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排水設備のトラブル

晴れ。

近隣の下水管が庭の下を通っているが、どうやらそれが壊れたらしく、下水が庭に漏れているとの相談。
自宅の下水管は別のものを使用しており、問題となっている管はもっぱら近隣の数戸が使用しているとのこと。

相隣関係の条文を見ると、民法217条に排水設備に関する費用負担は慣習によるとなっており、慣習がないときには、216条で工作物の所有者に修繕をさせることができると書いてある。
相談者に慣習があるのか聞いても知らないという。こんなことめったに起きないから知らないのが普通だと思う。
所有者について尋ねると、昔に相談者の親族が設置してその後周辺土地を分譲した可能性がある。
こういう場合、所有者は誰になるのだろう?
そもそも近所の数件のうち、どの家がこの排水管を使用しているかもはっきりとはしていない。
使っている可能性のある家に壊れたので修理をしてもらいたいと話をもっていったらどうかと言うと、近所は皆高齢化しており、自分たちは困っていないので、対応しないと思う、とのこと。
調停を起こしては、と言うと、近所とそんなことまでと困惑される。ごく自然な反応だろう。

・・・・・・。
排水管の相談は、ときどきあるが、いつも困ってしまう。
判例体系で検索しても、こういう事案は出てこない。
どうしたらいいのだろう?

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