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ガーゼ

晴れ。暖かいを通り越えて道行く人が薄着になっている。

建築・住宅相談担当。久しぶりなので、建築関係の法律相談の参考書を持参する。
途中、サラ金、医療事件の相談も回されてくる。相談課の職員が当日の相談員の顔ぶれを見て適当に割り振るのだけれど、手慣れたものだと感心する。

盲腸の手術でのガーゼの取り忘れで、年末に退院予定だった高齢の家族が今でも入院しているが、病院から示談金として10万円を提示されたとご家族の相談。
その間に同じ病院に入院していた配偶者が亡くなられているとのことで、お気の毒。
膿が1か月も傷口から出続けて、再手術もして、入院中に脚も弱ってしまい、末期の配偶者の看病もできなかったということをどう考えているのだろうか。

それとは別にガーゼの取り忘れと聞くと、シンポジウムでの医師の講演を思い出す。
開腹手術の際に血止めにガーゼを使用すると、血を吸ったガーゼはまたたくまに内臓と見分けがつかなくなる、見えないのだから取り忘れが起きるのは仕方がない。
留学したときに、米国では金属の糸が入ったガーゼを使用していた、手術後にレントゲン写真を1枚撮影すると、取り忘れたガーゼの金属糸が写真に写る、それですぐに開腹して取り出せる、しかし帰国して同様のガーゼの使用を提案したが採用されなかった、コストがかかるとの理由だった、とのこと。

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Comments

手術完了の時、閉じる前にガーゼカウントをするのですが、1枚でも合わない場合閉じないで洗って探すか、術中にX線撮影する方法があります。
血液を吸っているガーゼは白く写るのです。
鉄分を含んでいる為にX線を通しにくい性質が血液にはあるので、地道なチェックを怠らなければ、ガーゼや機械類を体内に置き忘れるミスは防げるものなんですけどね。

Posted by: れすっ子 | 2006.03.09 at 05:15 AM

ご教示ありがとうございました。
またお医者さまに騙されるところでした。

Posted by: 悠 | 2006.03.10 at 05:05 PM

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