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いとしのクレメンタイン

晴れ。散歩と運動を兼ねてWhole Foods Market に行く。
Van Ness とCalifornia の交差点を西に曲がってすぐのはずなのに見つからない。途中小さなPeet's Coffeeがあり、中国語で何か書いてある。意味がわからないので、その上に書いてある英語を読むと鳩に餌をやらないで、となっていた。どうして中国語なんだろう?
坂を上ってどんどん進んでもそれらしい物がないのであきらめて向かいの道路にわたって東に戻ると、さっきの小さなPeet's Coffeeの上がマーケットになっていた。

中に入るとさすがにガイドブックにも観光ポイントとされているオーガニックマーケットだけあって、オーガニックフードが並んでいる。
アスパラガスを見つけて感激。Barkeleyから来る農家の市場では探してもなかった。
マヨネーズもあるし、パンもソーセージもある。お総菜も充実している。ヨーグルトもケチャップもある。
しかも全部オーガニック。
今まで甘かったり堅かったりするパンやベーグルをもてあまし、主食をとうもろこしかジャガイモにしようかと検討していたところだったので、人心地ついた気分がする。

ヨセミテからの帰路、coachは夕日を追うようにひたすら西を目指して走る。やがて太陽は平原のかなたの山に沈み、稜線がオレンジに染まる。
西部劇の世界だ。

ヘイズ、カーリー、見てる?私来たのよ!と叫びたくなる。
気分はクレメンタイン。
テーマソングだってちゃんと覚えている。
西部二人組。
この平原だって二人が通ったかもしれない、あの川で馬に水を飲ませたかもしれない。もしかしたらあの農家に一夜の宿を頼んだかもしれない・・・・。
・・・妄想の世界。ヨセミテの近くには、西部劇の時代のころのまま取り残されたような町があって、そんな風景を見た後に地平線の山の稜線がオレンジに輝くのを見ると、子供のころのヒーロー達が身近に感じられる。

Marced川の川岸には昔の金鉱堀の小屋がうち捨てられたまま残っている。
ジョン万次郎もこのあたりで金を採取していたのかも、と思う。


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ネイティブ

ヨセミテのビジターセンターの隣には博物館があり、その裏手はインディアン居住区がある。
昔はここでインディアンの踊りを見せていたとのこと。
今は住居だけが残っている。Pict1056Pict1057
この住居の中に子供を立たせて親が写真を写したりするのに使われている。

博物館の中にはインディアンのかごなどの工芸品や生活道具が置かれ、一部住居内部が再現されたり、再現した住居の中に人形を置いて生活風景を描いたりしている。
薄暗い博物館の中の再現されたインディアン住居の隅で白髪の小柄な女性がかごを編んでいる。観光客の求めに応じて写真におさまったりしている。

展示してあるsnow shoes はかんじきそっくり。かごは竹細工に似ている。白人と接触した後、住居の形は円錐形から掘っ立て小屋に変形する。子供の人形は裸で、男性の人形はポロシャツを着ている。
見ていて悲しくなる。彼らはモンゴロイドなのだ。
動物と植物はかろうじて国立公園の形で保護され大切にされているが、インディアンは欧州人が持ち込んだ疫病に罹患し、土地を奪われ、殺され、見せ物となり、そしていなくなった。

インディアンという呼び方は正しくないのかもしれない。しかしそれではnative americanは正しいのだろうか。そもそも彼らは自分の土地をアメリカとは呼んでいなかったし、自分たちのことをアメリカ人とも言っていなかった。ヨセミテの土地は彼らがアワニーと呼んでいたそうだ。湿地で薬草を採取していたそうだ。狩の前にはサウナに入り、ヒトの臭いを消して鹿に接近していたそうだ。ミスルトゥを丸めてホッケーのような遊びをしたり、煎じて神経症の薬にしたりしていたそうだ。

ネットのニュースでアイヌ政策がとりあげられている。
だから、私がアメリカ人のしていることをどうこう言うことはないと思う。少なくとも彼らはこの地にインディアンが存在していたことを展示し、忘れないようにはしているのだから。

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ヨセミテ

曇り、だけど日差しは強い。

昨日ヨセミテから帰宅。思いつきの一泊旅行で、ハイシーズンに直前の申し込みということで、近鉄インターナショナルの糸永さんにずいぶんお世話になった。

サンフランシスコからバスで4時間半。途中の丘の上に風力発電の風車が多数並んでいる。Pict0982

カリフォルニアの富の源泉の一つである肥沃な田園地帯を抜ける。アメリカの農業が産業として成功しているのは土地の広さによる効率的な農業のせいだとばかり思っていたら、政策としてオーガニックという付加価値を付けた農業を推進して産業として成功させたとのこと。自民党は農村の保護をしていると思っていたけれど、産業として育成するという点ではいまひとつ成功していないのではないだろうか。
ただ、農業には大量の水が必要で、乾燥地帯であるここでの農業には大量の地下水のくみ上げが必要になる。
いずれ塩害が始まるのでは?
ガイドの説明では、ハチハチダムを建設し、サンフランシスコの水はそこから供給されている、国立公園の水を引いている場所は他になく、サフランシスコの水道水はボトルの水より良質とのこと。
そうかなあ。ちょっと消毒薬の臭いが気になるけど。
サブプライム問題発祥の地、造成中に廃棄されたような住宅地も車窓の風景に現れる。

途中のガソリンスタンドでの休憩で、外が暑いのにちょっとびっくりする。カリフォルニアが暑い、というのはベイエリアと呼ばれるサンフランシスコではわからなかった。とにかく暑い。Pict0989

ヨセミテも暑い。写真撮影ポイントで降りて説明を聞くが、暑い上に、岩を見て何がうれしいのかいまひとつぴんとこない。山高きが故に尊とからず?
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バスの終点はヨセミテロッジ。とりあえず売店に行き帽子を買う。これで散歩ができる。足下にはmarmotと説明文にある灰色のりすのような動物がちょろちょろ。おなかをぺったりと地面につけてひなたぼっこをしている。Pict0996

あまりにたくさんいるので、ランカウイ島のやもりを思い出す。keep wild animals wild となっていて餌やり厳禁。なお、説明文を読むと公園内にはいろいろな動物がいるそうで、マウンテンライオンもいると書いてある。これに遭遇したときの注意書きもあり、うずくまらない、走らない、襲われたら戦いましょう、と書いてある。戦うってどうやって?それでなくても、関西医大の海外渡航外来でお医者様からアメリカには狂犬病があるから野生動物の唾液には触れてはいけないと注意されているので、この小さな動物だって十分におそろしいのに・・・。この国の人間だって十分にwildだと思う。
次に翌朝のglacier pointへの4時間ツアーの予約。
さあ滝への散歩だ。木陰の散歩道に踏み出したとたんにシダーウッドの香りにつつまれる。とたんに幸福な気分になり、来てよかったと思う。この香りをお届けできないのが残念です。Pict0998
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東は東、西は西

晴れ。久しぶりに暑いくらいに晴れ。昨夜は海風が霧を巻き上げて雲の中で暮らしているのかと思ったけど。

散歩で一筋横に入ると別世界が広がっている。
中国語の表示が多いなと思っているとタイ、ベトナム、ビルマなどと表示された店がずらりと並んだlittle saigon.
中国サンドイッチの店に入ると入り口から予想しなかったほど広く、中国の食べ物や調味料が並んでいる。ベトナム風生春巻きのパックも売られているから、中国といっても南の方かもしれない。
よくわからないのでチキンパイを注文すると、ふかした饅頭を渡された。

モンゴメリーからパウエルに戻る途中でチャイナタウンを見かけたので中に入る。
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Old shanghigh という店で、清の時代の古銭を売っている。手に取るとラストエンペラーを思い出した。これをアメリカに持って来た人は、どんな人だったのだろう。
路上では老人が中国楽器でフォスターを弾いている。ノスタルジックな思いに浸っていて、ふと気づくと自分のアイデンテティがぐらぐらしている。この程度でゆらいでどうする。
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エムプレスは散歩中に入るには高級すぎるので、中国人がたくさん入っている近くの飲茶の店に入る。蒸し物を持ってテーブルを回っていて、好きな物を取るシステム。えびがぷりぶりして予想もしなかったほどおいしい。注文の仕方がわからず、飲茶とは別にチャーハンを頼んだら、何人分かと思うほど出てきたので、テイクアウトにしてもらう。
エムプレスの美術品の方でみごとな刺繍の絵を鑑賞する。
その後パウエルに戻ろうとすると、Asia Art Center(美術品販売店)に行き当たる。入るとみごとな刺繍の絵が多く飾ってあり、そのうちのいくつかは売約済みとなっている。エムプレスで見たのと同じ絵もある。

ところで、昨日地図を見ていて、西と東を間違えていたことがわかった。オペラハウスは市役所の西。
太平洋も日本も西にある、という事実がどうしても感覚的になじめない。
太平洋は東にあるもので、日本は世界の東の果てにあるものだと思っていたのに。

サンフランシスコで初めてであった猫です。
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レジの前のショーケースの上にいたので、よくできたぬいぐるみかと思いました。
頭をなでると気持ちよさそうにごろごろするので、ケースから落ちないかはらはらしました。

風にはためく国連旗です。Photo
頭の上でばさばさ音がするので何かと見上げると。

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Wicked(Orpheum劇場)

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orpheum 劇場のWicked. 内容がわからないと困る思い事前にネットであらすじをチェック。おかげで十分楽しめました。


劇場は小振りながら凝った内装。傾斜が強いので前の人は全く気にならない。座席は私にちょうどくらいなのでアメリカ人には小さいのではと気になる。
土曜のマチネなので子供が多い。

これは何の話なのかなあと思いながら見ていたが、2幕目の終わりの方で、二人の少女の成長の物語だと納得する。
人種差別か、文明批判か、前政権を揶揄しているのか、などは余計な詮索だろう。10代の女の子たちがさまざまな状況を乗り越えてたくましく成長するのだ。
ちょっとクルミ割り人形NY版を思い出す。
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歌唱力も演技も素晴らしい。言葉がわからなくても圧倒的な歌声に引き込まれてしまう。ただ、wizard という単語がよく出てくるのだけれど、これが何かわからないのが困った。帰宅後辞書を引くと男性の魔法使い。・・なるほど。魔法使いに男性形と女性形があるとは知らなかった。

ネタばれはご法度だけど、ネタというのも馬鹿馬鹿しいというか、ネタ以前の問題というか。
花と散るという美学はアメリカには存在しないらしい。この国ではあらゆる物語はハッピーエンドと聞いていたが、これがそれか・・・・。

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市役所

土曜日。久しぶりにカリフォルニアの日差しが戻ってきた。

偉容を誇る市役所。
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入り口でセキュリティチェックをしていたので、以前裁判所に入ったときに靴まで脱がされたことを思い出しめんどうかとためらっていたら、セキュリティのおじさんが手招きしてくれて、荷物を開けられることもなく通してもらえる。

外見も立派だけど、入り口ホールは豪華。015
天井まで装飾されている。008

大阪市役所も立派だと思っていたけど、これを見ると大阪市が贅沢だという気が失せた。もっともホール以外の執務室のあたりはむしろ古くて質素。
旗が立っている部屋の名札を見ると市長室。
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観光客に混じってドレスアップした人達がホールのあちこちにして、何かあるのかと思ったら、何組もの結婚式がなされている。
黒い服を着た女性が何かを読み上げていて、その前にカップルが立ち周囲を親族らしい人達が取り巻いている。
数名のプロカメラマンらしい人達がその様子を撮影している。
式が終わっても記念撮影が続いている。
結婚っていいなあと思いかけて、離婚率の高さを思い出す。

ピーツコーヒーでお茶をしていると、若い颯爽とした女性がお茶とクッキーを買って店を出て、次の瞬間店の前に座っていたホームレスとおぼしき男性にクッキーの袋を渡し、振り向きもせずにそのまま通りを下って行った。
マイボトルを持参してコーヒーを買いに来る人も結構いる。
マイボトルでコーヒーを購入したおじさんは、備え付けのお砂糖のびんの半分くらいをマイボトルに入れていた。
そんなにお砂糖入れると別の飲み物にならないかと心配になる。
この街の住人を理解するにはもう少し時間がかかりそうだ。

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市役所の向こう

霧。お天気がよくないので大学の図書館で本を読むことにする。
おそろしいことに久しぶりに本を読むと眠くなる。
寮にもどってうたた寝をして気づいたら午後7時。外はまだまだ明るい。
市役所の向こうにピーツコーヒーがあることがわかり紅茶を買いに出ると霧雨。

市役所の隣は州の裁判所。その向こうに行くのは初めてだが、どうやら州政府の建物らしい。熊のマークのカリフォルニア旗が翻っている。カリフォルニアが共和国というのはここに来て初めて知った。

道路のこちら側にはホームレスの人たちが多い。
道路を西に渡ると別世界が広がっている。
ピーツコーヒーの入っている建物は、本屋、寿司屋、映画館、花屋、レストランがあり、上はマンションのようだ。
市役所の西側にはオペラハウス、サンフランシスコバレエ団。コンサートホールでコンサートが開催されるようで、おしゃれをした人達がホールの入り口にひしめいている。

大阪市の市役所周辺も裁判所周辺もホームレスの人達はいる。同じ風景と思えばよいのだろうけれど、こちらのホームレスはテントで暮らしている大阪市役所周辺のホームレスよりも深刻な状況に見える。
華やかな雰囲気のコンサートホール周辺と道路一つ隔てた状況のギャップがしっくりとこない。
ここの人達はどう思っているのだろうか。

散歩の途中アメリカ人のおばさんにMarket Street はこの通りかと尋ねられ、あちらだと指さすと大変喜ばれる。
アメリカ人に道を聞かれるとは思わなかった。

近鉄インターナショナルで来週のヨセミテ旅行を予約する。
ヨセミテ旅行のためにNYのオフィスに電話をする。時差が3時間のため、こちらで9時だとあちらで12時。office hour を考えるのがめんどう。


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とげとげとげ

今朝も霧が晴れない。

昨日アマゾンからラジオ付き目覚まし時計、KDDIから携帯電話が届いた。

時計はソニー製。まず間違いがないだろうと思ったのに、時間の調整をしようとボタンを押しても反応しない。
時計は東部時間を指している。同じ国で3時間も時差があるなんて・・・。
それはともかく、このままでは返品交換というめんどうな手続きになりかねないと説明文を見ながら時計と格闘する。アメリカに来るとソニーもアバウトになるのか?
しばらくあちこちいじっていて、ふとボタンの押し込まれた状態のまま引っかかっているのに気づく。
爪の先でひっかけてボタンの位置を戻してやると他のボタンが有効になった。
無事ラジオを聞くことも目覚ましのアラームをセットすることもできた。

目覚まし時計を買うというだけで、半日歩き回ってここなら売っていそうという店に入ったり、ネットで電気屋さんを検索したりしたあげくにアマゾンで購入ということを思いつき、その後米国アマゾンに登録という手間がかかった。
そのうえ届いた電話とひとしきり格闘・・・・。

携帯電話の方も説明文を見ながら設定をする。
結構時間がかかりめんどうだけど、これがあればもらった名刺や電話番号をどこにしまったか考えなくてすむ。

昨日市場でカクタスの実を売っていた。
札にouch ouch と書いてあったけど、見たところそれほどとげとげしていないし、たぶんカクタスということを強調しているだけだろう、とちょっと触ってみた。
決してこのようなことはしないように。

指先に細かいとげがたくさん刺さり痛い。
このとげは触ると実から抜けて触った方にくっつく。
目に見えないほど細かい。指から抜けない。
もしこの状態になったら、指を口に入れてはいけない。
とげを吸って出すことはできるが、そのときとげがどこに行くかをよく考えるように・・・・。
指に刺さったとげはとげ抜きで根気よく抜くことができたが、口の粘膜に刺さった分については放置。

こんな危険物、市場で無造作に置いていてよいのか。第一買っても処理できないじゃない。

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Freedom

曇り。昨日の夕方晴れてきたので、今日は晴れかと期待したけど朝から霧が晴れない。ときどき顔に当たるのは霧雨か強風であおられた噴水のしぶきか。

朝市に行くのも3度目で少し余裕がでてくる。スイートコーンがおいしそうなので、小さそうなのを選んで購入。3つ1ドル。部屋に帰って早速ゆでてみると、秀逸。もっちりして甘い。
道路沿いの方を見るとローストチキンやベルギーワッフルの車が止まっている。これは昼食用みたい。
昼前にチキンを買いに行く。ワッフルを買って食べながら歩いている人を見ると、形は私の知っているベルギーワッフルだけど、大きさが・・・・。
チキンは丸ごと1羽が12ドル、ハーフが6ドル50。4分の1とポテトで6ドル。
さてどれがお得でしょうか。ちなみにポテトsmall 3ドル、large 5ドル。

昔ドイツの街角でローストチキンのハーフを買って、おいしかったのでさらにハーフを買ったのを思い出し、丸ごと1羽でもいいかな、と思ったけど、とりあえず昼食用にと4分の1とポテトのコンボを購入。
部屋に帰ってと袋から取り出すと、やはり大きい。4分の1にしておいてよかった。
ローズマリーをたっぷり塗ってあり、柔らかくて脂肪が少なくおいしい。けど量が多い。

広場で高校生くらいに見える若い女性たちが、見たことのない旗を持って集まっている。しばらくするとプラカードのようなものを持ち出した。
暴力をやめろ、子供達を孤児にするな、と書いてあり、アラブ系のような子供達の写真が貼ってある。
正しい主張だと思う。主張する場所も正しい。国連前広場。
ただ、曜日はどうだろうか。市場の買い物客が多く、写真を撮っているおじさん以外誰もあまり関心を示さない。
戦時中に、こういう主張を堂々とできるのが表現の自由だと思う。

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アジア美術館


曇り。寒い。夕方になってようやく晴れてくる。
日本では日食。NHKがライブでネットに映像を流している。なんて便利なんだろう。

寮のコインランドリーに初挑戦。25セントコインの投入口があり、洗濯室の近くに両替機も置いてある。
とりあえず25セント硬貨と1ドル札を何枚か持って行く。
100と表示が出ていて、1枚入れると75になる。時計のマークがついている。75分?
しかしスタートを押しても何も起きない。
もう1枚硬貨を入れると50の表示。それで後2枚入れると32の表示に変わる。
32分なんだろう。スタート。

30分くらいして見に行くとまだ脱水中。
少し待って今度は乾燥機へ。ここでも100の表示があるのでコイン4枚を入れると今度は45の表示。45分でバスタオルなんかが乾燥するのだろうか?
とりあえずスタート。45分して見に行くとすでに止まっている。開けるとすっかり乾燥している。

その後絵はがきを日本に出すのに切手を買うために寮の周辺を歩いて郵便局を探す。
治安の悪い地区とは聞いていたけど、あまり歩きたくない雰囲気。
寒くなったのでコーヒーをもらいに大学の本屋へ。ここで切手を売ってないかと思ったけどないとのこと。最寄りの郵便局を教えてもらう。

日本まで絵はがき98セント。定形外と思われる大型のイルカ型のも98セント。
切手2枚に20ドル札を出すと、小さい額のを出せと言われたので、後8枚切手を買う。

郵便局はMarket Streetにあり、広い通りでこのあたりは銀行などがあって大学の裏ほど怖くない。
郵便局の隣に大きな文房具店があり、電気スタンドも売っている。ここに来ればなんでもそろいそう。

Orpheum劇場の前を通ったので、Wickedの上演予定表をもらって、土曜と日曜にマチネがあることを見つける。
週末は平日に比べてずいぶん高い。
安い席でもいいかなと窓口にチケットを買いに行くと、よい席があるけどどう?と勧められてオーケストラ席99ドルを買う。
この街の人たちはとても商売熱心。ドラッグストアのレジのおねえさんにいたるまで、レジを打つ前に、キットカット3つで1ドルだけどいらない?と言う。
窓口やレジ係が売り上げに貢献して何か利益があるのだろうか?

近くのアジア美術館がsamurai展をしていたので、入館。002

samuraiの代表は宮本武蔵らしい。五輪の書がfive ringというとは知らなかった。なにやら神秘的なことが書かれていそうなタイトルに聞こえてくる。細川元首相が館長をなさっている美術館からの貸し出し品が並んでいる。細川家700年の歴史、と説明文にある。元首相ご自身の作品も並んでいる。
ガラシャ夫人を偲んで作られた鐘や戦国期の茶道具。能装束や直垂。碁盤と碁石。保存状態もよく、歴史の重みを感じさせるものばかり。

常設展も充実している。充実しているだけでなく、展示の仕方がよく考えられている。天井の装飾も展示品にあわせてあるし、下部の装飾がおもしろいものは高いところに置かれている。さらに、展示の順に見て行くと、古代のインド彫刻がその後のアジアの彫刻にどのような影響を及ぼしたのかわかるようななっている。

写真の展示室に、明治初期の日本の風景のアルバムが置いてある。
さすがに道とん堀のあたりはずいぶん雰囲気が違ったが、猿沢の池から五重塔や、宮島の神社と鹿など今も変わらない風景もある。ある日突然江戸がなくなったのではなく、幕末の風景は時代劇のセットよりも現代に近い。

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入学手続き

曇り。お昼ころになっても雲が空を覆っていて肌寒い。こんな天気は1週間前にここに来てから初めて。

授業料の支払いと予防接種済みの証明書の提出のために大学に行く。
ただこれだけのことなのに、冒険気分。銀行の小切手を使うのは初めてだし、訪問先の部屋がどこか行ってから受付で尋ねないといけない。

講義棟に行って授業料の支払いに来たと告げると、部屋を教えてくれる。小切手を書いている途中で数字の綴りに不安を感じる。
小切手は最初に発行される住所氏名の印刷されていないものなので、住所氏名も手書きで書き込む。
ようやく完成して、これでよいか尋ねたら、使用目的も記載するようにとのアドバイスがあり、それも書く。
よほど私が緊張した様子をしていたせいか、窓口担当者が子供に教えるように励ましてくれる・・・・・。

できた、とほっとしたのもつかの間、銀行に住所変更の届けを出していないのを思い出し、記載した大学寮の住所で銀行が小切手の支払いに応じてくれるか不安になる。
担当者に告げると銀行に電話したらいいよ、とアドバイスをしてくれる。
簡単に言ってくれるけど、こんな複雑なことを銀行に電話で言うのか・・・・。

その後受付に戻り、health center の場所を尋ねるが、なかなか通じない。
図書館の2階、と言われて、指さした方へ行こうとすると、図書館を知らないのか、と言われ、知らないと答えると隣の建物だと教えられる。
たどり着いて3枚の書類を提出すると、担当者がチェックしてperfectとにっこりしてくれる。よほど私は引きつった顔をしているのだろうか???

せっかくここまで来たのだからと図書館を見学する。
本のにおいがする。秘密がいっぱいつまったにおい。人類が蓄積してきた知識が詰まっているにおい。
一瞬にして大学時代を思い出す。松井教授に会いにバンクーバーに行こうかなあ。

図書館で絵はがきを書いて、その後1階の本屋さんをのぞく。午前中コーヒー無料サービスと出ている。中二階のようなところに行くとポットと紙コップが置いてある。おいしい。カップを見るとピーツコーヒー。

バーの試験のためのカードを売っている。強盗をしようとして騒がれて逃げる途中で人にぶつかって死なせたときには、強盗殺人か、みたいな問題が表に書いてあり、裏面に答えが書いてあるようなカード。
武装強盗の機会の途中の殺人みたいに書いてあったけど・・。

ペーパーバックの法律用語辞典を売っていたので購入。
勉強しなきゃって気分になってくる。

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国連広場の朝市

19日日曜日 朝窓の外を見たら広場が市になっている。
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早速カメラを持って出る。魚売り場に興味津々だけど、量が多すぎ。それに寮の部屋で調理するのはいろいろ問題がありそう。
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トウモロコシはみんな自分で皮をむいて中を確かめて買っている。ワイルドな買い方。
水曜に買ったサラダミックスがまだ冷蔵庫に残っている。2ドルで小さな枕くらいの大きさのパックなんだから。だんだんと購入に慎重になってくる。トウモロコシもゆでたらおいしいだろうけど、3本いくら。いくら小さいとは言っても・・。
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あれこれ迷ってインド人のおじさんからチキンマサラのバックを購入。
ナンもすすめられたけど、昨日フェリービルで買った大きなハーブパンがまるまる部屋にあるし。
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部屋に帰って昨日購入したソース用のお鍋でベーコンエッグを作る。期待以上の優れもの。ベーコンも香ばしい。生活用品は安売り店でとても安くで売っているけど、ちょっと高くても気に入った物を買うと期待・予想以上ということがわかってきた。

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アメリカンブラインド

寮の部屋の窓は大きくて木製の枠。要するにとってもクラッシック。
窓枠の下の方に取っ手がふたつついているけれど、これを私が両手で持つとかなり腕を広げた感じになり、力を入れて上に持ち上げることはできない。
しかしそれではいつまでたっても窓は開かない、開けられない。

おそるおる一方の取っ手を持って持ち上げると少し持ち上がる。この状態でもう片方の取っ手を持って持ち上げると予想外に簡単に窓を開けることができた。
風が冷たくと心地よい。

そのうち夕方になり、ブラインドを閉めようとするのだが、これがなかなか言うことをきかない。
下げようとするとあがったり、上げようとするとするするとすべり降りたり。
以前、留学生のブログで、斜めに引くとすとんと落ちたという記載があったので、こわごわ斜めに引くが何も起きない。
ネットで検索すると、左斜めに引いたら降りたという記載があり、もしかしたらと左側に引くと、すとんと落ちた・・・。

バスタブとシャワーのお湯の切り替えもわからずあきりめて管理人室に聞きに行ったし、ゴミ捨て場もわからず、辞書でゴミを捨てるという動詞を確認してから警備員さんに尋ねた。
ゴミ捨て場は各フロアにあると言われ、廊下をうろうろしたらすぐ近くにゴミ捨て場があった。ダストシュート。12階からゴミを下に落とすのが怖い。第一ガラスとかどうするのだろうか。
リサイクル用の紙を入れる大きな大きなバケツはあるが、中を見るとプラスチックまで入っていたら結構いいかげん。
分別収集をしていないのか。
電池などの有害危険ゴミはどうするのだろう。

こんなに涼しくて、湿気が少なくて、日差しのよい国にいると、地球環境とか温暖化なんて気にならないのだろうなあ。

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サンフランシスコ到着

晴れ。

14日火曜日 サンフランシスコに到着し、大学の寮に入る。
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管理人にベッドリネン等生活に必要な品を買う場所を教えてもらう。一駅となりのパウエルで降りてRossへ行けとのこと。
よくわからないが、とりあえず行くと駅前にRossの大きな看板があり、とりあえず入る。
タオル、シーツ、枕など一通りそろっていて、とても安い。とりあえず必要なものを持てるだけ買って帰る。寮の隣のグロッサリーで飲み水を確保。

15日水曜日。朝起きて外を見ると国連広場が市場になっている。行ってみると、野菜、果物、はちみつ、魚等々。オーガニックだとか、近郊の農場とかいうのを宣伝文句にしている。地産地消に価値が見いだされているらしい?近くの農家のものの方が安心安全ということなのだろうか?バブルのころ、東京では世界中の食材が手に入ると言われ、それが豊かだという風潮だったけれど、近郊の農家の作る安全なものを市内で直接生産者から購入できるということの方が豊かではないかという気がする。
確かバブルのころ、アメリカは日本に、東京の近郊農家をつぶしてアメリカ製の大型冷蔵庫の入るマンションを建築しろと要求していた。日本側が田は自然環境でもあると抵抗したら、アメリカは、誰でも近くに農家があるような環境に住みたい、しかしそれが許されないこともある、と日本に説教していたように記憶する。
どうもアメリカは日本を余剰品の捨て場所にしているような・・・。

午後からパウエル駅周辺の繁華街に衣類を買いに行く。街中セールをしている。ブルックスブラザーズ。さすがに仕立てがよい。せっかくだから日本では避けていた黒のシャツを購入。きれいなサマーセーターが半額になっていたのでこれも購入。

16日木曜日 まだ少し時差ぼけをしているようで眠い。食料品の調達や銀行の手続きのためにジャパンタウンに行こうとパウエル駅周辺でバス停を探してうろうろするが、バス停が見つからない。あきらめて切符売り場で尋ねたらSutter通りへ行けとのこと。結構離れているし、上り坂。
バス停を見つけてバスに乗ってしばらくして運転手さんにジャパンタウンに行きたいと言うと通り過ぎたというので、降りて探す。が見つからない。
地図で確認すると、通り過ぎたどころかまだまだ先。途中でビクトリアハウスを眺めたり、ピーツコーヒーでお茶をしたりしながらのんびりたどり着く。
ジャパンタウンに入ると、アンデルセンのパン屋があってびっくり。美容院も銀行も紀伊国屋も日本語で対応可。

17日金曜日 ジャパンタウンの帰りに知り合ったYokoさんとランチ。Photo_3
エンバカデロセンター近くのベトナム料理。期待以上においしい。満員で1時間待ちと言われたのだが、待つと言うと、店員さんがYokoのbabyを見てすぐにテラス席を用意してくれる。アメリカでは幼児を連れているとときどきこういうことがあるとのこと。通りすがりの人が次々にbabyに話しかけたりあやしたりする。ママというのは特権階級らしい。空港でbabyのレンタルでもしてないかなと思うくらい。日本でもこのくらいbabyとママに優しければ子供を持ちたい人が増えるかも。
Yokoさんにmunuバスのチケットの表示の見方など疑問に思っていることを教えてもらう。ベビーカーを押しながら周辺を散歩して、このあたりはパウエル周辺より落ち着いた感じで料理店も地元のビジネスマンが行くおいしそうん店が多いことがわかる。
寮に戻ると、日本から送った荷物が届いていた。箱を開けると衣類がなんとなく湿気た感じがして、荷物を詰めたときの大阪の気温と湿度を思い出す。

18日土曜日 フェリービルの市場に行く。
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市場より建物の中のお店の充実ぶりが嬉しく、バター、ミルク、野菜パスタ等々買い物をして、サンドイッチを買った後にsur la table キッチンウエアの店がセールをしているのに気づいてパスタトング、木べら、ボウル、グラス、パスタソース用鍋を購入。生活に最低限必要なものがそろった後は少しずつなくてもよいけどあったら嬉しい物に目が行く。文化的な生活まであともう少し。
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KDDIに携帯電話の購入申し込み。電話はスカイプでかけているので私は不便がないけれど、寮の警備員さんから連絡先を届け出ておいてねと言われてしまったので。

日中の日差しは強いが、海風が冷たい。夕方になると肌寒く、明け方はごうごうと風が吹いて寒い。
夜明け前になるとかけぶとんの購入を考えるのだが、日が昇ると暑いの手前の気温になるので、そんなことは忘れてしまう。

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