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税理士会との研究会

晴れ。日が落ちるとひんやりする。

税理士会との研究会。今回は税理士会から出題。
いつもながら問題意識がよくわからない。弁護士は回答するけれど、この事例のどこがひっかかって出題になったのかがわからない。双方の問題意識がかみあっているのかいないのか微妙。

事案の一つは、遺言書に従って遺産を分け、相続税を申告した後に、税務署が相続人の一人の預金が高額であり、実質は被相続人の財産であるとして納税を求めた場合というもの。
その預金が相続財産であれば、相続人の一人は遺留分を侵害されている。

弁護士の側は、税務署の言い分に従って納税しても、銀行は預金の名義を変更してくれないから、預金が相続財産であれば受け取るべき人にその預金がゆくことはない、だから税務署の言い分に従って納税しても無駄ではないかとか、預金が相続財産なら遺留分を侵害されていることになる人にとっては、相続財産とならないと遺留分ではなく、次の相続で法定相続分の相続ができるから有利なのではないかという意見まで出てきて、議論がどんどんこんがらがる。

4問中3問が相続がらみ。
こんなにこんがらがってる相続に、どうして税理士さんしか関与していないのだろうということの方が不思議に思えてくる。
もはや納税の問題ではなく、相続に関する法律の問題になっているのに?

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