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経済設計グループ?

晴れ。粉雪が舞っている。
新聞受けから取り出した朝刊を読んでいると指先が冷えて痛くなる。
今日は長めの丈のコートにしよう。

欠陥住宅ネットで、国土交通省がした新築マンションの強度調査の結果が話題となっている。
問題ありは7パーセント弱だが、支障なしは40パーセント弱にすぎない。残りは、概ね支障なしだそうだ。
概ねって・・・・。
要するに、この国の新築マンションの6割以上は耐震強度に何らかの支障があるのでしょう?
異常な数字だと思うけど。地震国であることを思うと、あまりにひどい。
阪神淡路のときに、某グループのマンションばかりみごとに壊れていたと被災者から聞いたことがあるけれれど、国土交通省は無作為抽出なんてことしていないで、欠陥が見つかったマンションと同じ施工者のマンションは片っ端から調べてみた方がいいと思う。
無作為抽出で検査された建物だけたまたま手抜きしたなんてこと信じられないもの。
調べた上で、どこの施工者かも公表した方がよいと思う。
こんな中途半端な結果だけ報告されたら、まじめにマンションを造っている業者さんが迷惑するもの。
それとも日本中の高層マンションの6割以上を姉葉さんが構造計算したとでも言うつもりかしら。


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LS飲み会その2

雨。今日から寒くなるとのことだが、雨のせいかそれほどでもなさそう。

LSの助教授から倒産法の勉強会の打ち上げに参加しないか、優秀なのがそろっているよとのお誘い。
できれば勉強会から参加したいが、午後いっぱい法律相談なので、夕方の飲み会から参加。
就職と弁護士倫理科目の試験対策が話題になる。
管財事件で不動産仲介を依頼した業者から仲介料のペイバックをすると言われたらどうするか?
そもそもそんな業者には最初から依頼しない。
どの弁護士に聞いても、受け取るという人はいないが、それならどうして不祥事が起きるのか、という質問。
確かに受け取っている人がいるという噂はあったし、業者も平然とペイバックすると宣伝をしているところもあった。
個人的には受け取ったという人は知らない。受け取った人に尋ねてみてほしい。

その他択一の問題で、地裁に提出する訴状と簡裁に提出する訴状の記載事項の違いというのがあったと聞いてびっくりする。
実務で書き分けている人がいるだろうか?

一次会が終了するころ、新60期が合流した。実務修習中とのこと。
修習生を見ていると、なんだかうらやましくなってくる。
そういえば、自分が修習生だったころ、弁護士や検察官からいいなあ、と言われて、当時は何のことかわからなかった。
何がどううらやましいのかはわからないけれど、とにかく羨ましいという感情が湧いてくる。
いいなあ。

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業務広告?

晴れ。暖かい。明日から寒波がくるとのこと。
昨日は、新会館地下食堂を借り切っての忘年会。
飲み放題の焼酎とワインのせいか少しはしゃぎすぎ。
1年前のここの忘年会では借りてきたパンダ、いや貸し出されたパンダ状態だったのだが。

会派の企画調査委員会から業務広告としてのHPの活用の現状と展望と題する「緊急アンケート」が届く。
広告にHPを使っているかどうかというかなりの多項目に及ぶアンケートなのだが、これは答えにくい。
日記はHPに該当するのか。
該当するとすると、広告以外の目的で日記を書いている場合は、ある、にチェックするのか、ない、にチェックするのか。
ない、とすると、どうして持たないのか、という項目に行くのだが、そこに記載されている理由を見てもよくわからない。特に必要性を感じたことがないから、というのが妥当なところだろうか。

多分、日記は広告には向かないと思う。
広告というからには、魅力的なことを書いて、それを一定期間更新せずに置いておくべきだろう。
毎日更新していたら、広告としてはあまり意味がないと思う。
事務所の広告をどうしよう、というより、本気で事務所の宣伝をするなら、日記を公開するようなはしたないことをまず止めるべきではないだろうかという気がしてきた。

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学納金返還訴訟判決(医学部)

曇り後雨。やや寒い。
昨夜事務所のビルを一歩出たところで司法支援センターの所長にばったり出会い、センターの忘年会の二次会に誘われる。
センターの職員は会及び扶助協会からの出向が多いようだ。センターの事務所は会館の地下にあるのだが、居心地は地上階よりよいとのこと。
 
学納金訴訟最高裁判決(医学部)の判決文を読む。
授業料等の不返還特約は著しく合理性を欠くと認められるものでない限り公序良俗に反するものとはいえないというべき、とのこと。つまり、通常の授業料であれば返さなくてよい。
返還を命じていた原審(大阪高裁)判決破棄。
通常の授業料といっても、医学部なので600万円余りと高額。
定員が厳しく定められていること、欠員が生じた場合に大学に生ずる損失が多額になること、不返還特約が大学選択の自由を過度に制約し、学生の著しい不利益において大学が過大な利益を得ることにるような著しく合理性を欠くものとまでは認めがたい、というのが理由となっている。
滝井裁判官の反対意見付き。
他学部との均衡や、欠員が補充できたかどうかで返還するしないが分かれるというのもどうかと思うので多数意見でよいと思うが、個別事情を見つめた滝井先生のご意見も魅力がある。
司法はどうあるべきか、を考えさせられる。

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師走後半戦(年賀状)

快晴。暖かい。

日曜日は年賀状を書こうと思っていたのだが、金曜の夕方からパソコン画面を見ると頭がくらくらする感じで、それでも土曜の夕方は知り合いの税理士さんからの法律相談のメールに対応していたのだが、日曜になると日経PCの記事を読んでも文章が頭に入らない状態。パソコンを立ち上げる気力がわかない。

以前、大手事務所のトップの弁護士が、日本の人口を弁護士の数で割った数にほぼ等しい数の年賀状を送っていると自慢していらっしゃった。その先生は、若いときに、日本中の人が弁護士の知り合いがいる社会を目指していらっしゃったとのことで、自分の分の責任を果たしているとのことだった。

そんな話を思いだして、なんとか年賀状書きを自分にさせようとしているのだが、もともとぐうたらなせいか、ふと疑問がわく。
弁護士から年賀状が来てうれしいか(友人等個人的な知り合いである場合を除く)?
振り返ってみれば、私は友人が医者であるような場合を除いて、医者から年賀状をもらわない。
そういえば、以前退院した後に担当のお医者さまにご挨拶に行ったとき、またいつでもどうぞ、と言いかけて言葉を飲み込まれたこともあった。
いやこんなことを考えている間に、少しでも作業を前に進めなければ。
先日郵便局でバイトをしている人から、その苦労話を聞いたばかりである。郵便屋さんにご迷惑をかけてはいけない。
ああ、年賀状・・・・・・。

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無情・・・

晴れ。12月だからくるみ割り人形がいいなあと思いながら、久しぶりに練習に行くと今日は特別バージョンでくるみ割り人形となっていた。わくわくしたのもつかの間、先生が選んだのは金平糖。ごく一部だけ、それも極めて簡略化してあったにもかかわらず、動きについてゆくのが精一杯でした。

来週の木曜と水曜は大阪南部と北部で法律相談。年明け5日が待機日となっていることも考えると、随分便利に使われているなあ、とそこまではまだよかったのだが、会から届いたFAXを見ると、28日は事務局は休みなので、もし体調を崩すなど不測の事態が生じて相談に行けなくなったら自分で交代を探すこと、と書いてあった。
鵜飼いの鵜匠さんだって鵜が働いている間はちゃんと船に乗って縄を持っていると思う。
私は鵜以下の扱いか。

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求刑と猶予

ネットのニュースを見たら検察が堀江さんに4年求刑。
執行猶予がつくのは3年以下。
通常、執行猶予をつけるときには、求刑どおりの判決をする。
求刑が4年でも3年に下げて猶予をつけることは可能だが、自分が弁護人をしていて、猶予がほしいと思っている事件だと、求刑が3年以下だとほっとする。
もっとも堀江さんは無罪を主張している。

裁判所が無罪の心証を抱いているなら猶予がつくかどうかの心配などしなくてもよいのだが、有罪の心証を抱いている場合、4年求刑だと猶予がつかず実刑になる可能性が高い。
いや、可能性が高いというよりはむしろ求刑4年は、検察が本気で実刑を求めているとの印象を抱かせる。

会社を統括していると言うためにはどの程度内容を把握している必要があるのだろう。
決算書が粉飾されている程度の認識でよいのか、粉飾の方法まで知っている必要がるのか。
どの数字がどう粉飾されているかまで知っている必要があるのか、全体として粉飾されているとの認識があれば足りるのか。
決算書を赤字にするなといった程度の指示でよいのか、より具体的な指示が必要なのか。
裁判所は堀江さんの指示の有無をどう認定し、有罪であるとされるためには、どの程度の指示と認識が必要とするのか。
刑事事件なので不謹慎な言い方かもしれないが、判決が楽しみ。


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年金分割と離婚?

曇り。暖かい。
個人情報保護法のシンポジウムのために23条照会回答拒否の事例を調査したが、法律を誤解した拒否が数例あった程度で、たいした影響はなさそう。

テレビ局のニュース番組の下請け会社を名乗る電話が、年金分割ができるようになったら熟年離婚が増えるはずなので、50代の女性で離婚を考えている人を紹介してほしいというようなことを言う。
年金分割で熟年離婚が増える???

年金の分割といっても現金が手に入るわけではなく、受給資格は自分が充たしていないといけないし、従前保険料を納めた記録が移転するだけで、実際に年金を受給するころにはそれがいくらになっているかわからない。
そもそも平成19年4月改正は、過去の分の分割について話し合いが原則で、話し合いができないときは裁判所が決める。
平成20年4月改正は、平成20年4月以降の厚生年金の3号被保険者となっていた期間について2分の1を当然分割としているので、この制度の恩恵を受けようと思えば、平成20年4月以降どれだけ長く3号被保険者でいたかということが問題になる。

年金をあてに3号被保険者をしているより、働いて収入を得ている方がよほど離婚後の生活は確実ではないか。
年金分割をあてに離婚を思いとどまることができる状態なら、離婚しなくてもよいのではないかとも思う。
離婚の相談に来られる方はたいていもっとせっぱ詰まっている。

DV夫から幼い子ども2人を連れて逃れたお母さんが久しぶりに事務所に来られた。
2年前、離婚調停で頑として離婚を認めなかった夫から、内容はわからないが調停を起こされた、対応してほしい、という相談だった。
子どもを連れて家を出た直後にはどこか頼りなかった人が、現在生活は安定している、子ども達もすくすく成長している、と語る。言葉の端々に仕事と子ども達との生活に自信が窺われる。

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4人目

曇り。御堂筋のいちょうが落とした葉が花壇の花の間を黄金色に埋めている。

朝刊に大阪弁護士会の弁護士横領で逮捕の記事。57歳。今年に入って4人目と書いてある・・・・。
高齢女性の財産管理をしていて横領したとのこと。
ネットの記事によれば被害額が数億円に達する可能性があるとのことだが、一体そんなお金何に使ったのだろう?
ばれないとでも思っていたのだろうか。そういうリスクの計算もできない人が長年弁護士をしていたのか???

バブルの後始末のころは株や不動産投資の失敗で金が必要となり不祥事が起きたが、最近の不祥事は弁護士が仕事がなく、生活に困ったあげくだいう話を聞いたことがあるが、生活に困って数億円というのでは桁が合わない。

弁護士倫理の講義で演習問題となるのは、預かり金と報酬金の清算を相殺でしてよいか一旦全額渡してからあらためて報酬として支払ってもらうべきかや、親しい人からその人の知人の弁護の依頼されたとき、本人と一度も顔を合わせることなく受任してよいか、という事例であり、預かった金を横領してはいけませんなどどいう当たり前の話はしない。

どうしたらこんな馬鹿げた不祥事、というより犯罪を未然に防止できるのだろう。

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不正競争防止法(ソフトウエア)

晴れ。昨日は、不正競争防止法研究会に出席していたので、コンサートの様子は見ていないが、盛況だったとのこと。よかった。

研究会では、レース編み機のソフトウエアの差し止め請求事件。
ソフトウエアが同一かどうかはアルゴリズムを比較して検討している。
侵害行為を組成した物の廃棄、侵害の行為に供した設備の除却も請求しているが、問題となっているレース編み機がどんなもので、ソフトウエアをどうやってそれに使用しているのかさっぱりわからないので、何を廃棄せよと請求しているのかわからない。
もっとも、裁判ではアルゴリズムを比較して、多くの点で異なると判断されているので、廃棄請求は問題とならなかったのだろう。
ところで、相手方のアルゴリズムは訴訟を提起する前に入手できたのだろうか。それとも訴訟を提起した後で相手方から開示を受けたのだろうか。
後者だとすると、訴訟提起後に類似かどうかの検討をすることになる。

訴訟を提起する側の気持ちもなんとなくわかる。自分が発注したのと同じ機能を持つソフトを制作会社の元従業員が販売していたら、自分のアイデアが盗まれたような気がするのだろう。
通常発注者は、ソフト開発の技術を持たないので、こういうものがほしいという要望を述べ、使い勝手について注文を出すのだが、これをしたからと言ってソフトの技術を提供したわけではない。
技術者が、既に有していた技術を使い、又は新たに考案した技術を用いてソフトを開発したのであり、その後その技術者が別のアルゴリズムで同じ効果のあるものを作成したとしても、発注者は何も盗まれてはいない。

マイセンの陶器を開発した技術者を発注者の王様が一生幽閉し、その秘密が外に漏れないようにしたという話を思い出した。
会社が自分で優秀なソフトウエア技術者を育て、一生自分の会社で働いてもらうように遇するなら、何も外に流れはしないのだが、それで採算がとれるかというとむつかしいのではないだろうか。

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師走後半

晴れ。昨日の方が寒く感じられたが、慣れてきたせいかもしれない。
今日は大阪弁護士会館でコンサートが開かれる予定。
寒い中わざわざ来られた皆様にご満足いただけるものとなりますように。

今年もあと少し。なんとか年内に終わらせることのできる仕事は年内にと思いながら、来年1月の予定も考えて準備を始めなければならない季節。
1月に座談会とシンポジウム。それにラジオの原稿。
1月半ばにラジオ原稿を入れようとすると、年末から年始にかけてネタを探さないといけない。
こんな時期にこんな宿題を抱えたくないなあと思っていたら、公害委員会から「法律相談のお知らせ」を広報するよう依頼があり、渡りに船。
しかしその数日後に、キャンセルの連絡がありぬか喜びに終わる。
2月ころに弁護士会のイベントでもあれば、ネタになるのだが。
このころに市民向けのイベントを企画している委員会はないだろうか・・・・・年度末だから期待薄か。


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科学と政治と平和の関係

晴れ。少し寒い。
昨日の午後から寒波が来ると聞いたように思うのだが、それほどでもなさそう。

午前堺支部。
堺支部はあまり気がのらなかったのだが、行ってみると予想外に感じのよい裁判官。
事案から考えて、感情的にこじらせる前に和解した方がよいのではないかとのご提案。
こちらとしても、こじらせたくない、というかもういいかげんこじれてしまっているような気もする。
裁判官のお手並みに期待。

土曜日のシンポジウムを思い返して、印象的だったのは、遺伝子治療がここまで進歩しているのかということと、炭素の電子顕微鏡写真が「電子の雲」をとらえていたこと。
どちらも本題とは関係がないのだが、理学部で勉強していた頃のことを考えると、科学の進歩の速さはすさまじいとしか言いようがない。
原子核分裂の話で、原子炉と原子爆弾の説明も面白かった。というより、隣国の状況を考えると背筋が寒くなる。
さて、ここからがシンポジウムの本題で、どうしたらマンハッタン計画を阻止できたのか。または遺伝子組み換え植物はともかく動物を作り出すことの抑制は個々の科学者の倫理観のみに依存していてよいのか。

物理学者は、科学者の世界会議に期待を寄せられる。
医者は、学界のガイドライン作成に法曹の参加を期待される。
社会学者は、科学は国家の予算でコントロールできると仰る。

どれも長短あって決め手とはならないように思われる。
未来を担う子ども達に対し、学校では知識を、家庭では倫理を、きちんと教えることがすべての出発点にあるように思われた。
政治も科学も民主主義も、人によるものなのだから。


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旧友(ミャンマー)

曇り。それほど寒くない。
阪大LSのシンポジウム。今回のテーマは「科学技術倫理と法曹教育」。
いつものように、かみあっているのかいないのかよくわからないが、異分野との交流はカルチャーショックのようなものがあって楽しい。
かみあうことだけが大切なのではなく、相互に分野が違う相手とは同じテーマで話をしているつもりでもすれ違うということがわかるだけでも有意義だと思う。

会場で手伝いをしていた学生の名札を見て、ベトナムの方ですかと声をかけるとミャンマーだと言う。
大学院のときにミャンマーからの留学生の友人がいたので懐かしくてその話をすると、彼女の後輩で自分は検察官だと言う。
ミャンマーには女性の法曹が多いのだろうか?彼女も私の友人と同様、知的で上品でとても魅力的だ。
ミャンマーに帰った後どうしたか気にかかっていた友人の消息も教えてもらい、また是非会いましょうと名刺を渡す。

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相続税の基礎控除

晴れ。暖かい。

相続税の心配をしているという相談が何件があったのだが、いずれも基礎控除額の説明をするとすぐに納得された。
基礎控除のことを知っていれば、わざわざ相談に来られるほどのこともなかったのではと思われる。
中学校か高校の家庭課の教科書にでも書いておけばよいのに。

相続税の基礎控除額は、5000万円+1000万円×相続人の数の額である(相続税法15条1項)。
相続人が妻と子2人の3人の場合、5000万円+1000万円×3の8000万円が控除される。つまり、遺産の額が8000万円を超えていなければ、課税されない。

相続税が心配なので、養子をしようかという相談もあったが、上記計算の相続人として計算できる養子の数は次のように数える(15条2項)。
実子がある場合又は実子がなく養子の数が1人である場合には、1人。
実子がなく養子の数が2人以上の場合は2人。

特別養子及び被相続人の配偶者の実子で被相続人の養子となった者は実子とみなす(15条3項1号)。
実子、養子が相続開始以前に死亡するか相続権を失ったためにその者の子、孫が相続人となった場合は、実子とみなす(15条3項2号)。


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訴訟執行事務局への対応

訴訟執行事務局のキーワードで北海道から九州まで広範囲の方からのアクセスがあります。
どういう詐欺なのか気になったので検索すると、実際に電話をした場合どうなるのかということが書いてあるページがありました。
書面に記載されている番号に電話すると、他の番号にかけるよう指示され、そこにかけると今度は「弁護士」と名乗る人が出てきて、すぐに手続をしないといけないなどと言うそうです。
そこまでしか記載はありませんでしたが、その後おそらく弁護費用を振り込めと続くのでしょう。
おれおれ詐欺を一ひねりしたものでしょうか。

裁判所以外が裁判をすることはありません。
もし、裁判所を名乗る封筒で身に覚えのない内容の書面が届いたら、そこに書いてある番号ではなく、NTT等で裁判所の電話番号を確認のうえ、裁判所に電話して本当に訴訟が起こされているかどうか確認してください。
訴訟を起こしたというのが嘘であれば放置してください。
もし本当に架空請求の裁判が起こされていれば、すぐに知り合いの弁護士又はお近くの弁護士会で相談してください。
裁判が起こされていれば、架空請求であっても放置すると判決が出てしまいややこしいことになります。

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LS飲み会

曇り。
午前尼崎支部。事故でダイヤが乱れていて北新地駅に戻れず大阪駅へ。
大阪の地下がこれほど縦横に通路でつながっていたとは知らなかった。

教授のお誘いでLSの学生さんたちと飲み会。
学生さんが10名弱しかいないので一クラス何人か尋ねたところ、35名とのこと。
3年コースと言うので他学部出身者の集まりかと思っていたら、大半が法学部出身者とのこと。
こちらの想像と現実のLSはちょっと違うみたいだ。
答案の書き方などの話題になる。
新司法試験は答案作成時間も問題の長さも違っているので、細かいテクニックは何の参考にもならないだろうが、どんな答案を作成するかという目標は共通だと思う。
「採点者が、高得点を出したくなるような答案」。
自己満足のために書くのではないのだから、読み手の心理を考えて書く。相手が気持ちよく読んで気持ちよく高得点を出すと、こちらも気持ちよく合格できるというものだ。

検察がLSの学生を対象にした説明会を開催しているという話には驚いた。
弁護士側は修習生の青田買いを自粛する協定をしているが、修習生どころか、LSの学生を対象に説明会をしている。就職協定は、修習生が落ち着いて勉強できるように、というのがもともとの趣旨だったと思うが。協定するなら、検察、裁判所ともしておかなければ意味がないような気がしてきた。
LSの学生さんは、司法試験だけでなく、研修所の2回試験やら、就職やら先々のことまで心配事が多いようだ。合格率が2パーセント程度だったころは、受験生は司法試験の心配だけしていればよかったのだが。


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ウィニー判決

雨。寒い。

京都地裁でウィニー作者に著作権法違反で有罪判決との記事。
開発したソフトの公開が違法となるかどうかは、「この技術の社会における現実の利用状況やそれに対する認識、提供する際の主観的態様による」のだそうだ。

社会での利用状況、それに対する認識、提供の主観的態様?これが刑事罰の基準?
ソフトを提供して、それが違法コピーに使われるたのが犯罪なら、ダビング機器の販売はすべて犯罪となるのではないのか?
記事によると控訴する方針とのこと。当然だろう。

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三角合併?

雨のち晴れ。

経団連の意向に反してでも、官房長官が三角合併を推進するとのこと。
対日投資を増加させたいとの理由だが、一体それが誰にとってどんなメリットがあるのかわからない。

とはいえ、会社法で三角合併ができるとの規定を入れた時点で、経団連は既に負けていたのかもしれない。
この規定が出来る前に戦うべきだったのではないか。
猶予期間を認めさせるのが精一杯だったのだからどうしようもない。
推進派からすれば、猶予期間まで認めてやったのだから、それが過ぎたらどんどん制度を活用しようというのはむしろ当然の姿勢かもしれない。

対日投資を増加させる。
一体このフレーズは何を意味しているのだろうか?
国民の富を外資に売り飛ばす、などという表現は過激に過ぎ、間違っているのだろうか。
それが、何を意味し、国民にとってどうメリットがあるのか、政治家の方々には、私にでもわかるように説明していただきたい。
国際化だのグローバル化だの規制緩和だの自由競争だのいうフレーズには何の意味もない。
我が国の政治家である以上、我が国にとって、それがどういうメリットがあるのか、国民にわかるように説明していただきたいのだ。
会社法の案が作られていたころ、ホリエモンだとか村上ファンドだとかをあたかも子ども達のヒーローのようにテレビが取り上げていた。
今なおその流れに乗って進もうとでもいうのだろうか。

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危機管理のノウハウ

快晴。11月に戻ったようなお天気。御堂筋の銀杏は明るい黄色。

昨日は久しぶりにのんびりした日曜だったので「危機管理のノウハウ」(佐々淳行)を読み始める。
読み始めてすぐに、先日の本町塾の忘年会で、H先生から孫子の「兵法」を読むように勧められていたことを思い出す。
孫子も読みかけてどこかに置いたままだから、それを探そうかとちらっと思ったが、「危機管理のノウハウ」の方が読みやすいし、実例は日露戦争、クトゥゾフ将軍、ナポレオン、東郷元帥、ヒットラー、南雲中将とわかりやすい。内容は似たようなものだろう、H先生だって「危機管理のノウハウ」を読んでいらっしゃったらこちらを推薦されていたかもしれない、などど勝手な理屈をつけてそのまま読み続ける。

「危機管理のノウハウ」の一つに、話をしたくない相手と話をすること、というのが出てくる。
ちょっと耳が痛い。1週間以上前に回答書を添えて返信してほしいと手紙を出しているのになしのつぶての相手がいる。どうして回答書を返送してくれないのか聞いてみなくてはと思いながらずるずると連絡をしていない。
朝一番で担当者に電話をして、1週間前にお手紙を差し上げているのですが、と言うと、受け取っていないととぼけられた。
電話をしてよかった。次の手を考えなくては。

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架空請求発見-「訴訟執行事務局」

曇り。

事務員が、詐欺のようなんですが、と封筒を持ってくる。
差出人は「訴訟執行事務局」。馬鹿馬鹿しいほど怪しいネーミング。

手紙を取り出して一読する前に怒りがこみ上げてきた。
何なんだこの念のいったばかばかしさは。

1行目に大きく
「平成18年(特 フ) 第6974号訴訟決定通知書」
と太字で書いてある。
(特 フ)って何なんだ。(特 フ)って。裁判所にそんな記号は存在しない。
その下に
「決定」
と書いてあり、その内容は、
「当、訴訟執行事務局は、本件訴訟委員会の構成員である民事訴訟委員の意見を聴き、特定債務等の促進のための特定訴訟に関する、法律35条、36条、民事訴訟法15条により、次のとおり特定訴訟を決定する。」
となっている。
訴訟委員会って何だ。民事訴訟委員って何だ。特定債務等の促進のためのなんとかって法律ってどこにあるんだ。
民事訴訟法なら私も知っている。15条は管轄の標準時規定だ。この規定がこの文脈でどういう意味があるのだ?
さらにその下に、意味不明なことが書いてある。
「消費料金について、契約運営会社から、未だ料金未納な状態とし民事訴訟を行うものとする。」
以下省略。
要するに、3日以内に本人から連絡をしなければ、差押えをすると書いてあるのだけれど、普通はこんなのは無視して連絡をしないだろう。
そんなことは、馬鹿でもわかりそうなので、その下に住所と電話番号が書いてあり、一番下に太字で、
「尚、万が一身に覚えが無き場合は、早急にご連絡ください。」
と書いてある。
多分これが一番言いたいことだろう。

消費者センターでは、架空請求は無視して連絡をしないように、ただし裁判所からの通知には連絡をするようにと指導しているはずだ。
だから、裁判所らしくみせかけた架空請求を送り、よくわからないからとりあえず連絡をしようかという気にさせているのだろう。

裁判所からの通知には、○○地方(簡易、高等)裁判所の名前が入っています。
裁判所に電話をかけるときには、電話帳等で確認して正しい番号にかけてください。
相手が指定する番号にむやみにかけるのはやめましょう。

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新60期

雨。予報より早くなったらしい。

メンテナンスで日記が書けなかった間に、本町塾の忘年会や税理士会との研究会や友新会幹事会だとかがあって、書いておきたいような話がいろいろあったのだが、とりあえず、お知らせを優先。

大阪で就職をお考えの新60期の皆様へ。
友新会は、平成19年3月3日土曜日にお見合い会を予定しています。
この1回だけになるか、2度目が開催されるかは未定です。
たくさんのご参加をお待ちしております。
なお、新60期のための会なので現行60期の参加を認めることは今のところ考えていないとのことです。

新60期については、実力にばらつきがあり、基本的な知識が欠如している人もいるので、十分に注意して接すること、という取扱注意情報が囁かれているようです。
実力のある方には全く迷惑な話ですが、そんなことをぼやいても仕方がないので、現実的に対処するしかなさそうです。
他方、大手の事務所に中には、ロースクールの学生さんの中からこれはという人に、合格したら来てくださいという話をしている所もあるという噂ですが、真偽のほどはわかりません。

全くの私見ですが、今後、ロースクールの成績証明としかるべき教授の推薦状などが強力な武器になってくるのではないかと思います。
一緒に飲みに行って気があったから採用、などというのどかな時代はとっくに過ぎ去ってしまったようです。

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哀悼

晴れ。風が冷たい。

昨日、大阪高裁の裁判官がお亡くなりになられたとのニュースが流れていた。
お名前に見覚えがあるので、この方の部に事件が係属したことがあったと思う。
その程度しか存じ上げないのだから、何にお悩みになっていらっしゃったのかなど推し量りようもない。
だけど、もしかしたら、お忙しすぎたのではないか、と思うととても悲しい。悲しいというよりやるせない気分になる。
高裁の裁判長として紛争の解決に責任のある判断をすることの重圧がどのようなものかは多分私の想像を超えているだろう。
裁判所は、特に何も気づかなかったというコメントを出していらっしゃるが、人生を他人の紛争の解決のために捧げて来られた方にもう少し配慮して差し上げることはできなかったのだろうかと思う。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。

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インターネットの恩恵

晴れ。暖かくてよいお天気だ。

書面を書いていて、大腸内視鏡検査ってどの程度の時間がかかるものなのか知りたくなった。
以前、大腸内視鏡検査専門病院のHPで動画がアップされていたのを思い出し、どこにあったっけと探すと、それらしいものがあったのでクリック。
見始めるとどうやら以前に見たのと違うものをクリックしたらしい。内視鏡検査でポリープを切除している動画が出てきた。
輪投げの要領でなどと簡単そうに書いてあり、実際手術はとてもうまくいっていると思われるのだけれど、それでもこういう画面に不慣れなので耐えられずに画面を終了させてしまった。
お医者様は大変な仕事だなあ。こういうのを知らずに医学部に入って、耐えられないと思ったらどうするのだろう。慣れるものなのだろうか?
あちこちクリックして目的の画像を発見する。
こちらはきれいな腸の中をすべるように内視鏡が進む映像。2分くらいであっけないくらい簡単に終了。
どうやら医師の技術にかなり差が生じている分野らしい。

それにしてもこういう動画まで事務所にいながら簡単に閲覧できるのはとてもありがたい。

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