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消費者

先週の金曜が締め切り日だったので気になってはいたのだが、講演委員会の原稿の催促の電話。
商品先物取引の分析を急いでいたため、他の仕事は後回しになってしまっている。
督促電話の主は先物取引研究会のメンバー、ということで、電話をいただいたついでにあれこれ教えてもらって疑問を解決。

商品先物取引の解説書を読んでいると、著者の弁護士が、先物取引で失敗した弁護士から依頼を受けた事例が載っていた。
事件で相手方としていた先物取引会社から、たまたま勧誘を受け、勉強のためにと思って勧誘トークを聞いているうち、必ず儲かるという話についのってしまった事案とのことである。

他人事とは思えない。
世間は、呉服過量販売の被害者に対し、どうしてはっきり断らないの、と冷たいが、私は、もし自分が展示会商法をしている店に足を踏み入れたら、被害に会わずに脱出できるか自信はない。
被害にあっていない人が、私は大丈夫だ、ちゃんと断れると思っていることの方が不思議だ。
彼らはプロで、ノウハウもあり、普通の人は、そのような状況に置かれたときの対応の仕方を練習したことさえないのだから。
子どもたちに、大人から道を聞かれても教えてはいけませんよ、と教えるだけでなく、何度も「いや」と大きな声を出す練習をさせるように、大人たち、特につつしみのある高齢の家庭婦人たちには、「いやです」「いりません」「帰ります」「帰らせてください」と大きな声を出す練習が必要な気がする。
私の好みからすれば、そんな練習をしなくても平穏に生きることのできる社会が望ましいのだが。

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