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相続税の基礎控除

曇り。ようやく秋らしくなってきた。時候の挨拶一覧の11月のところを見ると晩秋となっているが、仲秋・・せめて秋冷の候と書かないと、なんとなく現実の季節とずれるような気がする。

法律相談に行くと、ときどき深刻そうな顔をした人から、相続税が心配だという相談を受ける。
相続税を心配しなければならないそれぞれのご家庭の事情を仰るので、税金は税理士に聞いていただいた方がよいのですが、と前置きし、5000万円プラス相続人一人当たり1000万円の基礎控除がありますが、と言うと、ほとんどの場合、何の問題もありません、と言ってお帰りになる。

私も弁護士になるまで、相続税の基礎控除のことを知らなかったから不思議に思うのだが、どうして高校の家庭科の授業でこのくらいのことを教えないのだろう?
保健体育の授業で法定伝染病を暗記する、という課題があったことは覚えているが、腸チフス、パラチフスなどと暗記するくらいなら、相続税の基礎控除の方がよほど実生活に役立つ知識だと思うけど。
もしかしたら書いてあったけど覚えていないだけなのかなあ?

なお、財産が基礎控除を超えていたとしても即座に税金が発生すると考えるのは間違いで、まず財産から債務や税金、葬式費用などを控除するし、さらに小規模宅地の特例などの制度もある。このあたりまでくると税理士さんの出番かな。

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