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提訴前の証拠収集の処分

晴れ。秋晴れ。日中は暑い。

昨日の会派幹事会での民事訴訟法シンポジウムの報告をする。直前まで持ち込んだ六法で条文を確認していたのだが、なんとか無事終了することができ心底ほっとする。
シンポジウムの主な内容は、訴え提起前の証拠収集処分と争点と証拠の整理手続き。
シンポジウムの準備から当日のナレーションまで活躍された片山登志子先生から、シンポジウムを聴くよりよくわかる報告だったとねぎらいの言葉をいただくと、時間をやりくりして準備してよかったいう気分になる。
山口先生からはレジュメがほしいとのメールがある。勉強好きの先生らしい。手元には拙いメモしかなく、恐縮する。

幹事の一人のT先生が、平成18年8月31日時点で大阪地裁で14件しか例がないという訴え提起前における証拠収集処分の申立の内1件は自分がしたものだと名乗りをあげられた。
誣告され20日間警察に勾留された人からの依頼で、誣告した人に対して警察にどのように告げたのかの問い合わせをし、次いで検察庁に文書送付嘱託をして訴えの内容を確認し、相手の嘘を裁判所で明らかにしたとのこと。
鮮やかなお手並みでした。こういう使い方ができるのかと一同感心する。

報告が終わってほっとする間もなく、ラジオ原稿の提出期限が迫っている。
冷凍保存精子の事件をとりあげようと親子関係の原稿を書いていると母子関係の裁判のニュースがあり、さらに政府の法整備の動きまででできた。短い解説でどこまでとりこめるか。

東京地裁で即決判決第一号が中国人というニュース。
執行猶予のつく出入国管理法違反の事件がこの制度に馴染みやすい類型の一つであることはわかる。
だから、こういう報道の仕方をする方もする方だけど、こういう取り上げられ方をすることに気をつかわないのも裁判所らしい。
せっかくだから第一号は日本人にしておけばよかったのに。

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「法律」カテゴリの記事

Comments

こんばんは。
こちらには初めてコメント差し上げます。
民事裁判シンポのレジメ(手控え?)、ありがとうございました。「勉強好き」ではありませんが(笑)、やはり弁護士である以上は民事訴訟手続の研究は「プロ」としての基本技術の研鑽だと思っています。とりわけ争点整理に関しては有益ですね。今後の訴訟実務における参考にさせていただきます。
悠さんらしい、ブログですね。自説をはっきり述べるブログが少ない中で貴重です。

今後ともよろしくお願いします。

Posted by: toshi | 2006.10.17 at 09:34 PM

コメントありがとうございました。私は「ビジネス法務の部屋」を拝見して、一つのテーマを掘り下げる力のある人のブログはすごい、とつまみ食いのような日記を書いるのをこれでよいのかと反省しています。今後ともよろしくご指導のほどお願いいたします。

Posted by: 悠 | 2006.10.18 at 09:54 AM

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