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夏期研修(買収防衛-佐山先生)

曇りのち晴れ。昨夜の雷雨の影響か午前中涼しかった。

今日から弁護士会近畿地区の夏期研修。
プログラムを知る前に裁判所の期日指定があったので、午前に和解期日を受けていたら、午前のプログラムは「買収防衛策のその後の状況」(一橋大学大学院佐山教授)。
和解が終わるとその足で会場に向かう。大盛況。大ホールが人で埋まっている。

講師の先生の説明はいたって歯切れがよい。私が会場に入ったときには、事業価値の算出方法について語っていらっしゃった。以前某会派主宰の若手会計士さんの講演でさっぱりわからんと思いながらEBIT、EBITDA等の用語を聞いていたが、今回もこの用語が出ている。ただ、二回目なので、わからないなりに用語に拒絶反応がなくなっていて、聞きやすい。
「2分でできる企業価値の計算方法」など、聴衆の興味を引きつける話し方を心得ていらっしゃる。
上場のメリットデメリット、もめない上場廃止、上場廃止前後のBSの比較、M&Aと話題は好テンポで進み、あきさせない。
先生は、よくわかっている人の話は分かりやすい、わかりにくい話をする人は自分がよくわかってないのだと自信たっぷりに仰るが、本当に聞いているだけでわかった気分にさせていただける。
ソース屋さんを襲った某ファンドの内輪話、先日判決がでた某ファンドマネジャーの話なども出てくる。
大量の株式を購入して物言う株主となり、会社の資産を売却させて、ファンドの出資者に配当することを目指すのはおかしい、大株主にはそれなりの社会的責任があり、まず会社のことを思い、会社を発展させ、その結果多くの配当を得て、ファンドの出資者へ配当するというのが筋だろう、と仰る。
株式の大量取得者は、会社の様々な利害関係者に配慮すべき、とのご主張は、先日の高裁判決を思いおこさせる。
結びは経営者論。「経営者の器以上の会社はできない。」
質疑応答は利益相反について。
私が会場に到着する以前に話をされた内容のようだ。銀行が取引先の売却の仲介をするのはおかしい、銀行は債権回収を第一に考え、売却される会社は返済を迫られているから、銀行の出す条件を嫌とはいえなくなっている、というようなことを答えていらっしゃった。質問のもととなっている講義の内容を聞いていなかったのが残念。


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