーノが得意とするポーズらしい。この姿を、どう魅せるか。体の中心線をきちんととっているかどうかで、2枚目になったり、だらしない雰囲気になったりする。
あごを引いて強い視線を相手に向ける。このとき、まぶたの開き具合で強い視線になったり、いやらしい視線になってしまったりする。
本職の俳優さんが目の前で実演してみせてくれる上、全員に手鏡を渡し、それぞれ自分の顔で確認する。
表情筋の使い方、鍛え方を教えてもらうと、全員小学生かと思うほどむきになって鏡に向かって練習している。
懇親会の席でリクエスト。
裁判員制度の裁判で、初日、法廷の扉を開けて入ってくる弁護士を演じてください。
沖田さんしばらく考えて、少しうつむきかげんに足早にします、との回答。
胸を張ってゆっくり歩いてきた方が自信がありそうでアピールできませんか、と言うと、最初から自信ありそうな態度をするのではなく、ここぞ、という場面で胸をはり、キーパーソンと思われる裁判員に強い視線を送る方がアピールする、とのこと。
うーん。めりはりが大事ということか。これからは法廷での演出も考えてみよう・・・かな。


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びっくり

裁判官が国会に裁判所所長の罷免を求める請求をしたとの記事。

ああびっくりした。ところで、国民は、こういう人に裁判をしてもらいたいと思うかどうかなどということをこの人は考えたこともないのだろうなあ。

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欠陥建物

受信箱に毎日むつかしそうなタイトルのメールが多数届く。開けないでいると、未読メールがどんどん溜まり、もはや手のつけようもない。世間の話題から取り残され状態。みんな何を話しているの?

いいかげんな構造計算で建築された建物が関西でもちらほら存在が指摘されるようになっているが、ラジオワイドの原稿はこのままでよいのか。とはいえ、具体的事案にふみこむほどの情報もないし、現時点では、国や地方自治体の責任を追及するかどうかも明確ではない。
一般論など聞くとかえってこの事件はどうなんだ、というフラストレーションがたまるのではと、心配になる。
明日原稿を提出して、放送は1週間後。それまでに事件がどんどん推移してしまいそう。

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スケジュール

結局日曜の午後事務所に出勤してスケジュールは回復傾向。今日予定している仕事をすべて片づけることができれば、なんとかなりそう。
日曜日の事務所に電話。やめておけばよいのに反射的にとってしまった。面談の予約をしていたのだが、依頼をやめたい、または変更したいという内容。ここまでは珍しくないのだけれど、理由が変わっている。弁護士にアクセスするのは困難と聞いているが、こんなに簡単に弁護士が見つかってよいのか・・・???・・・???
・・・・・・・私、忙しいから日曜も働いているのですが・・・・・・。
面談時にお話しましょうね、と電話を切る。

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破綻懸念

どう考えても時間が足りない。手帳を見ても見ても必要な時間の捻出ができない。来週中にも破綻懸念・・・・・・。ブログを書いている場合かと思うのだが、多重債務者が後先なく借り入れを増やしてゆく状態に似てきた。

民主党西村先生のコメントがよくわからない。
国会議員でありかつ弁護士ともあろう人が、法律専門家の意見を聞いて見解をお変えになったとはどういうことか。
言われても仕方がない、否定できない、というのは、ご自身では納得しておられないが、他人がそう言うならどうぞ、という意味か。
国民の代表であり、法律の専門家である。問題となっているのは弁護士法である。国民に対して、はっきりとご自分の見解を述べる義務がおありであろう。

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祝日明け

祝日が入ったせいか、こまこました仕事が溜まりだしている。せっせと片づけているのに、さらに増え続ける。先週の土曜は午前、午後、相続研修、その後ゼミの同窓会、今週の土曜はほとんど1日がかりの会派の臨時総会。仕事の時間がなかなかとれない。

昨日は、ラジオワイドの原稿書き。予定していた相続の判例紹介を書こうとして、何か間が抜けている気がした。ちょっと考えて、今世間で話題になっている(かどうかは知らないが、少なくとも私の受信箱にはこの問題発生以来この関係のMLのメールが増え、多いときで40通くらい受信。)のは欠陥マンションと思い至る。今のところ関東の被害ばかりらしいので、関西限定の番組で正面からこれを取り上げるのもずれているが、購入した建物に瑕疵があった場合の一般的な話ならちょっとタイムリーな話題となりそう。
とはいえ、そもそも「瑕疵」なんて法律用語を耳から聞いてもわからない。住宅の品確法にしても、言葉の定義をきちんとしないと誤解を招くが、定義なんて聞いても退屈だろう。
さて、どこまで正確さを犠牲にして聞きやすさを優先させるか。

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理由

修習生のとき、当時大阪で修習委員長をしておられた滝井先生(現最高裁判所裁判官)に、先生はどうしてそんなにしんどい事件ばかりなさるのですか、社会正義のためですか、人権擁護のためですか、と質問したことがある。今から思えば恥ずかしい。先生は即座に、違う、と仰った。目の前に困っている人がいたからだ、と。

『砂上の障壁』の帯に記載された森村誠一氏の推薦文を見ているうちに滝井先生の言葉を思い出した。
「国際的人権侵害事件に立ち上がった弁護士たちが、・・・国境を越えた人類共通の正義と理念を実現する闘いとして、弁護士のみならず、人間としてかく生きたい亀鑑を示している」
中国人戦後補償裁判10年の軌跡。この事件を始めた先生方はとにかく大変だったと思う。でも、それを始めた理由は、社会正義の実現だとか、右だとか左だとかそういう理念的なことではなく、目の前に困っている人がいる、というごく単純でごく自然なことだったのではないかと思う。

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市場原理

熊本の裁判官不祥事。記事にリンクしようかと思ったが、あまりの下品さにやめ。
コメントする気にもなれないが、ひとつだけ。
弁護士会登録。私が審査担当なら、おそらく登録を認めないよう意見書を書くと思う。

マンションの構造計算問題でMLがにぎやか。つい先日の大会で、国土交通省が市場原理と言ったことに対し、建築物に市場原理が有効に機能するとは思えない、欠陥がわかったときには大きな被害が発生しているという議論がなされている最中の事件。
それにしてもまさか一級建築士ともあろう人がこんなことをするとは。
見方を変えれば、今回の事件は手抜き工事が発覚したときの責任逃れのために施主が建築士を利用したようにも見える。青山監査法人の事件とどこか重なっていないか。
専門家として独立性が必要なのにそれが保てないのだ。
そしてこれらと構造的に類似しているのが企業内弁護士。勤務先で不正を見つけたら、正すように進言し、それでも正さないなら辞表を出せるような弁護士でなければ企業内弁護士など意味がない、と言われたベテラン弁護士の意見を思い出す。
自由主義社会の市場でも倫理には値段はついていない。

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会報(11月号)

会報に懲戒の告示が掲載されている。
Cは、Aが行うニュータウン開発工事について、Bが特定の事業者を指定してAに下請け工事を発注させる権限がある、Bに指定してもらうためにをBに協力金を渡す必要がある、と言われてBに協力金を渡した、懲戒対象となった弁護士は、BとCの間の契約書を作成し、契約の締結に立ち会った、後日Bにはそんな権限がないということが判明したという事案。
会は、弁護士はCに対し、慎重に検討するよう助言すべきだったのにしなかった、Bが契約不履行をしたとき協力金が確実にCに返還されるよう保全措置をとるべきだったとの理由で戒告。
よくわからない。
常識的に考えれば、そんな権限を有する者が存在するはずがない。仮にニュータウン開発が公共工事で、Bが政治家か公務員であるなら協力金とは賄賂の別名になる。
慎重に検討した方がいいですよ、とか、渡した金の保全措置などという話はおよそ場違いなものだったのではないだろうか。Cもそんなことを弁護士に期待していたわけではなかったように思う。
およそ、あうんの呼吸と信頼関係だけですすめられる話ではなかったのか。
告示内容だけ見ると、会の意見は、どこか事案の本質をはずしているような気がするのだが。


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贈与

相手に返済能力がないことを知りながら貸金業者が多額の金を貸し付ける行為は贈与である。
こんなフレーズを法学部の学生のころに聞いたらそんな馬鹿な、と思っただろう。
弁護士になって数年して、このフレーズを知ったときには、これを考えだした消費者問題に取り組んでいる弁護士たちに尊敬の念を抱いた。

高齢の年金生活者に、高額な商品を次々とクレジット契約で買わせる業者がいる。
支払い能力がないのでもう買わないと断っても、手続きをしてしまっているからキャンセルできないなどと言って契約させる。
これを同じクレジット会社が信じがたく高額な手数料をとって次々とクレジット契約をする。

相手に返済能力がないことを知りながら貸金業者が多額の金を貸し付ける行為は贈与と評価されるべきだ。

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再びネタ探し

NBLの10月1日号の新制度解説「偽造カード等・・・預金者の保護等に関する法律の概要」を読んで、次回の関西ラジオワイドのネタはこれ、と予定していたのに、元締めのY先生から11月担当者の報告テーマが送られて来てショック。先に使われてしまった。話題性があってかつ新鮮というぴったりのネタだから当然と言えば当然。
またネタ探しをしなくちゃ。
最高裁判決がらみで相続の話題とか。テーマを判決にしぼってしまうとおたく的になるので、ちょっと話の枠を広めにとって。
前回の不正競争防止法研究会で報告のあった「ユニワイヤ」・「エニイワイヤ」事件(大阪高裁)なんて内輪でわいわい議論している分にはおもしろいけれど、ラジオで一般受けする話かというとちょっと。
「ユニ」「エニイ」で議論していると、S氏が「不正競争防止法抵触ぎりぎりの商標を使用するのは許されるのか」と言いだした。気持ちはよくわかる。ネーミングの意図はあやしい。けど、たとえぎりぎりでも法律上OKならOKでしょう、という同語反復みたいな話。

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個人情報保護法

紀宮様結婚式。いつもよりちょっと早めに出勤する予定だったのに、ついつい特集番組を見てしまい、淀屋橋から軽いジョギング。お幸せに。

個人情報保護法をたてに取り引き履歴の開示をぐずる貸金業者がいることは知っていたけれど、同法を理由に破産申し立てのための債権調査票の返送をしないと言ってきた銀行は初めて。何のメリットがあるのだろう。電話ではなくて、FAXで同趣旨の文章を送ってもらい、それを添付して裁判所に提出しようかな。

T先生から、沖田さとし氏の講演会の準備のための参考書の紹介。竹内一郎『人は見た目が9割』。女の嘘が見破りにくいわけなどが書いてあるとのこと。・・・・・・?

早めに仕事を切り上げて、宮様の結婚式とその関連行事の番組をみたい。

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ナイトメア

月曜。報告書1件、打ち合わせ3件、その他確認の電話等数件の予定。メールを開けると10数通。
夢の中で走っているような感じで、急いでいるのに、なかなかはかどらない。
打ち合わせ予定の人が次も次も遅刻してきたり、電話をかけてもあちこち不在だったり、返事がほしいと何件か依頼しておいたのにどこからも返事がもらえなかったり、1週間も前に書類を送ると言った人から書類がまだ届かなかったり、そのくせ予定外の用事を作り出す電話が入ったり。
思い通りにならないから人生は楽しい、とでも思うしかなさそう。

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裁判例

法律問題として考えたことはなかったが、そういう事態が生じることが珍しいというわけでもない、という事案に出会うことがある。
よくわからないので、とりあえず判例検索にかけてみると、ちゃんと類似の判決がいくつかある。
ローマ以来数千年の法律の歴史、つまり人類の歴史で、新しい事件など起きないのではないかという気がしてきた。
もっとも、同じような問題でも時代によって、裁判官によって結論は微妙に違うように思う。
近隣関係が受忍限度を超えているかどうかというようなことは、社会のありようによって結論が違うのかもしれない。
歴史、人類の経験と知識の蓄積。そして裁判はそこに裁判官の価値観と個性がちょっぴり加えられる。ハンドメイドだから。


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建築構造見学会

ML。欠陥住宅ネットのは長くて内容の濃いものが多いので、開けるのに覚悟がいる。管財関係のはしばしば高度に理論的な議論がなされていて、これも開けるのに覚悟がいる。その両方がたまっていている。
内容が濃くてすぐに理解できないときは、いったん閉じて未読にして、時間のあるときに開け直すこともある。

思い切って開けると、鉄筋コンクリート造の建物の工事見学会のお知らせ。あわてて都合のよい日を送信する。
遅かったかしら、早くに都合を送信した方々にあわせた日程になってしまうかもと心配していたら、幸い、集計の結果最大人数のそろう時間として私のあいている時間が指定された。
木造建築に続いて、鉄筋コンクリート建築の構造見学。楽しみ。

素人が見て何がわかる、と見る前は思うのだけれど、たいていのものは、見ないより見た方がよくわかる。おもしろいものだなあ。前回に引き続きご案内いただく建築士のK先生に感謝。

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合い言葉は・・・セクシー

「表現の学校」の主催者、俳優の沖田さとし氏と講演会の打ち合わせ。
第一印象は、顔の筋肉の鍛え方が違う。はっきりと表情の使い分けができる。そして発声が違う。まるで違う。

というわけで、表情の作り方、声の出し方などの基本的な事柄からおうかがいする。
俳優さんの話、演技の話からすぐに仕事で役立ちそうな技術的な話まで楽しい3時間でした。
以前、弁護士の役を演じたことがあるとのことで、そのときの監督からの注文は「セクシー」。
弁護士はセクシーでなければならない!
色気のない弁護士なんて・・・・。

講演会のキャッチコピーは「裁判員をくどき落とせ」とでもしようかな。

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執行官

大阪地裁の執行官が債務者に15万円を送金
脅されたのではなく、可哀想だと思って送金したとのこと。
いくら執行官の収入がよいと言っても、可哀想で15万円はちょっと多いような気がする。

執行官はこじれた立ち退きの最前線で活動する。
修習で、ベテランの執行官に1日ついて回るというのがあった。
この人から、部屋に立ち入ると久しく何も食べていないという債務者がいて、可哀想になり1万円を置いて帰り、次に訪問をしたら部屋で亡くなっていた、渡した1万円で急に食べ物を摂取したため消化できなかったのが死因らしいという話を聞いたのを思い出した。

最前線ではいろいろなことが起きているのだろう。・・けど整体とダンスねえ。見方によってはロマンチックな話だけど。

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パソコン事情

土曜日にセキュリティソフト更新。事務員さんのパソコンの分の更新もしようとしてそもそもアクティブになっていなかったと知ってびっくり。1年間無事でよかった・・・。
と思っていたら、今朝になって事務員さんのパソコンが孤立してしまっていることが判明。さて、何がどうなっているのか。
こういうときには、まずシステムを作ってもらったイコーネットのUさんに電話する。忙しくて大抵留守なのだが、可愛らしい声の事務員さんが手際よく連絡をとってくれ、そのうち原因と思われるのはこれ、という連絡がU氏から入る。
そこまで聞けば、だいたいこのあたりと見当をつけて説明書片手にあれこれいじる。
まず相互のパソコンが見えるようになり、さらにあれこれ試しているうちにインターネットに接続。
よかった・・・というより、こんなことで時間をつぶしていてよいのか、何のためのパソコンだ、セキュリティソフトだ、という疑問が浮かぶ。
午後久しぶりに相談担当で別館に行くと、明後日の某市役所の相談に穴があいたので、入れないかとのこと。
仕事のスケジュールの破綻を懸念しつつ了承。

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講演委員会次回企画

友新会講演委員会。次回の企画は俳優の沖田さとし氏。ノンバーバルコミュニケーションを駆使した表現技術を教える「表現の学校」の主催者とのこと。
企画の趣旨は裁判員に退屈しない裁判を提供しようというもの。
提案のT先生曰く、裁判員が弁護人の弁論に退屈して寝てしまったら、被告人に訴えられるのは弁護人、とのこと。
そういう事態が生じるかどうかは別にしても、せっかく裁判員となられた皆様に、つまらなかった、と思われない裁判をお見せしようとのサービス精神(または同様のサービス精神に取り組んでいる検察庁への対抗意識?)。
企画の趣旨説明を聞いているとつい三谷幸喜のドラマを思い出してしまう。
国民の皆様のご期待に応えるべく、法廷映えのする「弁護士らしい」態度、振る舞いを教えてもらおう。
講演後、忘年会予定。

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国選受任

国選受任。割当日に国選を受任したことなんてニュースでも何でもないが、最近の受任カウンターの混み具合を考えるとちょっとした出来事。朝少し早めに出勤し、会事務局に行くと、既に並んでいる。とりあえず並ぶと後から後から人が来て並ぶ。4週間前からの受任だが、明日が祭日なので、11月30日と12月1日の2日分の担当者が並んでいる。
前回も前々回も仕事の都合で受任手続に行けなかった。並んでまで受任することもないとも思うが、しばらく刑事事件をしていないと手続を忘れるおそれがある。
新聞では、改正刑事訴訟法の施行による公判前整理手続きの導入が話題になっている。
こちらは、こういう華やか(?)な事件とは無縁の地味な事件。

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