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実務研修(会社法)

曇り。気温はやや高い。

連続実務研修第二回は会社法。テーマは「非公開会社における会社法の活用」
施行から1年近くたって、どういう話をなさるのかなと思っていたら、条文の解説ではなく、それを使ってどういうことができるのか、という実践的な内容。

取締役会を置かない会社では取締役の数は1人でもよい(326条)、公開会社でも委員会設置会社でもない会社は取締役の任期を定款によって10年に延長できる(332条)など、オーナー会社の社長には便利で利用する人が多いのではないかと思っていたのだが、不人気らしい。
取締役を1名とすると対外的な信用やイメージが落ちる、取締役というのは退職前の従業員の花道の意味もある、ポストがなくなると役員報酬の計上がしにくい、等の理由があるらしい。
また、任期を10年にしてしまうと、交代のときに辞任する必要がでてくるし、合理的な理由なく解任したときには残りの任期の報酬分の補償が必要になるから、という理由があるとのこと。

相続人に対する売り渡し請求(174条)。これは予定しない株主が登場することを阻止できるので便利だろうと思っていたら、この規定でオーナー家が排除されることになる可能性もある、との説明。

道具そのものも面白いけれど、実際の使われ方も面白い。

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