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インサイダー該当者の範囲

晴れ。気温の低さとは裏腹に日差しは元気いっぱい。

NHKの貴社のインサイダー取引のニュース。
金融商品取引法166条を見ると、1項1号が当該会社の役員が職務に関して知ったとき、2号が当該会社の3パーセント以上の株式を有する株主が帳簿閲覧権の行使に関して知ったとき、3号が当該会社に対する法令に基づく権限を有する者が権限行使に関して知ったとき、4号が当該会社と契約を締結している者、契約締結交渉をしている者が契約締結、交渉、履行に関して知ったとき、5号は2号または4号該当の法人の役員がその職務に関して知ったとき・・・・?
NHKの記者に該当しないなあ。
ということは、

166条3項
会社関係者から当該会社関係者が第1項各号に定めるところにより知った重要事実の伝達を受けた者。

これだと、取材した記者だから、その記者が書いた記事をこっそり見た今回の事件は、

・・又は職務上伝達を受けた者が所属する法人の他の役員等であって、その者の職務に関し当該業務等に関する重要事実を知ったもの(166条3項)

かなあ。
確かに同じNHKの記者だから、「所属する法人の」には該当するけど、「記者」は「他の役員等」なんだろうかか?
また、情報の取得の方法が「職務に関し」に該当するのだろうか?

合併などの重要事項について職務上伝達を受けた人が自社に戻って役員に報告をして、その報告書がたまたま目に入った平社員は該当しないのでは?
それとも、そういう場合でも、勤務時間中に会社の中で見かけたら「業務に関して」になるのかなあ。
それとも、報道機関というのが特殊なのだろうか?
それとも、今回の事件の情報取得方法は、たまたま知ったとか、こっそり見たというのではなく、(伝達を受けた記者から)「伝達を受けた」というものなんだろうか?

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