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養育費算定表(大阪)

大阪家庭裁判所が公開している養育費算定表です。

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架空請求(裁判所を騙った電子メール)

晴れ。暖かい。

以前、訴訟執行事務局と名乗る裁判所を騙ったような騙っていないような書面を見て頭にきたけれど、ついに堂々と裁判所を騙った振り込め詐欺まで現れたらしい。

最高裁のHPによると、裁判所の名称を騙り、支払命令と題する電子メールを送信して支払いを求めたばかりか、最高裁判所認証局の自己署名証明書のフィンガープリントを引用しているとのこと。
ここまでくると悪質にもほどがある。

裁判所は電子メールで支払いを求めることはしていません。
不審な書面、メールが届いたら、そこに記載されている番号ではなく、NTT等で調べた裁判所の電話番号に電話をして、本当に裁判所から届いたものかどうか確認をしてください。
振り込みをする前に、確認をしてください。

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管財人の担保価値維持義務

晴れ。暖かい。

破産法MLに賃借人が破産し、敷金に質権が設定されていたときに、破産管財人が、正当な理由に基づくことなく賃料を発生させ、敷金を相殺する合意をしたことが、管財人の担保価値を維持すべき義務に反するとされ不当利得返還請求が認められた判決が紹介されている(最判平成18年12月21日)。
原状回復費も敷金と相殺されたが、こちらは、質権者が予定していた上で担保価値を把握していたのであるから、正当な理由があるとされている。
なお、この事案では賃料を支払うに足る財団があったとの事実認定がなされている。

この判決の射程はどこまでか。
賃貸借の解除に最低限必要な時間しか経過していなかった場合であっても相殺はだめなのか。
財団が賃料の支払いに足るものでない場合には、相殺をしてもよいのか。
解除が合理的な期間を経過した後になされていれば、それだけで独立した義務違反となるのか。
管財人が合意したのではなく、賃借人から一方的な相殺をされた場合はどうか。


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隣接業界用語

晴れ。今朝は少し寒い。

週末に『ライブドア監査人の告白』(田中慎一著)を購入。今更という感じだが、堀江さんの事件が結審したらしいのに、新聞報道を見ても結局なんのことだかわからなかったので、このもやもやを晴らすことができるかと期待半分、売名のための自慢話がほとんどで内容のあることなんか書いてないのじゃないかというあきらめ半分で読み始める。
結構おもしろい。少なくとも読んだ範囲では売名行為という印象は受けない。図解が多くわかりやすい。
会計の話も分かりやすく解説されている。株式交換をした場合の評価方法として持分プーリング法がよいのかパーチェス法がよいのか、というくだりでは、今まで意味不明だったこれらの用語がこんな単純な話だったのかとびっくりする。と同時に、会計士さんたちの多くは、株式交換の意味がわからないまま、計算方法を覚えるとも書いてありこれにも驚く。
当然会計士さんは会社法の用語の意味は知っていらっしゃると思っていた・・・けど、あちらは弁護士なら当然会社法に関係する基本的な会計用語はわかっていると思っていらっしゃるのかも・・・・。

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地方自治法

晴れ。暖かい。

来週の本町塾に向けて地方自治法のレジュメを作成している。
何が書いてあるかも知らなかったのだが、読み始めると面白い。
担当は第6章の議会と第7章の執行機関なのだが、議会と首長との関係あたりは条文を眺めているだけでもエキサイティングでスリリング。
自分が知事なら、または市の顧問弁護士ならと想像する。
豪雨で大きな被害が発生したのに議会が災害対策費を否決したらどうするか、議長が家族名義で経営する建築会社が公共事業を受注しているのを発見したらどうするか、あるいは第三セクターの事業が破綻したら・・・・。
受験生のころ、地方自治は憲法に書いてある程度しか勉強せず、観念的にしか理解していなかったが、地方自治法は具体的でおもしろい。こんな世界を教えてくださるH先生にあらためて感謝。

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建築士の先生方のご懸念

晴れ。暖かい。

昨日から建築士の先生方がML上で意見交換していらっしゃる。
1年間よく持ちこたえたという感想を読むと、ずっともやもやしていた耐震偽装がついに明らかになったということに快哉を叫びたくなるが、反面、憂鬱な気分になるご意見も書かれている。
今回の発表は独立系民間検査機関狙い撃ちではないのかとのご懸念だ。

前回、大山鳴動したあげく姉葉さんの単独犯行とされたときには、これって何?、刑事裁判を茶番に使うなと思ったし、耐震偽装と関係がないと明確にされたにもかかわらず、マスコミがイーホームズを耐震偽装に関連付けて報道していたのにはうんざりした。
今回も同様に、少しだけ発表して国民の鬱積したもやもやを国が晴らした体裁だけ整え、ついでに目障りな独立系検査機関をつぶしてしまおう、という計画だとしたら、おそるべし国土交通省、というか、連続して国土交通省をキープしている公明党というか、あるいは現政権というか、一体誰がこんなにおつむがよいのだろうと考えると余計にもやもやしてしまう。

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耐震偽装シンポジウム

晴れ。暖かい。

京都のアパホテルで耐震偽装、設計は田村水落との記事。
アパグループと田村水落設計のコンビってどこかで聞いたと思ったのだけれど、藤田社長が耐震偽装をしていると言っていたところじゃなかったっけ。
大マスコミの皆様は藤田社長をみごとに無視するか変人扱いしていたけれど、次はどういう反応を示されるのだろう。
この問題を初めて知ったふりをして偽装はいかんとかお書きになるのだろうか。

耐震偽装と建築行政のあり方を考えるシンポジウム実行委員会からFAXが届いている。
平成19年3月3日午後1時30分からOMMビル2階会議室でシンポジウムが開催されるとの内容。
基調講演のほか、グランドステージ川崎大師の住民代表の「被害者からの訴え」(ビデオ)が予定されている。
事前申し込み不要。資料代500円。


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賞味期限

曇り。やや寒い。

朝刊に、複数の食品会社が賞味期限切れ製品を販売した等の情報を開示しているとの記事。
どこも考えることは同じだ。
情報を開示しておけば開示しなかったことによって損害が発生したと言われて取締役個人が責任を負うことはなくなるし、今なら世間は不二家で忙しいうえに、横並びで多数の会社が開示するから、注目されることはない。
事故ともいえないような細かいことを開示することで、会社の信用を高めるための広告となる可能性もある。
今、開示するというのは賢明な判断だろう。

こんなことを書いておいてこういうことを言うのもどうかと思うが、スーパーでお気に入りのアップルパイが30円引きだったので二つ買う。結局一つは賞味期限が過ぎたころに食べることになる。早く食べた方がおいしいには違いないが、賞味期限は一応の目安であって、それほど目くじらたてるほどのものでもないような・・・・。

ともあれ、会社としては、情報を開示すると、世間に公表するぞという恐喝とは無縁でいられる。
それでも言いがかりをつけられた場合は、安易に、又は熟慮の末であっても、恐喝者に金を渡さないように。
金を渡した場合、渡した取締役が後日その額を個人で負担することになる。


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滝井先生新春講演

晴れ。少し寒い。

滝井先生新春講演。最高裁の思い出というより激戦体験記を語られる。
15名の裁判官に対し年間1万件の事件が来る場所で、1日に12時間働いても、ということだった。
滝井先生は終始にこやかでごく率直に語られる。
弁護士に対する苦言が多いが、滝井先生が語られると嫌みがない。
上告理由書は20頁から30頁もあれば言いたいことは十分に書けるでしょう、500頁もの理由書を読んで上告に理由がないことがわかったときは徒労感が残りました、と言われると、素直にそうだろうなあ、と思える。
事案の検討にとても時間をかけている、検討した内容を理由に書きたいが、丁寧に書けばそれを逆手にとるような対応をされるので、書きすぎにも注意をしなければならなかったとのこと。
保険事故の偶然性の立証責任に関して、生保の加算金の場合と火災保険とでは違うという説明をするために、丁寧に理由を書くと、今度は火災保険と車両事故は違うという主張が出てきてしまったというご経験に基づくものとのこと。
上告する側は必死で理由を探すから、最高裁の文言を自分に都合のよいように解釈するのは仕方がないことだけれど、言われた側からすると、親切があだとなったということか。

滝井先生を他会にとられないよう再登録の申し出を受けて急いで再登録をしたとの冗談が会の挨拶で出ていた。
滝井先生の笑顔を見ていると大阪に戻って来られてうれしいいう思いが湧いてくる。

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4民懇

晴れ。春先というより、春到来。真冬のはずなのだが。

第4民事部(商事専門部)との懇談会。
弁護士会側から株主代表訴訟について、監査役を被告とする割合、監査役のみが被告となっている訴訟の有無、監査役の職務分担の決議の主張に対する対応、責任限定契約の主張があった場合の対応などについて質問がなされる。
どうやら質問者ご自身が社外監査役をしていらっしゃる様子。
顧問弁護士と違い、社外監査役は会社の債権者に対して直接責任を負う場合があり、また、責任有りとなれば賠償金が高額になる。

代表訴訟の項目では、会社法が様々な機関設計を認めたために、誰が会社を代表する者となるかが問題となる。
どういう機関設計をしているかによって会社と取締役代表する者が違うが、代表者を間違えて訴訟を提起すると、不適法な訴えとなり却下のおそれがある。
会社を代表する者を間違えた場合のどう対応しているのかとの質問に対しては、会社から正しい委任状を提出してもらい、送達を追認してもらうことで、手続の瑕疵が治癒されるとの回答。

4民は、独占禁止法も扱っているが、同法に基づく訴訟は平成17年度も平成18年度も0件。それ以前も、年に1件(同じ原告が複数の被告を訴えたものはあるが)程度とのこと。
独占禁止法ご専門の先生は、私人に救済を認めた改正がなされたのに機能していないのではないかとご不満そうだ。

裁判所も出席している弁護士の大半も会社法が専門。
回答している裁判所をみると、格好いいなと思い、質問している弁護士を見るとすごいなあ、と思う。
裁判所と弁護士会とのやりとりのメモをとれる程度に会社法をかじっておいてよかった、独占禁止法の集中研修に出ておいてよかった、というのが会場の片隅で聞いていた当方の正直な感想。

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あきれた話(富山県警)

晴れ。夜はさすがに冷えるのだが、日中は春の日差し。

朝刊に富山県のえん罪の記事。強姦で懲役3年の実刑判決を受け、服役後行方不明とのこと。
内容からすると昭和20年代か30年代の話かと思った。これが21世紀の日本の警察の捜査だというのだから、もうどうしようもない。
物証がないならまだしも、存在する物証が犯人性を否定しているにもかかわらず、犯人に仕立て上げたというのだからこれは警察による犯罪だろう。怠慢などということではすまない。
3日目に自白し、その後一貫して自白を貫いたというのだから、よほどの脅迫か暴行があったのではないか。
ご本人が現れて、このあたりのことを明らかにしていただかなければ、この警察が自ら違法捜査を認めるとは思えない。言いたい放題で、何もしていないのに勝手に自白したなどとさらに嘘を重ねて恥じないだろう。誰がそんなことを信じるのだろう。ご本人に嘘を暴かれる前に、県警が自らの違法捜査を調べて公表しない限り、富山県警に対する信頼回復などありえない。
検察には警察から証拠がすべて送致されたきていたのではないのか。犯人性を否定する証拠を発見できなかったのか、発見したが都合が悪いから弁護人には開示しなかったのか。本人に確認しても自分だと言い張ったので、そのまま起訴したということか。それとも警察の捜査を疑うと今後地元の警察の協力が得られなくなるので遠慮したのか。
弁護人も裁判所も検察官が非開示にした証拠の中にどのようなものが含まれているかわからない。警察の証拠を全て吟味でき、追加の捜査を指示できるのは検察官しかいないのだから、警察が信用できないとわかった以上、検察官には、慎重に証拠を検討した捜査をしていただきたい。

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取締役の責任(ダスキン高裁判決)

晴れ。春先のような日差し。

ダスキン大阪高裁判決で、賠償額が地裁の半額になったとのニュース。
過失責任における損害賠償額は(過失)行為と相当因果関係のある範囲に限定される。
地裁の認定した額は、未承認添加物が使用されていたことが発覚したことによって生じた騒ぎを収拾するために要した費用全額が損害額であるとし、その全額を賠償の対象した。
仕入れた商品に未承認添加物が使われていたことが発覚した時点で公表をしても、既に販売していたのだから似たような騒ぎがおき、その収拾に一定の費用がかかる。
歴史にifはないと言われるように、仮にある時点で公表していたら、どの程度の費用がかかっていたかはわからない。
半額というのはどこから出てきた金額なのだろう。

50億にせよ100億せよ個人が支払うことのできる金額ではないだろうから、言われた側にしてみれば半額になってもたいした違いはないだろう。
取締役は、会社に損害を与えようとして恐喝者に金を渡したのでもなければ、公表を遅らせたのでもない。会社に損害が発生しないようにと考えての行動だったのだと思う。
この判決でわかることは、会社に事故が発生したときに、公表が遅れた場合には、会社に発生した損害の内半額を取締役個人が負担しなければならないということだろう。
他方、事故を公表すれば確実に会社に損害が発生するうえ、事故の責任を取締役個人が負わされる可能性もある。
公表が遅れれば、損害額が増えるだろうが、倍にまでなるかどうかはわからない。もしかしたら早期に公表しても処理費用は同額程度かかったかもしれない。

早期に公表しても、遅れて公表しても、会社には損害が発生し、担当取締役は早期に公表した場合でも事故の責任を負わされるだろうが、公表が遅れたらそれにその分の責任が追加されて巨額の負担となる、ということだろう。
取締役個人の損得から言えば、永久に発覚しないと自信がある場合以外は、早期に公表する方が得、ということになる。
ということは、地裁高裁のダスキン判決は、取締役に事故の早期公表を動機づけるもの、という位置づけとなるのだろうか。

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スキルアップ

晴れ。一昨日の夕方日記を書こうとするとメンテナンス中ということでアクセスできなかった。昨日の午後3時までということだったのだが、昨日は夕方ばたばたしていて更新できず3日ぶりの日記となる。

本町塾は1月から地方自治法。
H先生から直接地方自治体の法務実務をお聞きできるめったにないチャンスなのに、皆さんお忙しいせいか、昨年末より参加者が少ない。
59期の参加申し込みがない。東京で研修会を開催すると若手が多数申し込みをするのに、大阪では申し込みが少ないらしい。東京では若手はスキルアップしなければ仕事が来ないが、大阪ではクレサラ事件が多く、勉強しなくても仕事が来るので若手が一人前の気分になっているのではないかと言われているとH先生は心配していらっしゃった。
他の研修会は知らないが、H先生の昨日の勉強会に限って言えば、会派の連絡システムの問題で、59期に勉強会開催通知が届いていなかったということが判明したので、次回以降、どのくらいの申し込みがあるのかを見てみないと実際のところはわからない。
むしろ、6時30分からの勉強会に参加することを勤務先事務所が許可していないのではないか、あるいは勤務先に気兼ねして事務所を出られないのではないだろうか。
のき弁という言葉ができたそうだが、これは勤務弁護士ではなく、事務所の間借りをする弁護士を指すそうだ。
いそ弁と比べて哀れまれるようだが、この形態なら事務所に気兼ねせず、スキルアップできそうな研修会、勉強会に自由に参加できるし、早く一人前になってもらいたい家主(?)弁護士だって勉強会に行くのを奨励するだろう。


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和解風景

晴れ。暖かい。
午前堺支部。和解案を提示すると、裁判官が、法律論はわかるが請求額との開きがあるので相手がそれで納得するかどうか、いくらくらいの幅をもたせることができるのかとのこと。

請求者2人、義務者3人という多数当事者関係で、義務者の中には一括払いのできないと思われる人もいる。
当方の依頼人も支払いにあたりこれは譲れないという条件もある。
交渉術の本から得た知識では、条件が多くてややこしい問題ほど和解がしやすいはず。
あれこれ内容を調整できる箇所が多いからだ。
それで、ちょっと変則的な案を思いついた。これなら、全員がちょっと不満足でも、全員がそこそこ満足できるはず。条件は全部クリアしている(はずだ)し。
裁判官は、一瞬狐につままれたような感じを抱かれようだが、だめとも仰らなかった。
残り2人の義務者には大枠で了解をとりつけた。
この案で請求側の弁護士がしかめっ面をしている理由がよくわからないなあ。

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独占禁止法研修

晴れ。日中は暖かかったのに、日が暮れると急に寒くなる。

弁護士会の独占禁止法集中研修。3回シリーズの第一回目。講師は東大の白石教授。
1時から5時15分までだったのだが、密度が濃く、スピードが速い。
独占禁止法なんて学部の講義以来ごぶさたしていたので、ついてゆけるか心配していたが、レジュメとは別に100頁を超える配布資料があり、しかも必要箇所に傍線を引いてくださっている。
体系的なご説明で、聞いているだけでわかった気分にさせていただける。
これが東大教授の力量か。すごいなあ。
聞いているこちらは途中で疲れてきたが、教授はパワフル。時間を惜しんで講義を先に進められる。

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ぺこちゃん

晴れ。暖かい。

昨日から不二家の杜撰な衛生管理がニュースになっている。
埼玉の工場で消費期限切れの牛乳を使用したというのが最初の印象で、一つの工場で仕入れや在庫管理がうまくいっていなかったのかなと思っていたら、細菌検査不合格品を出荷をしたとか、他の商品も期限切れの材料を使っていたとか、他の工場でも同様のことをしていた可能性があるとか、どんどんイメージが悪くなる。

いつ問題があることを知ったのか、それを受けてどのような調査をしてきたのか、現在どういう状況にあるのか、これからどういう対策をとるのか、せっかく公表するのなら、このあたりをはっきりと説明すればよかったのにと思う。
問題を知ってから公表までの時間があけばあくほど、その間どのような調査をし、どう対応してきたのかを説明しなければ、隠蔽を疑われてしまう。

子どものころ、母や祖母にときどき連れて行ってもらったぺこちゃん人形のお店。七五三の千歳飴の袋の中身は細長いミルキーだった。
この店に対して悪いイメージを持っている人はいなかったのじゃないだろうか。

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広裁量高収入労働者労働時間法?

晴れ。

ホワイトカラーエグゼンプションに関するニュースが流れている。
どうしてカタカナで言うのかなあ。なんのことだかわからないじゃない。
サラリーマンの残業代がなくなる制度と言われているが、これだとすべてのサラリーマンの残業代がなくなるような印象を受ける。
と思っていたら、記事をよく読むと、どうも適用範囲が明確ではないらしい。
つまり、制度を作ろうという人も、制度の内容がよくわかっていないから、カタカナでしか表記できなかったということではないのか。
こんな曖昧なことで議論をしろと言われても困るし、国民の理解などありえるはずがない。理解すべき対象が明らかになっていないのだもの。

しぶしぶ公開された適用範囲は、年収900万円以上で、仕事の裁量の範囲が広く、上司から指示を受けずに仕事をする人で、かつ従来から残業手当の支給外だった管理職を除くというものらしい。
給料が高く、仕事の裁量が広いのに、管理職ではないというのは、部下がいない仕事で、請負(一人親方)に近い専門職ということだろうか。
該当者約2万人ということだが、もう少し具体的にどういう職業がこれに該当するのか例をあげてもらわないとイメージができない。
旅客機のパイロットはこれに該当するのだろうか。それとも管理職なのだろうか。
ソフト開発会社の開発担当者はどうなんだろう。

身近なところで言えば、裁判官と検察官は管理職扱いで残業代がなかったと思う。
弁護士はそもそも雇用されていないというのが建前だったと思う。それならボスとの関係は請負かということになるのだが、そのあたりはよくわからない。

具体的にどういう職種が法案の対象となっているのか、まずそれを明確にしてもらってからでないと、国民の議論も理解もありえない。法案提出者がもし国民の理解が得られたなどと言ったとしたら、年収900万円という数字だけで世論を操作したのだろうと思ってしまう。
郵政民営化の理由も必要性も説かず、多数の人に公務員の身分を失わせるということだけで国民を幻惑したときのように。

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休み明け2

快晴。暖かい。

午前打ち合わせ。昨年末の法律相談から受任。弁護士会に提出する契約書の作成なども含め、昼過ぎまで打ち合わせ。
午前の資料を整理したら、午後は破産法研修のための打ち合わせ。これは資料を読んで意見を言えるようにして出席とのお達しが出ている。
連休中に資料を持ち帰って読んだことは読んだのだが、読んだというだけで意見までは・・・・。
仕方がないので、やはり連休中に読んだ危機管理のノウハウを応用し、他人の発言を聞いてから発言するようにすることにする。多分原文の意味は違うと思うが。
それにしても、同時廃止と管財事件の振り分けと自由財産の拡張の関係がいつもすっきりしない。
これについて説明した文献を読んでも、何か違うという感じが残って気持ち悪い。

夕方からはI先生の座談会。
お正月に資料を読むことは読んだのだが・・・・・。
これも同様に危機管理のノウハウの応用で対応することにしよう・・・かな?

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休暇明け

晴れ。
年賀状の整理も終わり、6日の午後のニューイヤーコンサートから8日にかけてようやく休暇気分。
と思っていたら、休み明けの今朝から右目がくしゃくしゃする。
1日事務所の外で仕事をして夕方目医者さんに行くと、ものもらいとの診断。疲れがたまると発症するらしい。
抗生物質を処方してもらい、事務所に戻ると、机の上には郵便物や配布物が小さな山を作っている。

メールを開けると友人から同期の開業祝いの相談。


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初仕事

雨。フォルクスオーパーのニューイヤーコンサート。
5日から弁護士会に相談に来る人もいないだろうと書面作成をする予定をしていたら、相談課から電話。
事件そのものに加え、依頼中の弁護士に対する不満もあるようなので、5時過ぎまで話を聞いてしまう。

夕方から書面の続きを書き始めると、予想外に筆(?)がすすむ。
気がついたら9時。
帰宅時間を早くしようという年頭の目標は早くもくずれかけ。

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歌劇と芝居と映画と

快晴。読売の一面は半島有事の際の邦人保護についての記事。そろそろそういうことも考えないといけない時期になってきたのか。どうか今年が穏やかな年でありますように。

宝塚のチケットをいただいて久しぶりに観劇。
舞台は19世紀後半のパリ。2人の発起人が株主を募集して株式会社を設立する話(というのは省略しすぎと思うけど)。
定款も作らず、自らは株式を引き受けていないように見える発起人の手元に引受人たちが支払った現金がどんどん集まるのを見て(引受人に銀行家も含まれているのに)、払込金保管証明制度はよくできた制度だなあと思う。
まさか当時のフランスに会社法がなかったとも思えないけど?
花売り娘との哀切な別れのシーンを見ながら、発起人の報酬はどうなっているのだろう、とつい考えてしまう。

そういえば、以前、元同僚と曽根崎心中を見ていたら証文の署名がどうとかいうシーンで、弁護士はおらんのか、と隣でつぶやいていたっけ。
あの時代には弁護士はいなかったと思う。

BJの日記では弁護士のカップルがボートを漕ぎながら陳述書の内容を検討しているシーンで、隣で見ていた同期が一人笑い転げていたような・・・・。
デート中に仕事しているのが可笑しいのではなく、自分でもやってしまいそうだからツボだったのだろう。

・・・・・・・職業病。

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明けましておめでとうございます

雨。いつもの通勤ルートを使おうと思ったら、地下にシャッターが降りていたので地上を歩くことに。
郵便受けに年賀状が入っている。郵便屋さんは1日にどこからビルに入ったのだろう。管理人さんが出勤していたのだろうか?

年末年始は年賀状書きと今月の座談会とシンポジウムの予習。
そうしているうちに自宅で読むつもりの論文を事務所に置き忘れていたことがわかり、年賀状整理を兼ねて今日出勤。
I先生を囲む座談会のどさくさにまぎれて、会派広報からI先生への激励文の依頼が届き、あんまりだと泣いていたら、年賀状と一緒にI先生から先に自分から依頼状を出しておくべきだったが後先になったとのことわりの手紙が届いていた。
お忙しいなか、このような行き届いた心配りをなさることがI先生の持ち味であり、怖さだろう。
昨年の若手会との意見交換会でも、若手に迎合されることなく、厳しいご意見を出されていたとのこと。
激励文は、座談会で先生のご意見を直接にお聞きし、お人柄に触れてから書き始めよう。

さて、今年の目標。
「時間管理」
夜ぐずぐず仕事をしない。
長時間事務所にいることで仕事をしている気分になるのをやめよう。

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