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内部統制シンポジウム

よく晴れているのに雪がちらついている。見かけよりずっと寒い。

会社法における内部統制のシンポジウム。
コンプライアンスについての講演で、食品で一番大切なものは安全性、二番が味、ブランドだの表示だのは三番目、安全面も味にも問題のない食品を捨てないというのは日本の重要な価値観だったはず、というはちょっと面白かった。
その先生によれば、順番を間違えて、ささいな表示に目くじらたてているうちに、食べたら生命に危険のある食品が出回っていたじゃないか、と。

中国産を国産と表示するのは、顧客の安全性に対する信頼を損なうから三番目の表示の問題から一番目の安全の問題に格上げされるのだろうか?
解凍して売っているのに、販売日に製造したと表示するのは、単純に三番目の問題かな。
トレハロースの表示漏れは、安全性に問題はないけど、味には影響するかもしれない。どちらかといえば三番かな。
重量順の記載なのに、順番が入れ替わっていたというのは、三番の問題だろう。
どうして事の軽重をつけずに目くじらたてて新聞が連日報道していたのだろう。暇だったのだろうか。

日経の記者さんの講演もあり、内部統制がしっかりした会社が不祥事を起こしたら、内部統制システムがしっかりしていたということを考慮した報道をするのか、とのテーマについて、答えは一切考慮しない、水に落ちた犬はたたくのが業界的に正しいこと。さらに不祥事を起こして世間の批判に晒されている会社は言い返さないから、「書き得」と言って、多少いいかげんな報道をしても大丈夫だとか。

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