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アナキン

曇り。引き続き暖かくならない。熱い紅茶にミルク、シナモン、生姜、はちみつを入れる。風邪にきくかどうか知らないけれど、甘い香りに気分は落ち着く。

たいしたことじゃなのに片づかない仕事がこまこまとたまっている。
他方、ちょっとまとまった仕事もたまっている。
要するに仕事が溜まって・・・・・(溜息)。

相手方からの書面に対する反論。当初は淡々と反論するつもりだったけれど、一つずつ反論を書いていくうちに相手の主張のあまりの内容につい筆がすべりそうになる。
結婚と離婚を繰り返し、その間にできた子どもの養育費を支払わない、相当な数の不動産を持ちながら、妻子の生活費を支払えと言われると自分の生存権が脅かされると泣き言を言う。
本人の泣き言はともかく、大まじめに憲法25条生存権などと書いているのは弁護士さん。これはこれで尊敬に値すると思う。
そういえば、先頃出会った弁護士さんには、彼がそうなってしまった背景事情など勝手な想像をして、ダースベーダと心の中でニックネームをつけてしまった。これはこれで同情に値するし(ってそもそも勝手な想像だけど)。


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不正競争防止法研究会

雨がざーざー降った後はまた気温が下がる。真冬に寒いより春先に気温が上がらない方が気分が滅入る。

手元がくるってグーグルアースをクリックしてしまい、久しぶりに画面を見る。きらきらした星の間から地球が浮かび上がる。きれいな絵。
太平洋の蒼さにしばしみとれる。

不正競争防止法研究会。平成17年改正がテーマ。アジアに旅行した日本の会社の社員が旅先で自社の営業秘密を売るケースが増えたのが立法の背景とのこと。
お気の毒な外交官の例から考えてもひっかかったか脅迫されたのか、と思ってしまうのだが。
それはともかく、ブローカーから他人の営業秘密を買った人についての罰則規定を見ていて、報告のK先生が、ブローカーを二人かませたら処罰されないのではないかと問題提起。
条文を見ると、営業秘密を違法に持ち出した人から買ったブローカーから買った人が処罰されることになっている。
持ち出した人から買ったブローカーから買ったブローカーからさらに買った人は経産省の解説書でも、処罰されないとなっている。
ザル?それとも営業秘密のブローカー業界では二人かませることが考えられない?


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舞姫

昨日海自の情報流出記事を見てうんざりしていたら、今日は東京地裁

原因はいっつも同じで、ウィニーの入ったパソコンに情報を入れたためとなっている。
いいかげん学習してもよさそうなのに。
ウィニーをパソコンに入れない。
ウィニーを入れたらそのパソコンには重要なデータを入れない。
このどちらかしかないと思う。

それにしても、ウィニーを入れたパソコンは感染しやすいのかなあ、それともウィニーは入れてもセキュリティソフトは入れないのかなあ。

せっかく朝から荒川さんの演技を見てとても気分がよかったのに。
金メダルおめでとうございます。というよりむしろ、日本中を幸福な気分にしてくれてありがとうございます、というべきだろう。

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弁護士的話し方

友新会の件でとY先生からお電話。この時期、弁護士会や友新会から電話があると用件はたいてい来年度の委員会でのお仕事の話。
来年度は委員会活動からそっと抜け出してお休みしようと考えていたところなので、予定では当然お断りするはずだった。

Y先生はごく愛想よく、「全員一致で来年度の研究委員会の副委員長に決まりました」と仰った。
「全員一致で決定」。なんて素晴らしい響きだろう。芥川賞か直木賞の受賞が決まったような雰囲気だった。それでもちょっとは警戒心を起こして、どういうことでしょうか、とは尋ねたのだが、既に最初の一言で勝負は決まっていたようなものだった。

後でよく考えたら、「全員一致」で誰かに仕事をさせることを決めるなんてひどいと思う。

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お星様たち

友新会会社法勉強会第3回。だんだん用語も聞き慣れ、考え方にも馴染んでくる。
基本コンセプトはアメリカでできることは日本でもできるように、とのことだそうだ。
アメリカといっても州ごとに会社法が違うだろうから、そうするとアメリカでも一番ぬけぬけのマネーゲームに適した会社法をモデルにしたということだろう。
売ったり、買ったり、ばらばらに分解して売り飛ばしたりが簡単。
利益をため込んでいると狙われるから、さっさと配当して株価をつり上げてね、株主様もお喜びになるし、と条文が叫んでいる。
さらに、立法者はケイマンSPCは会社法の潜脱ではないとのご見解だそうだ。
既に日本で流通しているので、これを違法とすると混乱するかららしい。
ケイマン諸島ってカリブ海にあるあれ。ここの法律は、世界で一番個人の破産とその財産が切り離し安いので、個人資産を証券化するのに適しているとのこと。
会社防衛のための期間として1年間の猶予が付されている。
そのうち(株価の高い)マイクロソフト社が日本中の会社を買っちゃうかもね、ということらしい。

・・・・ということは、日本の会社をお星様のついたハゲタカたちのエサ状態にして、身を守りたければ自分でやってね、ということか。
誰がこんなこと思いついたのだろう。
タックルで浜田元議員が「ああ早く星の一つになりたい」と言っておられたのは冗談ではなかったということか。

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ホーリー&ブライト

暖かくなると言っていたのにそれほどでもない。
それでも日は長くなるし、春の気配が感じられて気分は上々。

これで仕事がはかどれば申し分ないのだけれど。
個人情報保護法って何、という保険会社の担当者氏に出会い驚倒する。本当にあなたは保険会社の担当者なの?と言いそうになった。
不思議な人がいるものだ。

ゴダイゴのベストアルバム。ホーリー&ブライトが聞きたくて購入。「新しい地平線を目指せと教えながら強く輝いているよ。」こんな歌詞をてらいなく歌っていた時代。この国の閉塞感はいつから始まったのだろう。いつまで続くのだろう。
ビューティフルネーム。この国の子ども達の名前はいつからペットのそれみたいになったのかなあ。


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亡国マンション

建築士のK先生のお薦めで『亡国マンション』(光文社 平松朝彦著)を購入。サブタイトルは「日本の住宅政策は国家詐欺」という過激なもの。
耐震偽装以前に、この国のマンションには根本的な欠陥があるらしい。著者によれば、政府が長年、住宅取得をエサに庶民の財産を奪ってきたことに起因する問題だとのこと。
今回の事件をまっとうな建築士の目から見るとどう見えているのかの一例かもしれない。
読むのが楽しみ。

神戸空港開港という忌まわしいニュース。これで利権屋さんたちも関西をしゃぶり尽くしてどこか他の場所へ行ってしまってほしい。
テレビのニュースで神戸空港を礼賛していたのは神戸の高校の校長先生。沖縄に修学旅行生を連れて行くのが楽になったとのこと。
市会議員さんたちが市民の反対を押し切って借金まみれの空港を造り、利用客として高校生を動員する。
子どもを何だと思っているのか。
ちなみに「亡国マンション」には3LDKが標準なら少子化は当然、と書いてある。
政府は少子化対策と言いながら本当に子ども達のことを考えているのか。
万一狂牛病肉を再び輸入することになっても、小学校の給食には使用しないでほしい。この国の将来を担う子ども達にせめてそのくらいの配慮はしてほしい。

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日弁提言

晴れ。気温は下がる。

ヒューザー破産。
結構なことなのだけど、これとは別に欠陥住宅MLではむつかしい議論が飛び交っている。
いつもながら長くてむつかしい話が多いので斜め読みしているだけなのだが、どうしてこうなるのか私にはよくわからない事態が生じている。

民間に検査をさせたことに今回の事件の原因があるのかどうか、イーホームズに責任があるのか等の議論がなされているのだが、ヒューザーの破産開始決定がようやくなされたばかりであり、国会での伊藤氏の説明もまだなされていない。背後関係もわからない。姉歯さんがどうしてこのようなことをしたのかも明らかではない。事件の全容の解明にはまだこれからかなりの時間がかかるのではないだろうか。
そんな時期に、この事件をふまえて、新しい制度設計をするということは無理ではないだろうか。原因がわからないのに再発防止策でもないだろう。
疑問を感じているところに、日弁では民間検査機関の廃止と住宅検査官制度の創設を提言したニュースが入った。
何を急いでいるのだろう。どうして真相解明を気にしないのだろう。事件の真相を知っている人達が国土交通省にいて、一部の人は情報を持っているなどという事情でもあるのだろうか。それとも真相を解明されたくない人達が世間を急がせて事件にふたをするつもりなのだろうか。

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日本晴れ

曇り。期待したほど暖かくない。風邪が治って気持ちよくお仕事。

鳥取で司法支援センター業務を試験的に開始したということで、(見ていて気分が悪くなるような)「法テラス」のジャンパーだか法被だかを着た人達の写真付き記事。
多くの電話がかかってきたが、相談先を紹介する業務だったのでがっかりした人が多かったとか。
この記事を読んで嫌な予感がした。
これまでの司法改革路線というか小泉大衆迎合劇場型改革路線の流れからすると、市民をがっかりさせるのはけしからん、センターの職員が法律相談に対応しろ、となり、これに対して弁護士法違反との意見が出されると、規制緩和だ、弁護士が法律事務を独占するのがよくない、となり、一定の場合に弁護士以外が法律相談をしてよいことにしろ、となって、そのついでに議員事務所の秘書が法律相談や示談をしてよくなり、最後に弁護士という資格は不要だとなって、議員の口利きとやくざが仕切る世界がめでたく実現する・・・・・・。
議員さんも喜ぶ、経済界も喜ぶ、規制緩和により経済活動が活発になったと首相もお喜びになって八方めでたい。
被害者妄想かしら。まだ風邪が治りきっていないのかなあ。

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会報2月号

曇りときどき雨。昨夜ロキソニンを1錠。すっきりはしないが熱もない状態。

2月号の「自由と正義」の懲戒欄にどう考えたものかという事案が掲載されている。
中堅の、つまりいい年をした分別のある弁護士が、他の弁護士に対して調停の席で「馬鹿」と言ったというもの。
面と向かって「馬鹿」と言う方も言う方だけれど、「馬鹿」と言われたぐらいで懲戒請求をする方もする方だと思う。よほど相性が悪かったのか。
問題の事件では、懲戒請求をされた後、自己の行為を正当化するために、相手の能力が低く公共性、公益性の高い弁護士という職務上、馬鹿と言われても仕方がない、と弁面書に記載したとされている。平たく言えば、普通は他人に馬鹿と言ってはいけないが、弁護士という職業上、馬鹿は馬鹿と言われても仕方がない、ということか。審査では、この弁面書がさらに相手を誹謗中傷するものとして品位に欠けると評価されているところからすると余計なことだったらしい。弁明書を懲戒対象とするのはちょっとおかしいと思うが。
調停の席で相手を罵倒することに何の意味もない。もちろん公共性など全くない。
どうしてこんなことになったのかなあ。調停って話し合って問題を解決しようという制度のはずなんだけどなあ。

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風邪気味

暖かくなるとの予報どおりコートなしで昼食に出ても寒くない。もっとも雨との予報も当たってしまったけど。
今朝から風邪で熱っぽい。

若い外国人女性の代理人として婚姻費用分担請求をしているが相手方から抗告されたりでなかなか進展しない。母子の生活がかかっているので早く早くと気がもめるのだけれど。
法務省の法整備支援プロジェクトの一つにその女性の母国語使用地域の案件があり、翻訳ができるならそれに参加させてもらえるかもしれないという話を聞いて、試験を受けるようすすめてみる。
彼女は母国で法学部を卒業しているとのこと。今までの日本語の勉強の成果が問われることになる。

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数と人

晴れ。あまり暖かくない。ついでに風邪気味。

先週金曜日の日弁選挙結果一覧が届いている。都道府県別の候補者得票数。1番の人が全国で7732票で当選したのだが、東京2651票、第一東京806票、第二東京377票と東京だけで3834票、約半分。これに大阪1475票が加わって5309票。2位が3694票。3位が3314票。
函館の有効投票数は26、1位10票、2位10票、3位5票。鳥取有効投票数28、1位15票、2位9票、3位4票。ちなみに鳥取の2位と3位は選挙結果とは逆になっている。島根は27票を鳥取と同様の順で分けている。近畿だって滋賀37票、和歌山54票。

単位会によっては1位と2位が逆になっている。
また、高知と福島では全国3位の候補が1位となっている。特に福島では全国3位の候補が2位の約3倍の得票で1位だがそれでも得票数43票。
大分では3名全員15票。岩手では全国2位と3位がそれぞれ15票で全国1位が9票。

数字で遊んでいるわけではなく、地方の単位会の思いは思いとして届かず、誤差の範囲として扱われてしまわないかなあと心配になっただけで、いやいや日弁では各単位会の代表も参加して議論を尽くすだろうから、会長選挙では誤差並の扱いでも、議論の場では無視されることはないだろうとか、想像の域を出ないことを考えてしまっただけで・・・・。

もちろん今回当選された日弁連会長は人格識見ともに素晴らしい方だとお聞きしている。だから結果に不満があるわけではない。
それにしてもこれだけ人数に差があっても今のままの選挙でいいのかなあ。東京で組織票が動いたら、他の地域はすべて誤差になってしまいそうなんだけれど。

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人生いろいろ・・

日弁、大弁の選挙。朝のうちに投票して午後は落ち着いて仕事をしようと計画をたて・・・・。あれ?葉書か何かを持参するんだったっけ?机の上の書類の山をひっくり返すけれどそれらしいものは見当たらない。とりあえず会場に行ってみたら氏名と期の申告だけで投票できた。よかった。
午前法廷1件。事務所に戻ってメールの受信をすると友人が午後の市役所の相談の交代を探している。一旦は無視して仕事をしようかと思ったけど、気になって電話を入れると緊急事態でどうしても市役所に行けないとのことで交代。
昨日のが離婚一色だったのに比べ、今日のはバラエティに富んでいる、というより一風変わった相談が多かった。3時間で8件。8人8色。世の中にはいろんなことがあるものだなあ。

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養育費算定表

某市の男女共同参画センター法律相談。・・のはずなのだが、当のセンターのファイルを見ると「女性相談」?まずいんじゃないの?
「女性相談」の文字を眺めながら、それでここには女性の相談者しか来ないのかと納得。相談内容は大半が、というより、離婚以外の相談はほとんどない。

以前、相談センターと市の懇談会のための要望事項アンケートがあったので、市役所の相談室は大阪家裁の養育費・婚姻費用の表を備え置いてほしい、少なくとも共同参画センター(女性センター)は備え置いてほしい、と書いたことがある。
どうせ備えていないだろうと持参したが、机の上の資料をひっくり返して表が備えてあるのを発見したときはちょっと嬉しかった。
やっぱりこれは役にたつなあ。相談者が知りたいのは具体的な数字なんだ。
養育費の額を知りたい方はこちら
大阪の規準です。他地域では必ずしもこの表は採用されていません。


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フランス

小泉さんは郵政民営化をしなければならない理由として、外務省の職員の数と郵便局の職員の数を比較して、郵便局の職員の数の方が多いから、と言っていた。
うそじゃない、本当にそう言った。私は街宣車に乗った首相ご本人がそう言っているのを自分の耳で聞いた。
どうしてこれが民営化の理由になるのかさっぱりわからなかった。第一私は外務省のお役人様に郵便物を配達していただいた経験がない。他方、郵便屋さんについては、学生運動が盛んだった時期に同窓会の通知がバリケードの中まで配達されたというエピソードを聞いたことがある。それはともかく全国津津うらうら、国中隅々まで手紙の配達が行われている。
比較の対象にならないものを比較し(たふりをし)て、熱狂した国民をだまくらかすのがお得意な方だ。
国民が何に熱狂したのかはわからない。もしかしたら、公務員という地位を多数の人から奪うのが快感だっただけかもしれない。

規制改革・民間開放推進会議(議長宮内義彦オリックス会長)は、弁護士の人口を5年でフランス並みにするには、毎年1万5155人の増加、5年でアメリカ並みにするには毎年8万8360人の増加が必要だと仰り、弁護士会ごときに立法、制度立案権があるはずがない、国の責任で制度を作れ、と言われたそうだ。
5年で達成された後はどうするの?あっという間に追い越してその後わらわらと増え続けるの?というつっこみはおいても、どうしてフランスなの?どうしてアメリカなの?フランスとアメリカの司法事情が素晴らしくてああフランス人になりたい、とかいうような状況にあるわけ?
どこかに本当の理由があるのかなあ。たとえば弁護士が爆発的に増えると高利貸しに都合のいい社会が実現されるとか。
説明なしに比較の対象にならないものを比較したうえ、将来の展望がないところはやっぱり小泉改革らしいなあ。

弁護士ごときに立法、制度立案権がないというのは本当。「国民」に権限がないのと同じ。だからといって首相がどんな風にでもこの国を勝手にいじれると思っていたら、それは間違いだと思う。何かに熱狂していた国民だっていずれ立ち止まって考えるときがくるかもしれない。フランス人やアメリカ人になりたいかどうか・・・・?

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曇りのち雨のち曇り

会社法の勉強会の報告担当のため昨夕雨の中会館へ。勉強会の場所が会館ではないことに気づき、雨の中を心当たりの場所を探して歩くより事務所で案内状を読むことにしていったん事務所へ。これで往復20分は雨の中。さらに会場まで15分ほど雨の中。あげくに遅刻。

昨日雪のち晴れと書いたのはうそじゃなくて、実際日記を書いているときは晴れ間が見えていた。その後なぜかどしゃぶりになっただけで・・・・。
勉強会は持ち時間が一人15分と短く、リレーのように順にマイクを回してゆく。会社法の悪口を言っていた割には結構楽しめた。
参考書の会社法成立の経緯のところに国会の参考人のお名前があがっているが、村上さんというのはあの村上さんなんだろうなあ。村上さんのご意見を聞いてこの国の会社法は作られたのか、とちょっと感慨深い。こわいなあ、と自分の国について毎日それもいろんなことについて思わなきゃいけないなんて精神衛生によくないなあ。

秋篠の宮妃ご懐妊。久々に気分が晴れるようなニュース。皇室典範改正論議をめぐるわれらが首相の言動に、どうしてこんなに急ぐんだ、まさか秋篠の宮妃ご懐妊の話があり、それが世間に流れる前に300議席をもって改正を強行しようとしているんじゃないだろうな、と疑い始めたところだった。自国の首相のすることをなんでも疑いの目で見ないといけないような世相というのも精神衛生によくないなあ。

ともあれ、紀子さまおめでとうございます。

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早春

朝のうち雪。のち晴れ。朝方寒かったのだが、気温があがってきている様子。

依頼人のご家族から、本人が末期がんで入院したとのお手紙をいただく。ご家族の突然のご病気、入院とどんなに大変だろうと思うのに、丁寧に感謝の言葉が添えてあり、ありがたく、それなのに私にはどうすることもできないのが悲しい。
今朝の調停は相手方が調停に応ずるつもりはないとのことで不調。相手のあることなので、それはそれで仕方がないのだが、こんな状況になっても依頼人は私によくやったよと気遣いを示される。
調停から戻ると訴訟ではなく交渉を選択した相手方から提案応諾とのファックスが届いている。
もう一通届いていたのは、先日不調になり、訴訟となった事件の期日指定のファックス。

雪のち晴れ。今年は春が早いのだろうか。

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会社法勉強会

友新会会社法勉強会。6日に報告担当で、今日の夕方までにレジュメを提出することとなっている。
前回の勉強会の終了時に、Y先生から、単に会社法の規定を説明するのではなく、これを使ってどういうことができるのかの説明をするようにとの指示が出された。
私の担当箇所は、計算。自己株取得、資本、準備金、配当に関する規制。これを使って何ができるのか、と言われてもよくわからない。しちゃいけないことがずらずら書いてあるのだけれど。
それにしてもつらつらと会社法を見ていると私が受験勉強したころと全く違ったものになっている。わかりやすくするために口語化され、ひらがなで書かれた「会社法」より、カタカナまじりの「商法」の方が読みやすいので、新旧対照表を手元において「商法」を読んでから「会社法」を読んでしまう。
準備金を減少して資本金に計上するのに株主総会決議が必要になっている。立法理由がわからない。葉玉さんの「会社法であそぼ」を見てもわからない。
そもそも「会社法であそぼ」って何なんだ。葉玉さんのブログが堀江さんちに引っ越したのは堀江さんが小泉改革の象徴で、改正の趣旨に合致した人だったから?
堀江さんは「会社法(商法)であそ」んでいたのかな?
資本金0、準備金0、自己株取得、会社分割、株式交換、株主の権限強化などというのをみて、なんだかこわいなあ、どうなってゆくのかなあ、と思う私が勉強不足なんだろう。

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日本の正義の所在について

先週末のOULSのシンポジウム「紛争予防マネジメント」。開会の挨拶で間口が広いと言われたように、医学部、理学部、工学部も参加しておられた。第一部「医療紛争の予防と紛争対応について」では日本からは東京女子医科大学病院副院長、アメリカからはNECソリューションズのフーパー氏がそれぞれの取り組みについてご報告。第二部「建設・立地紛争の予防と紛争対応について」、第三部「企業法務における紛争への予防・早期対応について」。病院のスタッフ間、スタッフと患者及びその家族との間のコミュニケーションの重要性が指摘された第一部では会場の医師から、現在の医療費ではコミュニケーションにかかる費用を病院・医師が負担することは無理だとのご意見が出された。第2部は土壌汚染等の未来の不確実なリスク管理についての講演に対し、会場の数学者から、保険でカバーするためのリスクの数値化は可能なのかとのご意見が出された。
総括ディスカッションのご担当は法理学の中山教授だった。教授は、どうして私がこの役目を指定されたのかわからない、と言っておられた。そのときには私も法学部に人手が少ないせいかななどとぼんやり考えていた。

振り返って考えると、医師の患者とのコミュニケーションが大切だと当然のことを説いた第一部ではお金の問題になり、第二部では安全な生活環境を守りたいというごく自然な願いは保険の話になり、またお金の話になった。
何かをしようとするとするとお金がかかるというのはよくわかる。しかし、その切り口だけで本当によいのか。
実は、総括として法理学の教授をもってきたのは、よく考えられた構成ではなかったのか。
法理学とは、正義とは何か、を考える学問である。中山教授のご経歴を聞いていると、米国留学そしてドウオーキンの名前が出ていた。とすると米国流の正義を研究しておられる方である。米国では、何でもお金や数字の問題にしてしまうのが得意であるが、同時に正義についてもまた語られているのである。
中山教授は、正義という切り口から問題を再構成していただくための人選だったのではないのか。

法とは正義の体系であり、法学は正義を考える学問ではないのか。第三部の企業法務の話といい、ロースクールという所では何か大切なもの、というより法学として本質的なものが抜け落ちていないか。我が国では、米国からお金の話(と病気の牛肉?)だけが輸入され、正義は語られないのか。

松浦教授がおられたら、と思う。松浦教授がおられたら、どのように総括なさっただろうか。

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6民の規準

雨。今日のが雨だから、昨日のは小雨とすべきだった。

倒産法に関する近弁連意見交換会。最近大阪地裁では、自己破産申立事件で免責審尋する人を選択するようになった、それにともない、ここのところあまり実施されていなかった破産審尋が再び活用されるようになったようだが、振り分けはどうなっているのかとの話題。
裁判所がなさることなので、こちらとしては、実例を集めて裁判所の規準を推し量るしかない。
申立書提出段階で破産審尋あり、免責審尋あり、いずれもなし、の3つのコースに振り分けられる。破産審尋を経た場合免責審尋も重ねて呼び出されるというコースはないようだ。
集団免責審尋の呼び出しであれば、さほど気にならないが、破産審尋コースに振り分けられると、理由が気になるところである。
もう少し実例がたまると裁判所の規準が見えてくるだろう。

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