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社外監査役シンポジウム

晴れ。夏らしいからっとした空気に強い日差し。少し風があり心地よい。
音楽狂氏お薦めのYAMAGATAのCDをPodで聴きながら留守中の手紙、メールに対応しているが、このCDたしかに暗い(笑)。声もよいし音楽もよいので嫌いではないが、ちょっと重ったいかなあ。夜ゆっくり聴き直した方がよいかも。

社外監査役シンポというので出かけたところ、予想外に大勢の人がいて驚いた。大ホールがびっしり埋まったところなんて初めて見た。
遅れて入室する弁護士はどなたもぽかんと口をあけて最後尾までびっしり人で埋まった様子を数秒眺めている。
弁護士だけでなく、会計士、常勤監査役の方々もご出席とのこと。

基調講演の講師のお一人の公認会計士の先生が冒頭からJ-SOX法と仰ったので、八田先生の講演を思い出してはらはらする。
次々と資料を繰り出して説明してくださるのだが、その資料の中に、講師の先生と海外のコンサルタント会社と思しき名が著作権者として記載されている。
これにも八田先生が、日本とアメリカの規制が全く違うのを無視して、アメリカのコンサルタント会社が使用しているフォームをそのまま翻訳して使っている人がいる、という指摘を思い出す。

もう一人の基調講演の講師は弁護士なのだが、弁護士と公認会計士の講演を並べて聞くと、公認会計士の方がはるかに商売上手だということを痛感する。
42項目のチェック項目や多数の図やチェックリストを示し、内部統制のチェックを依頼されたら、こういうものを駆使して仕事をします、しかし、責任者は経営者だということを忘れずに、このチェックリストは全社に適用され、各部門ごとに回答していただきます、と言われたら、会社経営者はびっくりして大金払ってでも出遅れまいとするのではないだろうか?
会計事務所に支払う報酬の話にもなったが、会計士は上手に話題をすりかえてゆく。決してビジネスチャンスだと思っているというようなことは言わない。こんな重い責任は嫌だけれど、仕方なく手伝ってあげます、といわんばかりのスタンスだ。

私には会計士が提案する内容が過重なのかどうか判断はつかないから、八田先生のご意見をうかがいたいと思った。
必要以上に過大な内容が必要だと売り込んで、その仕事分の報酬を請求するというのであれば、補修が必要でもないのに、お年寄りの危機感をあおって仕事をとる何とかに似ている・・・・・・?
もっとも、八田先生が配布された資料を読んでも、何が最低限必要不可欠なのかが判然としない。
各会社ごとに、と言うことだが、そういう言われ方をすれば、勤勉な国民性のことだから、どんどん重装備になってゆくのではないだろうか。
また、各会社ごとに必要な事項を考えるより、いっそ横並びのチェックリストに頼った方が、簡単で便利な気もしてきた。
日本版内部統制はどこへ向かうのだろうか。

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