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初期消火の失敗?

曇り。涼しい。

朝刊に大阪府警が船場吉兆を捜索するとの記事。
不正競争防止法違反の疑い。
ここ数年、不正競争防止法研究会は同法を適用した新しい判決があまりなく、寂しい状況だったのだが、このところ食品表示偽装に関連して民事より刑事で活用されているようだ。

不正競争防止法21条2項1号では、不正の目的をもって第2条1項13号に掲げる不正競争を行った者は5年以下の懲役、500万円以下の罰金。
2条1項13号に掲げられている行為には、商品の原産地、品質、内容、製造方法、用途、数量について誤認させるような表示をすること、が含まれている。
ブロイラーを地鶏と表示したり、三田牛でないものを三田牛と表示したことが、原産地、品質、内容の偽装に該当する可能性があるとされたのだろう(ブロイラーと地鶏って品質だろうか?内容だろうか?)。

博多のデパートで売った黒豆プリンの消費期限の書き換えに端を発したことが、あっという間に大阪の本店に府警の捜索が入るという展開にいたっており、この展開には驚いてしまう。
地鶏がブロイラーでも、三田牛が佐賀牛でも、味が悪いわけでもなく、食べて病気になるわけでもなく、たいした違いはないのじゃないか、と思うのだが、府警が大勢で捜索に入る映像がこの感覚とミスマッチで、なんだかとんでもなくおおごとになってしまっているような気がする。

多分どこかで間違ったんだろうなあ。

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