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6民懇談会

晴れ。気温は下がる。御堂筋の銀杏の実が強風でぼたぼたと音をたてて落ちる。
歩道を歩くときには気をつけなくちゃ。

司法委員会と6民との懇談会と懇親会。新会館の会議室を使用。6民の皆様は初めて新会館にお越しとのこと。
林部長は、こんなに立派な建物だと知っていたら、会議室を貸してほしいというのを議題に入れておけばよかったとご挨拶。お祝いの言葉なのか、利用できるものは何でも利用しつくすという信念の持ち主なのか。あるは弁護士会から、ここのところ毎年のように提出されている、債権者集会の混雑を緩和してほしいという要請に対する牽制球なのか。

新しい話題として現れたのが、管財人に源泉徴収義務があるか、という問題。
大阪地裁の行政部で義務ありとの判決が出て、控訴中とのこと。
倒産した会社の元従業員に配当として、未払い賃金を支払うときと管財人報酬の支払いについて問題となっている。
特に元従業員に未払い賃金を支払うときに源泉徴収をしようとすると、単なる配当と違い、源泉をするための情報を把握しておかなければならず、また、相殺によって処理するときには、現実には金銭は動いておらず、源泉に必要な分を元従業員から受け取る必要がでてくる。現実問題として可能なのか。
弁護士の中には義務なしとして争うべきだとの意見もあるが、管財人事務所に税務調査が入ったとの情報もあり、自分が矢面に立って争いたくないという意見もある。裁判所は同じ大阪地裁の判決に真っ向から反対するのもどうかと思案していらっしゃるようだった。

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Comments

管財人に源泉徴収義務ですか・・・。
理屈で考えたら、確かにあるかとは思うのですが、手間を考えたら、義務なしにして欲しいという気持ちになりますね。
ところで、未払賃金を相殺で処理できるんですか?すみません、素朴な疑問で。
やはりこれからは戦う税理士さんを強い味方にして備える必要がありなんでしょうかねぇ・・・。

Posted by: まつい | 2006.11.08 at 09:58 AM

賃金は全額払いの原則があり、使用者からする一方的な相殺は禁止されていますが、合意による相殺は認められています(最判平成2年11月16日)。それで議論を聞いていたときには、合意相殺のことだと思っていました。管財人は使用者ではないという理屈はむつかしいと思うのですが。

Posted by: 悠 | 2006.11.08 at 01:53 PM

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