« 多色刷り | Main | 地方公務員共済組合 »

古典

昨夜、講演委員会の打ち上げ(まだ講演報告原稿は残っているけど)から帰宅して夕刊を広げ息をのんだ。
破産決定書を偽造した弁護士に実刑判決。

私はこの先生を直接には存じ上げない。報道によれば、事件の原因は、責任感の強さから処理能力を超える依頼を引き受けたためであり、弱者のために働き、依頼者からの信頼が厚い弁護士であったと認定され、判決をした杉田裁判官は、「泣いて馬謖を斬る」と心情を述べられたと書かれていた。

大阪地裁には、優秀な裁判官が多数おられる。しかし、杉田裁判官でなければ、私は判決に幾ばくかの疑問を抱いたかもしれない。
杉田さんがそう判断したのなら、杉田さんがそこまで悩んだ結果であれば、それは正しいのだろう。
斬られた方だけでなく、斬った方も辛かったのだと、双方の心情を思うと、弁護士と裁判官のそれぞれの職責の重さを知るとともに、どうしてこんなことになってしまったのかと、ただ、ただ、哀しい。


|

« 多色刷り | Main | 地方公務員共済組合 »

判決」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« 多色刷り | Main | 地方公務員共済組合 »