« 暴走事件? | Main | 過払金の充当ルール »

本町塾(地方自治法-予算)

晴れ。薄い雲が空の色を淡くしている。

本町塾。第5章第2節の予算に入る。
210条総計予算主義の原則。一切の収入及び支出を予算に編入しなければならない。
これが表の金。だからここに載っていないのが裏金。
このあたりは素人の私でも読めばわかる。

ややこしくなってくるのが、212条継続費、213条繰越明許費、214条債務負担行為、220条事故繰越、232条の3支出負担行為。
それぞれがどういうものを指してして、どう違うのかの説明を受ける。
年度をまたがった支出でかつ年度ごとに金額がでているのが継続費、数年間でいくらというものは債務負担行為、債務負担行為の原因となる契約等が支出負担行為。
翌年度に繰り越すことが予めわかっていて予算で定めることができるのが明許繰越、予算で定める余裕がなかったものが事故繰越。で、明許繰越の翌年にさらに事故繰越をすると2年の繰り越しができるが、事故繰越をしたものは翌年明許繰越はできないとのこと。

予備費と補正予算と暫定予算。
暫定予算は前年度の6分の1を計上し、2か月の予算をたてる。5月末までに予算が議決されなければ、さらに2
か月の暫定予算を組むとのこと。

国の補助金の決定が年明けになるので、それから地方が補正予算を組み、競争入札をして工事を発注するので、年度をまたがることになる、だけでなく、国の決定が遅いから族議員だのブローカーまがいの議員だのが活躍する場を与えてしまう。国の補助金の決定を早くすれば政治はずっときれいになる、というのが先生の持論。

予算は財務省の主計官がまず査定して、削る。その後復活折衝が行われるとのこと。
財務省の主計官がどれだけ偉いのかと言うと、裁判所のえらい裁判官が予算の折衝に行くと、担当の主計官がまず、私も司法試験を合格しています、何番でした、と一桁の数字を告げて挨拶をし、あなたの給料は私の給料より高いですよね、と続けて、出鼻をくじくそうだ。
けど、毎年同じ人に同じことを言われているなら、裁判所のえらい裁判官だって毎年出鼻をくじかれていないで、対策を練って行かれたらどうかと思うのだけれど、こんなことを私ごときが考えなくても、えらい裁判官はすでに考えていらっしゃるに違いない。

議決された予算は住民に公表される。
公表?見た記憶はないが・・・。市政だより、府民だよりをちゃんとみなくちゃ。
住民訴訟の監査請求期間が問題となったとき、予算の中で公表されており、予算は公表されていたので、その時点で知っていた、との主張がなされるとのこと。

自治体の長は、予算の執行状況を調査する。
どうして予算の執行状況を調査するのか、との質問に、みんなが仕事をしているかどうかチェックするため、と答えると違うとのこと。
府民税は4期に分けて払うようになっているから、一度に入らない。それで、予算をたてても金がないから、借り入れをすることになる。そうすると金利が嵩む。だから、予算の執行状況は把握する必要があるのだとのこと。
多額の借り入れで利息が、と言うと夕張市が連想される。

|

« 暴走事件? | Main | 過払金の充当ルール »

行政法」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« 暴走事件? | Main | 過払金の充当ルール »