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弁護士会の相談場所の拡張は必要なのだろうか

晴れ。朝夕は冷えるが、日中はよいお天気。
会派若手会の「副会長と語る会」と高校の同窓会を掛け持ち。
副会長からは若手会が興味を持ちそうな話題について会務報告。

千里中央相談所に相談が少ないのを広報が不足しているから、とのご説明だが、そもそも淀屋橋まで電車で20分くらいのアクセスのよい場所に弁護士会の相談所が本当に必要だったのだろうか?
相談予約がないからと、担当をキャンセルされたという話を複数の若手から聞いている。

その他いくつかの報告があったが、ここのところ会の話題は気分が鬱々としてくるものが多いように思う。

同窓会はといえば、こちらはとても楽しかった。
子育てしながら第一線で活躍中の人達の話を聞を興味深く聞く。
海堂さんの「ジェネラルルージュの凱旋」では、救急の速水部長が株価のニュースを見て、こんなニュースに一喜一憂する人もいるのだと世界の豊穣さを感じる場面があったが、同級生たちの話を聴いていると、司法の外の世界の広さと豊かさにめくるめく思いがする。
上品な高校生から上品な小児科医になった友人がナイチンゲールの沈黙を読んだというので、ジェネラルルージュも是非お勧めなんて話をしていると、小説の世界と現実とがふわりと融合する気配がする。
音楽狂氏の隠れ家的焼肉店で、アメリカ出張から帰ったばかりの友人が、別の友人が7年間留学していた先で仕事をしてきたなんて話を聞いていると、見たこともないその風景を想像して楽しくなる。
どうしたら英語ができるようになるの、と彼らに尋ねると、あんたの努力が足りないとストレートな返事。まるっきり当時のまま。


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家族法改正PT

晴れ。昨夜気温が下がったようだったので、今日は寒くなるかと思ったらそういうわけでもなさそう。

家族法改正PTで報告担当。
前回のPTで報告するはずだったのだが、当日の朝まで自分が担当に指名されていたことを失念しており、延期してもらう。
次回は早めにレジュメを出すからと約束したのだが、いざレジュメを作成しようとして、テーマはなんだったけ・・・。
子の財産管理というところまでは思い出すのだけれど、こんなテーマで何が論点になるのかがわからない。
PTのMLで質問してみようかと思ったけど、前回報告担当を失念したうえ、テーマもわからないでは、ちょっとまずいかもしれない(いや、きっとまずいだろう)。

何かヒントはないかとジュリストの学者の対談を読むと、M先生改正案というのがあった。
これが問題の所在に違いない。
改正案自体については、学者の先生というのは裁判実務がわかっていないのだろうな、というくらいの感想しか抱かなかったが、改正案に関するM先生のコメントを読んで、・・・・・・・・・・・。
この先生のお名前が出るときに話者が顔をしかめるか、あいまいな笑いをうかべるのをときどき見かけていたのでなるべく近づかないようにしていたので、この先生の対談を読むのは始めて。
言葉が文字になっていてもこれだけびっくりしたのだから、直接面と向かって言われたら、鳥肌がたつのを通り超えて蕁麻疹がでるかも・・・。
自分の研究分野で相手との対話を拒否するような言葉を選択するのは学者とは言えないと私は思う。

大学の法哲学で教授がフェミニズム法学というのを説明されたとき、それは男性にも理解可能な学問でしょうかと質問すると、フェミニズム法学の提唱者の中には男性には理解できない分野だと言う人もいる、とのことだった。
あれに似ているかもしれない。

そういえば、前回の家族法改正PTでは、某男性弁護士が、子どもの権利についてフェミニズム系の女性弁護士と言い合いになったとぶつぶつ仰っていた。
この男性弁護士の提案はたいていの場合私に比べたら革新的だから、多分方向性が少し違っていたのだろう。あるいは女性の権利と子どもの権利って実は対立するものなのかもしれない。


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家事調停修習参加

晴れ。夏の終わりのような陽差し。

家事調停修習に本人役で参加。子ども2人を連れて別居中の妻という設定。
結婚生活が破綻に瀕した妻の疑似体験というのは貴重な経験だと思う。

シナリオではAとかBとか書いてあったので、夫役のY先生が弁護士に相談しているのを聞いて初めて自分が島という名字で夫が営業部の部長で社長を目指していることを知る。

調停委員はK先生とO先生。女性弁護士が見つからなかったらしく、男性2名の調停委員となるとのこと。
午前の事情聴取が終わった段階の講評では、K先生は離婚は仕方がないだろうとのお考えだが、O先生は離婚原因がないだろう、とのこと。
午後の調停はO先生の攻略にかかってきそうだ。

調停期日は2回までというルールになっている。2回で離婚の話がまとまるのかと思っていたら、なんとなくまとまらないでもなさそうな方向に話が進んでいる。調停委員2人がベテランで理論派でかつ人格者だと調停もこんな風に理詰めでまとまるのかと思って聞いていたら、最後に夫の代理人たちが調停委員から解決金としていくら提示するのかと問い詰められて出した額が50万円。
椅子からすべり落ちるかと思った。
それまで、架空の事件はエキサイトしないから気が楽だなあとのんびり見ていたが、これを聞いた瞬間に和解を蹴ってやる、と実際の調停と同じ感覚がよみがえる。
調停委員役の先生方も瞬時にどうするの、という顔でこちらをご覧になって、これでは0回答の方がましとのコメント。
一瞬で紛争を激化させた一言でした。

人と人の関係って面白いなあ。

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老人大学講演会

晴れ。残暑が戻ってきたような陽気。

遺言・相続センターに堺の老人クラブから講演依頼。クラブ側からは、遺言・相続の話題だけでなく、高齢者詐欺の話題もということ、コーディネーターN先生、K先生が遺言・相続、私が高齢者詐欺、という分担で出かける。

老人クラブというから、茶話会のようなものを想像していたら、会場は立派な会館で、会場案内には老人大学となっている。途中で私語をする人もケータイをいじる人もなく、講演後には質問の手もあがる。「大学」の名は伊達じゃない。
聴講者多数で熱心に聞いてくださるうえ会場ののりもよいので、開始前は高齢者向けにゆっくりしゃべらないといけないのではと心配していたが、すぐにそんなことは忘れて思いっきりしゃべってしまった。

改正特定商取引法の施行までまだ1年以上もある。
せっかく今までまかり通っていた業者の対応が不適切なものであることが認知され、法律が改正されたのに、施行までのわずかの期間に被害にあって救済されないなんてことにならないなんてことになったら悔しい。

契約は慎重に。
クーリングオフは速やかに。
振込前によく確認。

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