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正直さ、誠実、高潔、清廉

晴れ。朝は少し冷えたのだが、昼になるとコートを着て日向を歩いていたら・・・暑い!
節分が過ぎたばかりなのに。

『ライブドア監査人の告白』(田中慎一著)を読み終わる。
前半は、LDの錬金術の仕組みを解説だったが、後半は監査人(会計士、会計事務所)と会社との関係はどうあるべきかについての考察が記されている。
事件後に会計士の受験生と称する人物が著者のブログに寄せたコメントが紹介されていた。
 受験していたころが懐かしいでしょう。What is integrity?

事実関係が著者の記したとおりだとすると、著者は可能な範囲で誠実に、そして勇敢に振る舞った。
何かがおかしいと思った時点で訴訟覚悟で辞任してLDを即座に壊滅状態に追い込むか、もう少し様子をみて改善可能かどうかを見きわめてから判断するか、という選択だったのだと思う。
対比して思い出されるのは、仮処分で争っていたとき、LDの弁護士が裁判所の決定が出される直前に事件から手をひいたことだが、実際に何があったのかはわからない。

著者はLDについて「悪ふざけが過ぎた」と評している。
登場人物たちの若さ、報道される言動からすれば、「悪ふざけ」という表現もおかしくないのかもしれない。
マスコミが時代の寵児と祭り上げ、小学生までが拝金主義に走り、20万人と言われる大人達が株を購入した。
悪戯小僧に町中が振り回されるメルヘン仕立ての物語にしてもよいかもしれない。
HSの野口さんが亡くなられていなければ。
錬金術の仕組みを見ていると、こんなことのために人が一人亡くなられたのか、と悲しくなる。

会計士と会社(依頼人)との関係のありかたについての考察は、弁護士にとっても一読の価値あり。
What is integrity?


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