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白鳥流インフォームドコンセント(極北クレーマーバージョン)

晴れ。午前中の研究会も夕方の研究会も欠席し、時間を作っているはずなのになかなか仕事が片付かない。

週末に海堂さんの「極北クレーマー」を読む。
皮膚科の診断方法について患者にアトラスを見せて病名を選択させるという白鳥式が患者の絶大な支持を受けているのを知り、なるほど、というか、それもなあ、というか。
患者だって自分の病名くらいは自分で決めたい・・・か?
病名を選択するって自己決定権の一種・・・か?

登録して2年目くらいの頃、弁護士会館のサラ金相談で相談者からクレームがあった。回答が早すぎるというのが不満の元らしい。
先輩弁護士に言うと、あんたがいけない、とのこと。回答は早ければよいというわけではない、じっくり考えてから答えているように見える方が喜ばれる・・らしい。
姫宮式診断が早すぎて不評なのと似ている?

弁護士会での法律相談は時間単位で、30分以内5250円。だから、5分ですんでも30分かかっても料金は同じ。
そうすると、早い方がサービスがよいだろう、と思うのは間違いで、30分相談室に座っていないと損をした気分になるというのもわからないではない。

サラ金相談なんだから、借金額と返済可能額を聞けば返済にどのくらいの期間がかかるのかがわかり、非現実的な返済計画はたてられないから、可能、不可能という回答を出すまでに数分。
先輩からのアドバイスの後、なんとかして結論を出すまでに時間をかけようと無意味な努力をしたときもあった。

最近の相談では短くても15分くらい、事案によっては30分を過ぎてしまいそうになる。
姫宮式皮膚科診断プラス愚痴外来?
もっとも大阪で破産の申立前に過払金の調査をしなければならなくなってから、聴き取り内容がちょっと複雑になり、さらに過払金と一口で言っても、中小のサラ金と独立系のサラ金と銀行のグループになっているサラ金とでは回収率が違うので、ますます聴き取り内容が複雑化している現実もある。


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