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温室効果ガス判決(NBL873本田論文)

曇り。寒い。温暖化が怖いので、寒くなってよかったという思いがする。なんだか変。

NBLの1月15日号に、温室効果ガス排出規制に関する米国最高裁判決の紹介文が掲載されている。
原告はマサチューセッツ州、カリフォルニア州、コネティカット州、イリノイ州等11の州と4自治体、13の私的団体、被告はアメリカ環境保護庁。
新車からの温室効果ガスの排出を規制する義務の有無が争われていたとのこと。

州や自治体が原告となって、国に規制をするよう求める裁判をするということにまず驚いてしまう。
日本では考えられない。大阪府と京都府と兵庫県が一緒になって国に対して温室効果ガスの規制をするよう求めるだろうか?

原告適格の争点で、海面上昇により州が財産的な損害を被っており、今後も被り続けるおそれがある、という主張を読むと、温暖化は将来の話ではなく、今そこにある危機だということがわかる。
?ところで合衆国はあれだけ温暖化に無神経だったのにどうして今度はこんな展開になっているのだろう?

沈みつつある船に乗っているときに、アメリカの新車を規制してもたいしたことはない、中国やインドでどんどん排出されているじゃないか、なんて議論をしても仕方がないだろう。それぞれができることからするしかないと思う。

合衆国の最高裁は、新車からの排出が温暖化に寄与していないこと、または排出の規制を行わないことについて合理的な理由を示さない限り、規制しなければならない、と判示したとのこと。
翻って我が日本政府は、洞爺湖サミットでどういう態度をとってくれるのだろう。

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