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入学金訴訟(最高裁)

晴れ。なぜかとても暑い。明日から劇的に涼しくなるそうなのだが。
昨日、雅楽の会と同窓会が11月と書いたのだか、いずれも12月の間違い。友新会の先生方、同窓会の幹事さん、ごめんなさい。うっかりしていました。

最高裁で入学金と授業料の返還を求めていた元受験生の上告棄却
入学金訴訟については、原告代理人の中にも大学側代理人の中にも知り合いがいて、ちょっと複雑な気分なのだが、個人的な見解からすれば、入学金の返還はしない、入学前にきちんと辞退の手続をとった場合は授業料の返還をする、というのは妥当な線だと思う。
多めに合格させて先に入学金と一緒に授業料の徴収もして、特に辞退手続を必要としていない大学の場合はどうするのか、というような問題はある。
今後は、新学期が始まる前の時点で、入学するのかしないのははっきり意思表示をするシステムになってゆくだろう。

読売新聞の朝刊のコラムに、司法研修所で100名を超える合格留保者がでたことに関連して、法曹を増加させるだでなく、質の確保も問題だとの趣旨のことが書いてあった。
ようやく、この当然なことに気づいてもらえて嬉しい。
どんな分野でも専門家を養成するには、手間と時間と金がかかる。即席に大量にというのは無理な話だ。受験生自身が勉強に費やした時間だけでなく、大学では、教官たちが貴重な研究の時間を割いて学生の教育をし、司法研修所では優秀な教官方が、長期間実務を離れて司法研修所で教育に当たっていらっしゃった。実務修習でも配属先の弁護士事務所、裁判所、検察庁でご迷惑をかけながら随分お世話になった。
50年以上続いてきた試験のシステムも教育のシステムも変更して短期間に大量に法曹を作り出そうというのが小泉改革、宮内規制緩和だ。
彼らは、人を育てることの大変さなど気にもかけていなかった、というより知らなかったのではないか。
金で買えないものがある。

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