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親会社の定義の謎

1週間ほど前に届いた大阪弁護士会主宰の会社法の連続講座の申し込みをすると、定員に達しているからと断られてしまった。相変わらず会社法は人気が高い。

会社法の条文を読んでいると、不思議な謎に出会う。
定義規定である2条4号の「親会社」もその一つ。
解説書では、子会社、親会社は、いずれも法人であればよく、会社ある必要はないとなっているが、親会社の定義規定では、株式会社を子会社とする会社その他の法人となっている。この定義から、親会社は会社である必要はないが、子会社は株式会社である必要がある。
他方、子会社の定義では、子会社、親会社とも株式会社である必要はない(2条3号)。

会社法135条では、子会社は、その親会社である株式会社の株式を取得してはならない、と書いてある。
この場合、親会社が株式会社である場合だけを対象としていることは明らかである。

問題は、親会社の定義が、株式会社を子会社としている会社となっていることである。
親会社というためには、株式会社を子会社としている必要があるから、135条にいう「その親会社」というのは、株式会社を子会社としているものだけを指しているとすると、株式会社でない会社を子会社としている株式会社の株式であれば、その子会社(株式会社でない法人)は取得してよいとなるのか?
それとも、子会社は、という書き出しで始まっていれば、子会社の定義が優先して、子会社が株式会社である必要がなくなるのか?

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