« 弁護士登録資格 | Main | ひらがなの法律カタカナの法律 »

幸福なM&A

曇り。一日曇りらしいけど、いつ降りだしてもおかしくないような空の色。

某会派企画若手公認会計士との交流勉強会「若手弁護士のための会計ABCⅢ」。
会計士さんの話を聞いてもいまひとつよくわからないので、どうだろうなあとあまり期待せすに出かけたのだが、予想外に面白かった。
M&A専門の若手会計士さん3名の講演。
最初の講演は「M&Aのスキームと税務上の留意点」。会社法を使ったM&Aの仕組みの説明と、税制の説明。これならなんとかついていける。
二番目は「M&Aにおける企業評価」。
PER、EV、EBITDA、DCF・・・。・・??・・???・・??・・・・・・・。
やっぱりついていけないや。
と思っていたら三番目は「中小企業M&Aの注意点と成約事例」
M&Aの必要性、使われ方の説明から具体的な成功事例、失敗事例の紹介まで、興味深い。
後継者のいない、しかし優良な中小企業の経営者が思いきって会社を売却し、株主も従業員も取引先も売主も買主もハッピーになるというのが最善の形。
こんなにうまくいくためには、会社が優良であることや仲介者の努力も大切だが、売主と買主双方の人柄や姿勢が重要であるとの説明。
取引に際して不正直な人は向かない。正確な開示がなければ後でトラブルになる。
また、金を払えば会社が買えるという姿勢では買った後にうまくいくなくなるらしい。
失敗事例として買った会社にだらしのない従業員を送り込んで反発されたというものが挙げられ、成功事例としては自分の会社より大きな会社を購入し、社長と工場長と専務が購入した会社に出向き、一年間ひたすら購入先の従業員とコミュニケーションを取りながら率先して働き続け、ようやく社長として受け入れられ、経常利益が倍になったというもの。
なお、社長の個性でもっていた会社は売却には不向きとのこと。社長が週4日ゴルフをしていても大丈夫な会社というのが売りやすいらしい。
話を聞いているとなんだか仲人業みたい。
どうやって釣り合いのよい相手を探し出すのかが知りたかったのだが、営業秘密のようで、講演では相手探しに急ぎすぎてはいけない、という程度しかお話いただけなかった。


|

« 弁護士登録資格 | Main | ひらがなの法律カタカナの法律 »

講演会」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« 弁護士登録資格 | Main | ひらがなの法律カタカナの法律 »